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生きづらさを愛と光へ!NO.44 十人十色とは本当によく言ったもの。

自分自身、長崎県の田舎に住んでいるのでありますが、田舎に限らず、少子高齢化、見る限り、お年寄りが多いし、毎年の神社のお祭りなども段々と、子どもの数も減ってきて、祭りに出る子どもであったり、大人であったり、奉納相撲に出る子どもたちも、少ししかいないようで、よその地区から子どもを借りてこないと相撲が取れないとか、歳を取られて、引退したり、亡くなりれたり、人数が減っている。
それでも、これまでのように、祭りを執り行うのは、流石に無理があるのではないかと思う。

子どもたちはもちろん、年々成長して大人になるし、都会に出ていく子たちが多い。

それに加え、スポーツをやっている子どもたちも多く、大概が試合や、遠征と被るようである。
仕方のない現状。

しかし、役員の方は、一生懸命、人を揃えようとする。
会議を聞いていて、だんだん限界だと感じる。

今までのように、同じようにはいかないと思うが、老人会でも同じである。

あまり年が上になると、老人会の役員も難しい。しかし、入る人がなかなかいないので、中間の人がいない。
65歳を過ぎたら呼びかけるという、今年の流れ。

65歳って、まだまだ働いている方が多いのに老人会?というのも考えもの。
年金問題を考えても、言っていることは矛盾している。

現実問題、入る人がなかなかいないのである。

昔と同じようにやっていこうとすることが、もちろん悪いことではない。

しかし、この田舎の風習も、ここ10年程で随分変わった。

義父の葬儀の頃までは自宅で、というのが一般的で、誰か亡くなると、田舎はすぐに同じ地区の人が飛んできて、家に上がってきていた。
私が嫁いできて1番びっくりしたことでもあった。

今ではお通夜も葬儀も、斎場でするのが当たり前になったが、その頃、別々に義父、義母とは住んでいたのだけれど、嫁の私も若かったのもあり、床が抜けそうな夫の実家を見て、慌てて大工さんに来てもらうように話を進め、床をきれいにしてもらったり、トイレをきれいにしてもらったりしたが、それから数年経つと、周りには斎場というものができた。

私はこう見えて、この家の発展の為に意外にも若い時は行動している。

少しづつ、その斎場を使う人が現れ、いつの間にか当たり前になった。

これが時代の流れっていうものでしょう、と思う。

私たちは、生きている限り、今という現在しか生きれないし、過去には絶対に後戻りができない。

私も随分、過去を引きずって生きてきたので、現在に生きていても、過去に生きている感じであったが、今は全く、いや、100%こだわってないかと言われれば、違うかもしれないが、ほぼこだわっていないし、今と、少し先のことしか見ていない。

昨日、地区の草刈りだったのだけれど、この大雨で、どう判断するのが正しいのか、今年、分区長という立場で、夫と2人支え合って役員をこなしているのだが、決断することがたくさんあった。
ここまでの大雨になるとは予想をしてなかったのである。

まあ、当日来れない人は、前もって刈っていたり、今更、日にちはずらせないし、人それぞれの予定もある。
結局は、それぞれが刈れる時にそれぞれでということにした。
この日に決めることもあったのであるが。

今となってはやはり、夏休みに入る頃がまだ良かったと思ったが、後の祭りだった。

ということで、用意していた飲み物とお菓子を雨の中配って回った。


途中、土砂降りになり、3軒残し、自宅へ引き返し、途中斜面から、そこそこの石が流れていたり、どこへ行っても、これ以上降り続くと危ないという状況だった。
正直怖かった。
そこまでして、昨日配らなくてもと思いもしたが…やることはやってしまいたいという思いがあったので、そうした。  

少し雨も落ち着いて、夫が今度は1人で行ってくると言うので、行かせたが、待てど暮らせど帰ってこない。
久々にあった地区の人と話してたようである。
と言うか、あちらの方がめちゃくちゃ話してきたようで。
近くに行ったのに1時間半くらい帰ってこなかった。

昔はさほど土砂降りでもなく、平和だったように思う。

この大雨で、地区の人と、色々連絡をとった。

電話、LINE、メール。
草刈りだけではなく、お盆の精霊流しや、お盆参り、何だかんだと決め事がある。

人とたくさん話したので、この人はこう思っていても、あの人はこう思っている。

あの人とこの人は考えがよく似ているが、別なあの人は別なこの人のことはよく思っていなくて、恨んでいる、なんか話を聞けば聞くほど、色々なことを思う。

だけれど、義母の介護と思春期の娘の子育てが同時だった時に、私は間に立ち、結局は義母のかたも娘のかたも持たないと言った。

そのように、私は色んな人の色んな話が耳にたくさん入ってくるが、どの人のかたも持たないことに決めている。

本当に人それぞれ、違う考えを持つのが人間で、十人十色とはよく言ったもので、人間がいればいるほど、それぞれの考えがあるものである。

アラフィフともなると、人生経験がそれなりにあり、少し賢い選択もできるようになる。

しかし、この田舎では毎年何かの役から離れることがない。
何かしら、この土地にいる限り、役員の仕事があり、人と接することは決まっている。
正直、終わると疲れが出る。

考え方が合う人なら接しやすいのだけれど、それが十人十色で、様々なので、うまく付き合っていくしかない。

少しでも賢く考え、自分のやりたいこともしっかりやって、残りの人生も楽しく、納得して生きていきたい。



今日も最後までお読みいただき、心よりありがとうございます^ ^


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