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切り替わりの冬学期。

少しご無沙汰していました。
立春を過ぎて、明らかに陽の光の感じが変わり、暦の上でも実際にも春を感じることも増えてきました。
しかし大学院の方は文字上は季節が巡るのが少しゆっくり。
1月いっぱいで秋学期が終わりちょうど1ヶ月ほど前から冬学期が始まりました。

今学期はとても短く、2ヶ月間しかありません。
その代わりに1つの授業が週に2コマあります。授業によっては2コマ連続だったりもして、なかなか集中力が必要。そして瞬く間に時間が過ぎていく感覚があります。だって、先週すでにある授業では中間テストが!3週間後にはもう期末テストです!!ようやくペースを掴んだと思ったらもう半分過ぎてしまったという感じ。プラス秋学期の疲れが出て体調を崩したり、他にも忙しくしたりとこの1ヶ月はなかなか濃い時間でした。(おかげ様で35歳を迎えることもできました!)

冬学期の中身について。最初の週から2週目にかけて気になる授業に全て出てみてとても迷ったのですが最終的には今学期は2つの授業を履修、1つの授業を聴講しています。(聴講と言ってもディスカッションなども全て参加しています。)
冬学期の授業に多いということもありますが今回とったのはマクロ経済学と日本の財政改革の授業で偶然?共に経済系。秋学期を含め入学前に想定していた以上に経済系の授業を履修している自分に驚いています。詳しいから取るというよりも、知りたいから取る、という感じで難しい内容や初めての内容も多いのですが複数の授業を一緒に受けることで理解が相乗効果で高まるのが面白く嬉しいです。

また冬学期は秋学期と比べて必修の科目が少なく、自分が所属するコースとは別のコースに所属する留学生との交流が多いのも新鮮です。
例えば日本の財政改革の授業は、Public financeコースの学生が多く履修していて、元々財政について知識や経験がある学生がほとんど。私のコースからは私だけしか取っていないので議論がより専門的になる傾向があります。秋学期は毎日と言っていいほど顔を合わせていた同じコースの友人たちですが、それもごく一部の学生とだけになり、よりそれぞれの興味が反映されている学期になっていると感じます。

秋学期の成績も先週帰ってきました!
何事も挑戦!と思ってえいやっと受講したデータサイエンスのクラス、そして課題も多かったけれど世界の歴史と国際関係の理論を叩き込まれた国際関係のクラスでBだった以外は全てAをいただくことができました。(ちなみにデータサイエンスは基礎といいつつエンジニアのようなことをしたので、Bでもとても嬉しいし満足!!)良い成績が目的で院に入ったわけでは全くないのですが、少しホッとしました。何しろ英語での課題などもとても久しぶりでしたし、最初は授業の受け方も何もかもやり方が手探りだったし、家庭のことも日々色々やったりと本当にギリギリだったので・・。
1つ言えるのはとてもコースの友人たちに本当に助けられました!ノートをシェアしてくれたり、分からないことは一緒に考えてくれたり教えてくれたり・・、課題に追われている時はお互いに励ましあったり、時にはくだらないことをぶつくさ話したり。良い仲間に恵まれたことがとてもとても嬉しい!(これは大学院に入った大きな目的の1つでした。)

ここまで読んで、そんな大変だった秋学期に比べて冬学期は3つの授業だけだからすごく暇でしょう!と思われるかもしれないのですが、そうではないのです。大学院って実によくできているのですね。やっとここで卒業論文に力を入れることができるようになったのです。言い換えれば、論文の準備をそろそろ本格的にしないといけないということです。
これについては、周りは行政バックグラウンドが圧倒的に多く、みな自分の研究テーマを自分が所属する省庁に関係するものにするなど早々に決めていくなか、私は本当に行ったり来たりでした。アカデミックな論文の書き方の構成や書き方も同時並行に学んでいるから常に頭はパンク状態。なんとか昨年中に大きな大きなトピック、そしてアドバイザーになっていただく先生は決まったものの、細かいテーマや方法論でまた迷い、、年明けから先週まで結構悩みの境地にいました。しかしアドバイザーの先生にも助けられ、ようやく方法論が決まりました。結構1年の修士コースの学生にしては時間的にも内容的にもハード目なやり方になりそうなのですが、せっかくのこの機会、やるだけやってみます!!

・・・と覚悟するのに情けないのですがまた1週間ほどかかり、(笑)今ここに宣言のような気持ちで書いています。ここから2ヶ月ほどは授業以外はデータ取りに大きく時間が割かれそうです。ですが、達成すれば今の大学院では自分にしかできないようなやり方で論文が書けるチャンスになりそうです。楽しみたいと思います。また、自分を鼓舞するような気持ちでこちらにも進捗を書ければと思います。
まだまだ朝晩の寒暖の差が激しくて体調も崩しやすいですが、皆さんも元気にお過ごしくださいね。

写真はシンガポール人の友人とのランチです!このときの話題は卒論、日本とシンガポールの教育システム、徴兵制、簡体字がメイン。なかなか公共政策の学生っぽい!?(笑)
友人との時間からエネルギーと美味しいものをチャージしてぼちぼちやっていきます♪

シンガポールの名門高校を経てイギリスの大学とアメリカの大学院を卒業している彼女。
コースは違うのですが、秋学期の日本の政府・政治のクラスでナンパしてきてくれました。
日本で2個目の修士を取る姿に刺激を受けます。

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