伊藤社会保険労務士事務所

豊島区の社会保険労務士事務所。 2005年開業

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豊島区の社会保険労務士事務所。 2005年開業

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【自己紹介】豊島区の社会保険労務士事務所です。

特定社会保険労務士の伊藤綾子です。 2005年4月 渋谷区にて開業登録 現在は豊島区にて開業しています。 【資格】 ・特定社会保険労務士 ・簿記会計1級 ・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種 ・FP技能士2級 ・宅地建物取引士(未登録) ・年金アドバイザー ・確定拠出年金アドバイザー 他 厚生労働省委嘱 独立行政法人雇用能力開発機構 キャリアコンサルタント養成講座修了 女性のキャリア相談受付中! 算命学鑑定(占い)もやっています。自分自身を知りたいとき、人間関係に悩

    • 徒然なるままに~企業とお客の認識の差

      徒然なるままに書いたら、話がとっちらかっってしまったが。徒然なるままに思うところを。 さて、先日接客研修の一端を担ったのだが(お客様役で)、だんだん不便になっていくというか。 「余計なことは言わない」 が徹底されているなと。 それが本当に”余計なこと”なのかはわからない。 でも長年の経験上、”それ”を言わない、しないことで余計なクレームを回避でき、従業員のやる気がそがれることもなく、 従業員の心が平穏に(少なくとも自分が否定されたと思うこともなく、気分の落ち込みもな

      • ふよーふきゅーって何なのさ。

        雪に慣れていない東京。 2月にあった”大雪”の天気予報はどんぴしゃ、数日前より「不要不急の外出」は控えてとの呼びかけがなされていました。もちろん強制力があるわけではないので、一人一人の判断で自由に外出の可否を判断して良いものです。 が。 危険とわかっている。電車が止まる可能性が高く、帰宅できなくなるかもしれない。急ぎの仕事もない(明日以降に処理しても問題がない)。⇒出社しなくても良いのでは? と思ったところで。 Twitterには以下のような「会社に言って」など、”自

        • Twitter(X)でも情報を発信してます。

          ほとんどくだらないことしかつぶやいていないので紹介するのはばかられるのですが、労働関係諸法令、人事労務関連のガイドラインなどの情報をたまにつぶやいています。noteだとどうしても情報の鮮度が落ちたり、簡単に読めなかったりするので、さわりだけでも、今どのようなことが起きているのか、などを発信しています。 https://twitter.com/ayitosr 企業側への情報発信であったり。 個人個人への情報提供であったり。 たまに宣伝もしています。 あとは算命学士(占い

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        【自己紹介】豊島区の社会保険労務士事務所です。

          10年後になくなる仕事

          IT化や人工知能の進化によってなくなる仕事、というのが話題だが自分の仕事はどうだろうか。 ある日。chatGDPについての配信があり、聞いてみた。 私の結論として 最後に思ったのは『これからの時代こそが”個”の時代になるのではないか』ということ。 ”その人だから”っていう「何か」は今まで以上に選ばれる上で重要な要素になってくるのではないかと思う。 自分はその”何か”を持っているだろうか。 人とAIの違いについて、私の主観も入るが聞いた内容を以下に書き連ねる。 学習

          給与の支給額が0円ってあり得るの?

          某中古車販売店の給与明細支給額0円というニュースを見て。 賃金支払いに関して労働基準法には以下のように定められています。 俗にいう「賃金支払いの5原則」 賃金は ①通貨で ②直接本人に ③全額を ④毎月1回以上 ⑤一定の期日を定めて 支払わなければならない。 賃金(給与の方がなじみがあるので以下「給与」とする)の受け取り方として現金手渡しは今の時代少ないと思いますが、本来給与振り込みは”例外”なんです。 給与振込は例外 従業員が同意したときにのみ、現金での支払いで

          給与の支給額が0円ってあり得るの?

          労災事故で多い転倒を防ごう!

          労働災害発生状況をさらっと読んだのですが、「転倒」「動作の反動・無理な動作」が気になりました。 【参照】令和4年労働災害発生状況の分析等 https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei11/rousai-hassei/dl/s22-16.pdf 事故の型で最も多い「転倒」は死傷災害全体の26.7%を占めていて、前年比4.8%の増加。5年前の平成29年から約25%の増加になっています。 45歳以上の転倒事故が増えては

          労災事故で多い転倒を防ごう!

          【ニュースより】男性社員が育休取ったら100万円

          某企業が男性社員が育児休業を取ったら100万円を支給するというニュースがあった。 その企業の男性社員の育休取得率(3か月以上の育休)がとても少ないために育休取得率を上げようとしてできた制度であるようだ。 どんなことでもそのカテゴリーの”率”を上げるために「下駄をはかせる」ことはあるのはわかるので、男性社員に積極的に育休を取らせるために作られたであろう制度であることはわかる。 さて、私は社労士なので労働関連諸法令からちょっと考えてみたい。 そもそもこの100万円はどうい

          【ニュースより】男性社員が育休取ったら100万円

          生の経験

          以前、開業したばかりもしくは開業準備中の方が多く集まる開業塾的なところで私の開業経験談を話したことがありまして。 開業して何をやっていたかとか、試してみたこととかその結果とか、ぶっちゃけて全部話しましたよ。 その場に時間を作ってやってきた方たちが、そんな勉強熱心な方々に答えたいというのもあったし、私と同じ失敗苦労はする必要はないのでね。楽できるならその方がいいですから。 それから、開業したばかりの同業先生から実務面での相談をされたことがありまして。 そのときも自分がやってき

          【2022年10月1日法改正情報②】育児休業関係

          「産後パパ育休」 この度の育児介護休業法の改正で一番の目玉は「産後パパ育休」でしょう。 産後休業をしていない労働者・・・主に男性になりますね。を対象として、子の出生後8週間以内に4週間まで取得できる育児休業制度になります。 この「産後パパ育休」は通常の育児休業と同じ部分(※初回にまとめて申出が必要。※今回の改正で子が1歳になるまでの育児休業も2回に分けて取得可能(後述))もありますが、この育休ならではの取り方が可能です。 ●休業中に就業が可能※労使協定の締結が必要で、労働

          【2022年10月1日法改正情報②】育児休業関係

          【2022年10月1日法改正情報①】社会保険加入要件、最低賃金

          ★社会保険の被保険者加入要件が一部変更になっています。1.雇用期間が2ヵ月以内の期間を定めて雇用される者 社会保険適用除外⇒以下のいずれかに該当する場合は契約当初から社会保険への加入が必要。 ①就業規則または雇用契約書等においてその契約が「更新される」または「更新される場合がある」と明示されている場合 ②同一事業所において同様の雇用契約に基づき雇用されている者が更新等により最初の雇用契約の期間を超えて雇用された実績がある場合 【解説】 一次的な繁忙期などに臨時的に2ヶ月以

          【2022年10月1日法改正情報①】社会保険加入要件、最低賃金

          価値観:役に立つものと意味のあるもの

          いつのころからだったか、新入社員や若い社員に仕事を頼むとき、 (業務とは関係ないけれど、わかりやすいのは飲みニケーションに誘ったときかも) 「(それをやることに)何の意味があるのですか?」 と問われることが多くなってきたように思います。 業務を頼むのと同時に「この業務をやることでこういった効果が見込めるからやってくれ」という説明をするとは思いますが、 最近では、その説明によってその業務が ”意味のあるものなのか” を問われているように思います。 そして「役に立つ」から

          価値観:役に立つものと意味のあるもの

          法改正:就業規則、きちんと整えられていますか?

          労働法の世界では最近、大きな法改正が続いていますが、 就業規則の変更はきちんとしていますか? 最近の法改正 法改正があったとき、なぜ就業規則を変更しなければならないのでしょうか。法律には原則と例外があります。 「〇〇してはならない」これが原則です。 そして「就業規則に規定されている場合は〇〇していいよ」とか、「労使協定を締結すれば〇〇していいよ」という何かをすればその原則からずれてもいいよ。という例外が規定されている場合があります。(法律本則ではなく付帯規則などに例外とし

          法改正:就業規則、きちんと整えられていますか?

          会社の終活:事業承継と新事業立ち上げ

          事業の承継先は決まっていますか?最近は個人の終活もさることながら(最近は相続や贈与の相談が多いらしい)、企業の終活も考えないといけない時代になって、コロナ禍でその傾向はますます強まっていると思います。 私が開業する前、飲み友達のおじさまが私が社労士として開業を考えていることを知ると、 「これからは事業承継がさかんになるから経験しとけ」 とおっしゃっていて、開業すらどういうものだかわかっていない、当時20代だった私にはピンと来ていなかったけど、やはり海千山千くぐり抜けてき

          会社の終活:事業承継と新事業立ち上げ

          労災(特別加入)の対象者が広がった話

          ウーバーイーツの配達員が労災に入れるようになったよ。 というニュースがあったのを覚えていますか? 労災とは簡単にいうと 仕事中や通勤途中にケガや病気をしたときに給付が受けられる保険のこと 労働災害保険(労災)に入れるのは通常「雇用されている」従業員です。 正規社員、臨時、常用、日雇い、アルバイト、パート、出向、派遣など、名称や雇用形態にかかわらず、労働の対償として賃金を受けるすべての人が対象となります。 ※不法滞在者でも会社等から労働の対償として賃金を受けていれば労災保

          労災(特別加入)の対象者が広がった話

          組織改革:テレワーク制度のこと

          テレワーク制度を利用している?テレワークにせざるを得ない時代の流れとなり1年半超。 昨年は早急にテレワーク環境を整える必要がありました。 テレワーク規程(就業規則)もその1つで昨年はたくさんご依頼いただいたのですが、世間ではどうだったのでしょうか。 で、あれだけ早急にテレワーク環境を整えてどのくらいの企業さんが今現在もテレワークを行っているのでしょうか。 テレワークがどのくらい進んだか等の調査や取材結果が記された『テレワーク大全』(日経BP)という本を見つけたのでちょっと読

          組織改革:テレワーク制度のこと