幸せになれるかどうかは器を持つかどうかだ。幸せは入れるもの。無理に器を大きくしようとするから壊れる。溢れた幸せは他へ渡せばいいだけのことだ。余裕とはそういうことだ。独り占めは互いにとっても善くない。

どの命でも親からの愛情を受けた以上それはその仔に一生宿る。たとえそれが一瞬の愛情でも。だから生き物は他者を愛せる。それをどこかで引き継がせるために。

『大切な家族や自分の生き方を「安室奈美恵」の犠牲にはさせないって誓ったんです』 -安室奈美恵 -

本当に伝わるのは人柄だ。言葉は手段。ぶっきら棒でも短くてもいいじゃないか。本心から贈られた言葉は心に沁みる...。

裏切りで自分が傷ついた。であればそこから離れるべきだろう。もしかして思いが強過ぎたのかもしれない。自分が思っていたほど相手は違っていたのだと。信じていたものが「違う方向」へ向いただけなのだと。悲しいかな、相手と自分は一心同体にも成り得るが、同時に常に他人だ。

将来一緒になろうと思う人のことを知りたいなら、その人の母親を訪ねるべきだ。見かけだけではない彼・彼女の為人（ひととなり）を知れる。きっと驚き、そしてもっと好きになると思う。

結婚とは、お互い「覚悟」の一言に尽きると思う。

思いは言葉や文字で全ては表せない。思いは伝わるもの。水に垂らしたインクのように広がって。
　そのこと、皆んな気付いている。これからどうあるべきか。人と人が一緒に生きてゆくのに本当に必要な事とは何かを。