松尾伊津香

ダイエット、コンディショニング、ボディメイクなどなど、健康でストレスフリーな日常を応援…

松尾伊津香

ダイエット、コンディショニング、ボディメイクなどなど、健康でストレスフリーな日常を応援する活動をしています。 ヒヨコは長年の相方。SNSにビビッてしまうときに私の代わりに体を張って出てくれます。 ヒヨコが綴るユルイあれこれを是非覗きに来てください。

最近の記事

ヨガがメンタルトレーニングに有効であるという理由を脳科学から考えてみる

▶感情はどこで作られる? 現在の医学におけるこの見解に、異議を唱える人は少ないのではないでしょうか。 しかし近年、感情が生まれる仕組みには体が関わっている、ということが明らかにされつつあります。 感情が科学研究の対象となったのは、脳の可視化技術が発達したここ20年余りのことで、まだまだ明らかにされていないことも多い一方で、ヨガやマインドフルネスというメンタルトレーニングが広がりを見せ、多くの人の関心が集まるところでもある分野です。 感情は脳で作られる、しかし感情の生成プ

    • ヨガとマインドフルネスの違い~軛か錨か~

      ヨガとマインドフルネスの違いをご存知でしょうか。 両者ともなんとなく健康に良さそうというイメージがありながら おそらく多くの方が違いって分かっていないのかなと思います。 どっちも精神統一的な要素がありそう、という感じ。 ヨガとマインドフルネスで一番大きく違う点は 呼吸におけるスタンスです。 ▶ヨガは軛(くびき)、マインドフルネスは錨(いかり) 両者とも呼吸に意識を向けていくのですが です。 軛(くびき)は牛をコントロールするためにつないでおくコレ↓ 錨(いかり)は

      • マインドフルネスの「意図的な意識」の効果

        日本マインドフルネス学会によるマインドフルネスの定義は以下です。 分かるようで分からないですよね。 まず最初に「意図的に意識を向ける」というのがどういう意味なのでしょうか。 今日はここを書いてみたいと思います。 私たちは日々、様々な体験をしています。 朝、目覚めるという体験をして、 起き上がるという体験をして、 「おはよう」という体験をして、 歯を磨く体験をして、 ご飯を食べる体験をして、 着替えるという体験をして、 部屋の電気を消すという体験をして、 鍵を閉めるとい

        • ヨガやマインドフルネスは習慣力を上げるのか?

          以前私は、英語の勉強においてこんなことを行っていました。 マインドフルネス実験の復習をしますと 「英語を勉強しているはずが気がついたら英語を聞いていない=英語にマインドレスなワタシ。」 という視点から、マインドフルネスで培った注意のコントロール力を駆使して(集中力を上げて)TOEICのスコアアップを図ろうというものです。 実験といっても成功も失敗もなく ただ自分の研究というだけなんですが。(笑) これで最初405点だったスコアが 5カ月で805点まで上がりました。

        ヨガがメンタルトレーニングに有効であるという理由を脳科学から考えてみる

          TOEIC800達成!とマインドフルネスを勉強に生かす方法

          4月から始めた英語学習。 理由は、受けたいセミナーが英語でしか行われていないから。 どうしよう、英語が話せない。 でも今更この脳は変えられない。 しかし、しかしである。 目まぐるしく進化するこの現代。 最新技術やアプリやAIやら駆使すれば 私のようなイングリッシュ インポッシブルでも (ミッション インポッシブルみたいに言うな) 瞬時に日本語訳が出てきて オンラインセミナーが受けられるのです!!! もう英語が話せなくてもグローバルにコミュニケーションが取れる時代!

          TOEIC800達成!とマインドフルネスを勉強に生かす方法

          マインドフルネスで注意の「瞬発力」を鍛える

          ▶︎8月に受けたTOEICのスコアが出ました。 前回が705だったので…上がっている!!! 自分の肌感としては破滅的にできなかったので、嬉しいです。笑 こちらは9月頭に実施した自主開催のテスト。 TOEICは リスニング100問 リーディング100問 からなっていて、 私がやったTOEIC公式問題集は 正解回答数で大幅な点数を出してくれます。 第4回目の結果は リスニング 87/100(前回79) リーディング 68/100(前回73) 点数幅は688〜840 でした

          マインドフルネスで注意の「瞬発力」を鍛える

          気づきとは「フィードバック力」である

          マインドフルネスは 「気づきのレッスン」などといわれる。 しかし、そもそもである。 気づきの正体とは一体なんだろうか。 「気づき」の大切さを聞くことは多くあるが、 その必要性がいまいちわかりにくい。 というわけで、 この気づきの力を増やすことが 私たちにどう良い影響を与えるのかに関して 述べてみたいと思う。 気づきとは「フィードバック」であるそもそも、本当に気づくことが必要なのか? なぜなら、 私は今の自分で生きていけているし、 今でもきちんと必要なことは気づいている

          気づきとは「フィードバック力」である

          ヨガが引き起こす「心と意識の乖離」とは

          意識と心の違いについて書いてみたいと思う。 「意識」というものがなんなのかを語るのは 本日はよしておいて(およしなさい〜) ただ、意識と心が別物である、ということを論じてみたいと思う。 ただ、勝手に私が始めたこのテーマに そもそもピンとこない人もいると思うので (そりゃそうやろ、こんなテーマ誰もピンとこーへんわ) まずそこから話してみる。 意識と心は別モノ? 心が自分の唯一の内側で、 意識とは心ではないのか。 確かにそれも納得できる。 だって私に見えている世界は一つで

          ヨガが引き起こす「心と意識の乖離」とは

          ヨガから学ぶ脳の使い方〜大いなる真剣さとは〜

          前回の続き。 'ヨガの最中に考え事をしてはいけないんですか?' という質問に答えていきたいと思います。 詳しくはこちら >ヨガから学ぶ脳の使い方。なぜヨガの最中に考え事をしてはいけないのか? 今日は回答2つ目の ②エッジを引き出せていない について語ってみたいと思う。 ②エッジが引き出せていないエッジというのは端の意味である。 これはヨガ的には 大いなる真剣さ を意味し、 ヨガ的に生きるとは 大いなる真剣さで目の前に向き合うこと を意味する。 後述するが、 これは全力

          ヨガから学ぶ脳の使い方〜大いなる真剣さとは〜

          ヨガから学ぶ脳の使い方。なぜヨガの最中に考え事をしてはいけないのか?

          先日、生徒さんから質問をいただいた。 'ヨガの最中に考え事をしてはいけないんですか?' 不意に聞かれた質問でうまく答えられなかったので 改めてこの答えを綴ってみようと思う。 予想される通り、 答えはもちろんダメなのであるが、 では、なぜダメなのだろうか。 私が思う理由は二つある。 ①心がコントロールできていない ②エッジを引き出せていない 一つずつお話ししていこう。 ①心がコントロールできていない そもそも、ヨガとは単なるフィットネスではない。 元は、精神鍛錬だ

          ヨガから学ぶ脳の使い方。なぜヨガの最中に考え事をしてはいけないのか?

          ヨガインストラクターは合コンの幹事のようなものである

          ヨガはすっかり市民権を得て、今では男性でも人気があるフィットネスの一つなのではないだろうか。 一昔前は「ヨガは女性がするもの」「女性の中に男一人なんて恥ずかしい」そんな風な空気感もあったかもしれないが、 今は男性の方が多い時もあり、ヨガがより多くの方に広まっていることを嬉しく思う。 私自身ヨガをする人であり、恐れ多いながらにヨガを教える人でもある。 そんな時に嬉しいのは「ヨガが楽しい」「ヨガにハマった」などの声をいただくとき。 それ自体は私の力でもなんでもなくて、 ただ

          ヨガインストラクターは合コンの幹事のようなものである

          TOEIC第三回目テスト〜文脈ではなく妄想で読み進めていることに気づいた〜

          第3回目の自主テストを行いました。 1回目は5月頭 >TOEICを本気でやってみたら撃沈した、という話 2回目は6月頭 >TOEIC第二回目やってみた〜誘導がない暗記物は意識が逸れやすい〜 3回目は7月頭に開催しました。 TOEICは リスニング100問 リーディング100問 からなっていて、 私がやったTOEIC公式問題集は 正解回答数で大幅な点数を出してくれます。 第3回目の結果は リスニング 79/100(前回81) リーディング 73/100(前回59) でし

          TOEIC第三回目テスト〜文脈ではなく妄想で読み進めていることに気づいた〜

          マインドフルイーティングの感想「脳はとっても優しいことに気付いた」

          感想をいただきました。 この方は、高校生から続く食欲の悩みが 40代になられた今でも収まらないとのことでした。 4か月のマインドフルイーティングの実践を通して どんな変化をお持ちになったのかご紹介します。 ‐‐‐‐‐‐振り返って‐‐‐‐‐‐ 昔の日記を読み返していて、 いかに私は「マイルール」で自分の食生活含め、 生活全般をコントロールしようと していたのかということを知って愕然とした。 ものすごいこだわりとコントロールが上手くいかないことの繰り返しで、 謎なマイルール

          マインドフルイーティングの感想「脳はとっても優しいことに気付いた」

          日本人が英語の発音が苦手なのは「落ちベロ」のせい?舌先意識否定論

          英語の発音で一番最初に言われるのは LとRの発音ではないでしょうか。 Lは舌先を前歯の裏につける。 Rは舌を巻くようにする。 誰もが知っているこの発音セオリーに関して 今日は一石投じてみたいと思います。 名づけて、舌先意識否定論です。(漢字よ) LとRの発音を習うとき、「舌先」がどう動いているかを解説されることがほとんどです。(違う理論の先生やメソッドもあると思いますが今回はおおよそ一般論で!) ただ、それはあくまで結果的に動く部分であって 意識を向けるべきポイント

          日本人が英語の発音が苦手なのは「落ちベロ」のせい?舌先意識否定論

          集中するとは「集中していないことに気づく」ことである

          集中力に関する本はたくさんある。 生産性が叫ばれている中で、いかに効率を上げて処理を行えるか。 インターネットで世の中が便利になり、 多量の情報を受け取る私たちが持つ時間は一日24時間と、 地球が発生した46億年前から変わっていない。 そうすると何が起こるのか。 それらを同時にこなすしか術はない。マルチタスクだ。 ・会議をしながらチャットで他のプロジェクトを話し合う ・子供と遊びながら洗濯ものをたたむ ・スーパーに向かう道で、宅配の集荷を依頼する などなど。 思わず「これ

          集中するとは「集中していないことに気づく」ことである

          TOEIC第二回目やってみた〜誘導がない暗記物は意識が逸れやすい〜

          こんにちは。 あるところに全く英語を話せない一人の女がいました。 彼女は勉強が大嫌いだったので一生勉強はしないと心に誓っていましたが、必要に迫られ一から英語を学び始めます。 ’今年の秋までに英語の授業が聞けるまでに英語力を引き上げる。’ そうして重い腰をあげ始めた英語学習。 しかしそこで’あること’に気づきます。 英語を勉強していたはずなのに いつの間にか英語のことを考えていない。 仕事のスキマ時間で勉強をしていた彼女が課題としたのは 「集中力」。 というのも、普段彼

          TOEIC第二回目やってみた〜誘導がない暗記物は意識が逸れやすい〜