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今日見た夢の話

一つ目

かまいたちの濱家の家に行くことになった
濱家の家に行くと
奥さんが出迎えてくれた
物腰柔らかそうな奥さん
エプロンを着てコトコトスープを作って
マフラーを編んでそうな奥さん
一体何者なんだ
その優しさが怖い


それまで奥さんとわたしの間では色々あった
濱家はキッチンに立って色々会話をしてくれた
ニコニコフレンドリー濱家
わたしは、この前のアレ大丈夫やった?
とか山内がどうの〜と当たり前のように話す
濱家もケラケラ笑いながら当たり前のように相槌を打ってくれる


ふと気付くと
わたしが愛用しているフェンディのバッグの布だけが
床に散乱している
どうやら濱家の奥さんはわたしが前に渡したそのバッグを切ったらしい
何故そんなことをする?
全く訳がわからない
だが奥さんは優しそうで、全く悪気は無さそうで
むしろこうすることが当たり前の世界なのかもしれない
やはり優しい奴は何をしだすかわからない

わたしは奥さんが切り取ったところだけ穴が空いた、ビリビリフェンディを持って帰ることになり、気分は最悪だった

そんな中でも濱家がニコニコ笑ってキッチンから会話してくれる
その優しさが怖い

するとなぜか急に母親がきた
いきなり濱家の家にあるでかい白ソファに飛び込んで
横になっている

は!?
人の家のソファに横になるなよ
咄嗟に母親に文句を言う

母親は
ドデンッ と座って
不貞腐れた顔をしている
ありえないほど部屋着でスッピンだ
濱家の家を実家とでも思っているのか
飲んだくれの地獄の果てを目にしているみたいだ
すると母親と濱家の奥さんは仲良く会話をし始めた

陰と陽だ、おかしい、割に合わない2人だ
どうゆうことだ?なにがどうなっている?
そういえば過去にわたしの母親と濱家の奥さんは面識があったような気がする
母親が仲良いと言い張ってたな、そんな気がする
だからソファにも横になれるのかもしれないな
自分の中で納得した

帰り道、外は真っ暗
横を見ると、タクシーにハーフモデルの友達が乗っている
インスタでよく見るセレブの格好をしている
目の前でタクシーを降りるようだ
やばい、目が合う!と急いで横の信号を待つようにそっぽを向いて歩く



二つ目

国ちゃん伊藤ちゃんと話している
川原さんもいる
伊藤ちゃんは携帯から私の好きなandymoriを流している
心地良い世界だ
この平和が一生続けば良いのに
そう願った

そうだ
川原さんの個展に行こう、
ついでに国ちゃん伊藤ちゃんにもなんかあげよう
個展が何かあんまりよくわからないが、
伊藤ちゃんになんかあげたら嬉しそうな顔するだろうな
あとで2人にLINEしよう

私は自分の姿を人に見られるのが好きではないが、川原さんに私の姿を見られてもいいやと思った


わたし、女、男の3人で個展に行く準備をする
川原さんの話や国ちゃん伊藤ちゃんの話で盛り上がった
当たり前のようにみんな知り合いだった
2人は芸人さんでもしてるのかな?
素性はよくわからない

サインを書いてもらう為にみんなは色紙とか持っていくのかな?
そう考えながら色紙を探すが、わたしの本棚には色紙はなく、そこにある大量の本の中からくまのがっこうを選んで取り出すが
いや本の裏に書いてもらってもな、、とか色々考えた挙句、いつものフェンディのバッグだけで挑むことにした
いややっぱり何もないよりは絵本の一冊でもあった方がいいかな
いや、いいわ、顔に書いてもらうわ!とボケて
2人にツッコまれる
世界一おもんない会話である
フェンディのバッグは濱家の奥さんに切り取られた穴が空いてビリビリに破けている

急いで家の鍵と自転車の鍵、充電されていなかったはずが充電満タンのスマホをカバンに入れる
家を出たいが、何故か男の子に借りた靴の靴紐を結ぶのに時間がかかる


するときなこ(犬)が後ろに来た
場は、わたしの靴紐の結び方で盛り上がる
まず二重に結んで、次にリボンも二重にする
その方が取れにくいからだ
片方だけ長いひも
そしてもう片方も二重に結び、続いてリボンも結ぼうとするが、紐が足りなくなった
後ろからきなこが行くなと言わんばかりに見つめてくる


よく考えると、わたしだけやけに軽装、というかいつものフェンディのちっちゃいバッグひとつだということを2人にイジられる
そして、わたしだけペンを持ってないことも言われるが、そもそもペンなんて家にないし!と思う

そういてばサイン書き始めるの9:40からじゃなかった?
急いで行かないと!
と3人で焦り始めた
川原さんの個展というものが、
どんな感じで何を書いてるのか、何人だけ書くのか、何時に終わるのか、全くわからない
そもそも個展というより出待ちの感覚に近い



やっと家を出てエントランスに行こうとするが、財布がないことに気づいて友達を先に行かせてしまう
これが全ての終わりだった

財布を取りに戻る
家を見ると、しっかり家の前に財布が落ちている
さらに隣の家の前にスポンジなどの掃除道具が置いてある
何これ?と思いつつそれをわたしの家の前に投げる
いやこれ投げても意味ないか、隣の家の母親が買ってきたのかな、ああ、わたしのお兄ちゃんがこれ使うか、と訳の分からない思考を巡らせる
結局大人しく財布を取って急いでエントランスに続く階段を降りていく

すると成人式で沢山の新成人と大人がいる
授賞式?をしているらしい
それに入り込まないようにささっと走って駐輪場へ向かおうとすると
母親やおばあちゃんが外に並んで後ろに座っていて新成人であるわたしを写真に収めようとしている
それを無視して急いでわたしは駐輪場へ向かう

しかしそこはいつのまにか京橋の駅だった
え?ああそうかここは繋がっているのか、駐輪場に似てるもんな、とか色々思いながら駐輪場を探す
駅からは電車が走っている

だがそこにあるはずの駐輪場が一向に見当たらない
というか辿り着けない
あんなに急いでいたのに、携帯画面を見ると11:40だった
確か川原さんがサインを書き始めるのは9:40からのはず
やばい!終わってしまう!
でも何時までだろう
というかみんなに書いているのだろうか
いつまでも出待ちの感覚だった

とにかく焦って急いで歩くが、
いつのまにかそこはUSJだった
USJにはチケットがないと入れないはずなのに、何故か別ルートみたいなところから入ることができて
知らない山みたいな砂漠みたいなマリオの世界みたいな所だ
特有の柱がある
親子連れのお客さんが沢山来ている
去年USJでバイトしてたから、客として来るのは随分久々な気がする

あ、そうか、ここはお金がなくても入れるんだったな
懐かしいなあ
昔よくきてたっけ

実際そんなことはない
そして駐輪場はない、辿り着けない
さらに歩くと生き物がいっぱいの、まるでディズニーシーかどっかのアリエルのエリアみたいなところに着いた
辺り一面青くて、水族館みたいだ
見たことあるようなないような、そんな場所だ

あっちの方でお兄ちゃんの友達のめいちゃん(仮名)が、当時の姿のままニコニコと歩いている
前も誰かと歩いていたのを見た
パパ活でもやってるのだろうか

それを見てマスクをしていないことに気づくが、ああそうか今もうコロナだけどマスクしなくていいのか、と謎の考えに辿り着く

いやそんなんどうでもいい
わたしは川原さんの個展に行くために
あの駐輪場を探しているんだ
とにかく母親にLINEすると
母親の職場の男の人がそのLINEグループに入って何か言ってるらしいが、全く頼りにならない


一向に駐輪場には辿り着けない
必死になってUSJをグルグル回っているが
どこを探しても駐輪場がない
流石に不安になって近くにいた警備員に尋ねると、
人差し指が〜と言われて、は?となる
よく聞くと、中の階段を上がると〜どこどこへ着いて〜と説明している
指さされた方向を見ると確かに階段がある



階段をのぼると、謎の繁華街、地上なのに地下の売り場みたいなとこへ出る
やっとしっかり外だ、真っ暗だ
そのまま歩くとそこは見たことあるようなないような風景
多分夢で過去に来たことがある道だった
後ろの方にある温泉から来たのか?
同じバスローブ?浴衣?謎の着物をきた男女カップルが続々と暗い中、山道を歩いていく
エッチな大名行列か?
この人達は今からみんなでバスに乗って
同じ旅館かどっかに行くんだろう
自分はここの道じゃないな、と信じて違う方向へ向かって歩くが
やはり駐輪場がない




もう仕方なく男女カップルの行列に並んで歩いて行くと
険しい山道、暗い、ほぼ直角の凸凹を降りていくことになった
なぜかその時には既に虹の黄昏のどっちかと一緒にいた

早く川原さんの個展に行きたい、
早く行かないと終わってしまう、今11:40だったけど、川原さんの個展って何時までだっけ?
てかサイン書いてるだけ?なんか売ってるのかな?
虹のそいつは知らないと言う
でもなんかめっちゃ後ろから支えて応援してくれている
赤い、赤くて応援してくれている
応援団みたいだ


そういえば道に迷っているだけで駐輪場の場所を調べていなかった
Googleマップを開こうとするが繋がらない
携帯の画面が消える
何度もタッチするが消え、全く使えない

ふと向こうを見ると横に熊がいる
熊が黙々と生きている
前を歩く男女カップルがうっすら熊で騒いでいる
だが、わたしは熊なんて平気だった
そんなのどうでもよかった
ただ、まだ川原さんの個展に行きたくて
そのために自転車に乗りたくて
駐輪場を探している段階にいる
このままずっと山を降り続けて本当に着くのかな
不安が最高潮になった

川原さんの個展に行きたい
と思い母親に「川原さんの、、、」とLINEを打とうとするが
「かわはん」になる

わたしと虹のあいつは山を降り続けている


目が覚めた
私はすごい体勢だった
左手を回して首を掴み自らギュッと締めながら
虹のあいつと険しい山を降っていたようだった
絶対駐輪場ないやろ
と思いながら

よく考えると川原さんの個展はとっくに7月頭に終わっている
あと国ちゃんと伊藤ちゃんと全く面識ないのに
夢の中では友達だった

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