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岩本家なりのテレワーキングスタイル

ありがたいことに、全国津々浦々さまざまなおもろい方々とお仕事をさせていただいています。わたしがこの会社をたちあげてかかげた、「水辺のまちづくりにおけるイノベーションと組織のありかた」という解決するべき社会的課題が全国の人々に共感を生んでいるということで、嬉しい限り。

このワークスタイル、すごく気に入っています。

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・知らないところに行けて、それぞれの地域のおもろい人に会える
・美味しい食べ物や文化に触れられる
・現場での気づきが、次の仕事に生かされる

しかし、この仕事の仕方にはトレードオフがあって、家族との時間が取りづらい。子供との時間は今しかないのに、いままさに社会から必要とされているジレンマ。働く現役世代のうれしい悲鳴、と終わらせていいものか?

「現場が大事」

仕事柄、中央官庁のかたや、大企業のかたともお話しする機会が多いですが、よく感じるのが、「このひと、現場からだいぶ遠ざかっているな」ということ。

日本の組織によくありがちなのか、社内の調整が仕事のほとんどになってしまっています。大切な現場に出てこれない優秀な組織の若手は、説明資料をつくることに忙殺されているようです。あるいは、土日は家族との時間が大事で、イベントを任せっきりにすることも。

また、気づいたことがあっても、組織が「するべきこと」に最適化されているため、「やったほうがいいこと」に向きあえないので、気づきが生かされない。結果、小さなイノベーションの芽はずっと潰されてしまっている。

だから、「現場は大事」っていろんなところで聞くのですが、そもそも働き方からして、無理ゲーなところもあるんだと思うんです。

「現場は大事」というのはわたしにとってもその通りで、その現場を数多く見て、客観化し、適切な課題設定をしてともに取り組むべきビジョンをつく ってから、具体的なHOWやWHATをつくれる能力を身につけることが、わたしにとってなにより大切。

わたしにとって現場は、会社を運営すること、水辺でなにかを運営することも現場ですが、全国津々浦々で日々変化している社会や人々の状況をわたちの体感として知られる現場、というのもとっても大切なのです。

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この「現場は大事」ということと「家族との時間」をなんとか両立させる方法はないものか、ずっと考えていました。

あたらしい働き方の発明。そして家族のありかた。そんなことをかんがえはじめました。


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