いわもと

日々雑感

いわもと

日々雑感

マガジン

  • 岩本家なりのテレワーキングスタイルとは?

最近の記事

何はともあれ、わたしたちこの列島で(災害を含む)自然とともに生きていく

能登半島の大地震で被害に遭われた皆様、心からお見舞い申し上げます。1日も早い復興と皆様の日常生活の回復をお祈りいたしております。 この列島で営みを続けていく以上、「私には起こらない」という確証はない 1月に能登半島を中心に地震災害が起きた。能登半島の地震は起きることがある程度予想されていたにも関わらず、 という。 しかし、新聞が言うとおり、伝える側の問題だけなのだろうか? 私たちの変化 私たちは、1995年の阪神淡路大震災でここまで科学技術が発展して、国家が強くなっ

    • 同期のお祝いをしたら刺激があった

      早稲田大学の建築学科の同期である平瀬有人が早稲田大学芸術学校の教授に就任したということで有志でお祝いした。 そこでいっぱい刺激を受けたのでリストアップ 不動産クラウドファンディングIDEE-Rproject、TRIAD、シェアカンパニー、などを手掛けてきた武藤弥のクラウドファンディングブランド。不動産投資に新たな地平を作っている。 洒落たオフィスで開催したが、めちゃかっちょよかった。 ファッションと建築の間Van Hongoはベルギー在住、本郷いづみが手がけるファッショ

      • パンクな精神と水辺

        文芸評論をする立場ではないが、とにかく感動した隅田川道中 隅田川道中といいうイベントが行われ、切腹ピストルズが隅田川の上下流をまたいで練り歩くという事件が2日間にわたって繰り広げられた。 実施したのは、トッピングイーストというNPO法人。これまでも隅田川怒涛やほくさい音楽祭など、東京の東側をフィールドに「音楽がまちなかでできることを拡張」してきた。 とにかく動画リンクから音声をマックスにして様子を見て欲しい。永代橋から下流に向かって練り歩いている様子である。10/30、時

        • 大阪万博と社会的合意形成

          大阪万博がやってくる。2025年だ。もうあと3年を切った。 テーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」で、「未来社会の実験場」になるんだという。 様々な技術がアピールされ、きっかけをつくるんだといいいます。 2025の大阪万博では、「IoT(物のインターネット)、AI(人工知能)、ロボティクス、ビッグデータ、バイオテクノロジーといった技術により様々な地球規模の課題が解決される社会」がSDGsにも合致しているとし、これらの技術のアピールの場だと定義しています。 きっと、ロ

        何はともあれ、わたしたちこの列島で(災害を含む)自然とともに生きていく

        マガジン

        • 岩本家なりのテレワーキングスタイルとは?
          2本

        記事

          最新版!「水都大阪」水辺視察先リスト

          2022年9月現在、水都大阪見に行くならここ。 水都大阪への関心が高まっている。ミズベリングフォーラムでも私のコーナーで、「大阪力」と表現した、大阪の独特の力が、日本を救うヒントに溢れているからに他ならない。あなたの街にはないものを持っている大阪。それはおばちゃんの「あめちゃん」文化じゃない、阪神タイガースでもない、たこやきでもない、「水都大阪」で現れた、「大阪力」なのである。 「大阪力」とは 北浜テラス 水都大阪の快進撃はここから始まったと言っても過言ではない。蕎麦屋

          最新版!「水都大阪」水辺視察先リスト

          岩本家なりのテレワーキングスタイルとは? ②

          そもそも、私は仕事と生活の区別があまりなく、生き方そのものが仕事であり、そこは、自己研鑽であり、社会への貢献であり、爪跡を残すことであり、そこから楽しみを見出し私はよりモチベートされ、私自身も趣味を仕事にし、仕事を趣味にするような人だったと振り返ると思えてきます。 自分の家すらショールームで、コワーキングスペースで、シェアハウスであるような曖昧な生活しながら経営を勉強していた若いころは、レクリエーション(回復)するべき仕事はないに等しかった。振り返るともうこれは一人ブラック

          岩本家なりのテレワーキングスタイルとは? ②

          岩本家なりのテレワーキングスタイル

          ありがたいことに、全国津々浦々さまざまなおもろい方々とお仕事をさせていただいています。わたしがこの会社をたちあげてかかげた、「水辺のまちづくりにおけるイノベーションと組織のありかた」という解決するべき社会的課題が全国の人々に共感を生んでいるということで、嬉しい限り。 このワークスタイル、すごく気に入っています。 ・知らないところに行けて、それぞれの地域のおもろい人に会える ・美味しい食べ物や文化に触れられる ・現場での気づきが、次の仕事に生かされる しかし、この仕事の仕

          岩本家なりのテレワーキングスタイル

          ポスト・コロナの水辺は、アーバニズムのなかでどんなポジションなのだろうか?

          水辺はまちの魅力的なベニューとしての位置づけこれまでも水辺はまちづくりの魅力的なベニューづくりとしてのポジションは果たしてきたし、その高いポテンシャルを生かしたさまざまな利用方法が模索されてきた。そして実際2020年オリンピックを目指した公共民間投資がおこなわれて、空間的なアップデートが行われてきた。 水辺が多くの人々の郷土への想いを表現する場になっていて、共感を得られる場所であったということは、これまでもいろんなところで述べてきた。 これまで、市民が行政に管理を任せてき

          ポスト・コロナの水辺は、アーバニズムのなかでどんなポジションなのだろうか?

          BankART NYKの跡地に、オフィスビル?

          日本郵船が三菱地所と組んで、地上22階建ての複合ビルを横浜市の海岸通3丁目に建てるという。 2021年5月25日 神奈川新聞 実はこれよりも前に、こちらでも報じられていた。 日本郵船と三菱地所は、横浜市で延べ約9万㎡の複合施設「(仮称)横浜市中区海岸通計画」を整備する。計画地内の一部に立地している横浜郵船ビル(横浜市景観計画で歴史的建造物に位置付け)の大部分は、保全・活用する。2023年から既存施設を解体し、都市計画手続きを経て24年に着工、28年以降の供用開始を目指す

          BankART NYKの跡地に、オフィスビル?

          気になる演劇祭をおしえてもらった

          平原演劇祭(へいげんえんげきさい)というらしい 教えてもらったTwitterリンク。 なんじゃこりゃ。と。まず平原演劇祭で検索。 へいげんえんげきさい というんだな。 埼玉県宮代町に本拠があるということで、宮代町の湖?でも演劇をしているようだ。去年視察で行かせていただいた杉戸町のとなり、お世話になっている東武鉄道さんの東武動物公園駅がある町だ。(杉戸町のミズベリング担当者には即報告) やばい、ツボ どうやら、投げ銭で成り立っている演劇らしい。 高野竜っていうひとが

          気になる演劇祭をおしえてもらった

          真実から目をそらすためのクジラ

          排水機場ではない、なにか。 土木に造詣が深い、三上さんによる記事がクジラの尻尾をテーマにしている。​クジラと土木。モチーフとしてデザインされていることは僕も知っていたが、そのような関係性がうまれる土木という分野の奥深さを物語っている。ただ、どうしても気になったことがあったので反証記事を書きたくなった。 江戸時代末期にクジラが江戸庶民を驚かせて、目黒川加工にクジラ塚が建てられたことは真実だし、そのことが目黒川水門のクジラの絵にまつわることはその通りだと思うが、どうしても、浜

          真実から目をそらすためのクジラ

          連携するまち、しないまち

          まちの未来は、ここで決まる。パラダイムシフトを実感する 歴史を振り返ります。私たちの国はいまからは想像できないほど悲惨な戦後を迎えていました。財政状況が厳しく、人だけはたくさんいて、飢えと安心して住む環境がない状況からの再建を余儀なくされたのです。 そのころの人口、7199万人。戦後の焼け野原からの復活に戦後エリートたちは燃えていたことは想像に難くありません。 さまざまな制度が焼け野原からの復興を目的につくられたといっても過言ではないでしょう。なにせなにもなかったんですか

          連携するまち、しないまち

          上質な公共空間整備がもたらすもの

          隅田公園(墨田区)、篭田公園(岡崎市)、トヨシバ(豊田市)と最近芝生があって綺麗に整備された公園(公共空間)で、さまざまな活動がうまれ、地域の価値を高めていると評判の公共空間整備がなされている。このあとも福山やリニューアルを遂げた和歌山市の本町公園などが注目されるプロジェクトである。 この流れは、てんしば、や南池袋公園などの成功で、いままでの日本人の公共空間とのつきあいかたを転換するものとして認識された上に、あらたに整備がすすんだものと捉えることができる。 なんとなくこれらの

          上質な公共空間整備がもたらすもの

          連携のこと

          連携って簡単にいう。すごく大切な価値観であると同時に非常に難しい。 連携しなさい。協働しなさい、協奏しなさい。あらゆる領域で使い古されてきた言葉だ。でも、実は連携って非常に難しい。そもそも連携とは、と定義をしろといわれても、実は非常に難しいのだ。友達とはなにか、を定義するのが難しいのと同じだ。 私にとって連携とは、水辺をよりよくするために必要な手段だ。わたしという個人が、水辺を管理する主体や地域のステークホルダーとよりよい関係を築いて、水辺に関わって行くために必要な手段で

          連携のこと

          スピードアップを余儀なくされるトンネル

          新型コロナ対策が、緊急事態宣言解除をうけて、新たなフェーズに突入した。 4月8日(私の誕生日)からはじまった自粛は、不便さやストレスだけではなく、新たな快適さ(自宅にできた作業環境はとても素敵)とあらたな可能性(とにかく妻が満足している)が見えてとても有意義だった。単にロックダウンで我慢を強いられた、というひともたくさんいるだろうから、私はラッキーだったとしか言いようがない。正直これが1月とかだったら大変だった。私の受注業務のほとんどは3月にいったん締まっている。4月から新年

          スピードアップを余儀なくされるトンネル

          ミルクボーイ風新型コロナウィルス

          「おかんが流行ってるウイルスに興味を持ったんやけど その名前を、忘れたらしくてね」 「流行ってるんやろ、どないなってんねん」 「でまあ、色々聞くんやけど全然分からへんな」 「わからんの?ほうか、ほな俺がおかんの忘れた流行ってるウイルスの名前を一緒にかんがえてあげるから、どんな特徴いうてたか教えてみてよ」 「あのー、かかると13.8%の人が重症化して肺炎を起こすのが特徴らしい」 「おー、新型コロナウィルスやないかい。80%の人が軽症で、5%の人が集中治療室で

          ミルクボーイ風新型コロナウィルス