TOEIC第二回目やってみた〜誘導がない暗記物は意識が逸れやすい〜
こんにちは。
あるところに全く英語を話せない一人の女がいました。
彼女は勉強が大嫌いだったので一生勉強はしないと心に誓っていましたが、必要に迫られ一から英語を学び始めます。
’今年の秋までに英語の授業が聞けるまでに英語力を引き上げる。’
そうして重い腰をあげ始めた英語学習。
しかしそこで’あること’に気づきます。
英語を勉強していたはずなのに
いつの間にか英語のことを考えていない。
仕事のスキマ時間で勉強をしていた彼女が課題としたのは
「集中力」。
というのも、普段彼女は集中力あげるマインドフルネスを伝えており
まさに今自分が英語に対する集中力がない(=注意が散漫としている)のに気づきます。
そこでマインドフルネスで培った注意のコントロール力を応用して
集中力を上げ、スキマ時間で効率的に勉強ができないかを試し始めます。
マインドフルネスを日常に活かす一つの試みです。
詳しくはこちら↓
必殺☆マインドフルネス実験シリーズ
>EIGOを実験するに至るまで
>英語で会話するときの自分を内観してみて気づいたこと
>脳疲労を取るためにはシングルタスク脳&英語を学ぶためにはマルチタスク脳?
さて、英語を勉強し始めておおよそ2ヶ月。
勉強開始時に行った自主TOEICでは405点という点数をたたき出した私。
>TOEICを本気でやってみたら撃沈した、という話
全く聞こえないし、そもそも2時間じっと座っていられない。
当然の結果として得られた405点という点数を目の前にして
彼女は愕然とします。
このままだとやばい…
彼女はその後1ヵ月、マインドフルネスの
注意コントロール力を生かして勉強を続けます。
最小の努力で最大の結果を得たい
勉強をしたくないという彼女の一心の想いが
彼女の集中力を引き上げました。
1か月後の6月頭に行った自主TOEICのテストの中間報告です。
TOEICは
リスニング100問
リーディング100問
からなっていて、
私がやったTOEIC公式問題集は
正解回答数で大幅な点数を出してくれます。
第2回目の結果は
リスニング 81/100(前回65)
リーディング 59/100(前回44)
でした。
これを点数に換算すると
590〜755/990点中
でした。
755点(゜レ゜)!
上がってる!!
確かに前より迷いが少なくなったし英語が聞き取れている感があります。
うれすぃ(∩´∀`)∩
755点は凄く良い方の場合なので
実際は600点前後だと思いますが
それでも405点からだと200点くらい上がっている!
この1ヵ月、
英語から注意が逸れるのに気づいたら英語に戻る
をひたすらに繰り返していました。
最初はとても気が散りやすかったです。
しかし、逸れたことに気づいても
それについて深く考えることをせずに
「今からは英語に取り組む」と切り替えて英語に戻る、
ということを繰り返していると
段々と注意が逸れる回数が減ってきたように思います。
音声での誘導がない暗記物は意識が逸れやすい
学習していると、意識が逸れやすい領域に気づきました。
単語の暗記です。
人により得意不得意はあると思いますが、
単語学習はリスニングのような音の誘導がないので
集中が散漫としやすいと感じます。
(音で単語を覚える方法もあると思いますが
ココでは単語帳でぶつぶつ覚えていく方法と仮定して。)
会話との例だとわかりやすいでしょうか。
会話は今リアルタイムに起こっており、
かつ相手がいることなので
意識への圧力(プレッシャー)は強く、
意識が散漫とすることはありません。
環境的に無理やり集中状態へと入れます。
しかし、リスニングのように音の誘導がなく
会話のような意識への圧力(プレッシャー)がない単語学習は
注意をそこに引きとどめておくことが難しいと感じます。
これはマインドフルネス瞑想でも一緒です。
最初は誘導瞑想といって
敢えてインストラクターが声で受講者の意識を誘導します。
理由は、声に従う方がやりやすいからです。
何もない状態で自分を導くとすぐに注意が
他のことに向いて散漫になってしまいます。
しかし訓練していくと自然と
意識が逸れていることに気づくことができ、
誘導がなくても瞑想を行うことができるようになります。
英語学習における単語の暗記は
そんなハイレベルな注意力を必要とする領域だなぁと感じました。
なので特段、単語するときは注意が逸れていないか
確認しながら行っています。
1日3時間英語を聞くと耳がふやける?
そして今はというと、
スキマ時間はほぼ英語聞いています。
というのも、先日参加したセミナーで
先生から受講目的を聞かれて
今年終わりにある英語のセミナーに
どうしても出たいんだということを話したら
先生「出来ますよ!(^^その分野の動画を集中して聞きましょう!」
松「え、ほんとですか!?間に合いますか?(*'▽')」
先生「間に合います(^^ 一日三時間聞いてください(^^」
松「・・・」
三時間?
いや無理だろ!
スキマ時間かき集めても三時間集まらんわ!
と思いましたが
先生曰く、英語のシャワーを浴びないといけないのだそう。
最初の1~2時間では耳が跳ね返してしまうそうで
3時間聞くと耳に自然に英語が入ってくるらしい。
お湯につかっていると皮膚がふやける感じでしょうか。
最初は弾き返しているんだけれども
時間がたつと浸透してくる
みたいな。
というわけで、
とりあえずスキマ時間かき集めて
聞きまくっています。
まだ自分でのテストしかしていないので
今月に行われるTOEIC公式のテストで
実際の点数を図ってきます~('◇')ゞ
マインドフルネスを日常に活かす道のりは続く。