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生きづらさを輝きに!NO.69 娘が学校に行けない日が続くと、さすがに親のせいだと思えてくる親の気持ち。

娘は、吃音症状のある中学2年生である。
ここのところ学校を休みがちである。
て言うか、もう3日、学校には行けてない。

一回り違う長男と10歳違う次男は、小さい頃にはサッカー、小学4年生から、バドミントンをしていた。

土日は、合同練習や、試合などで、親も朝早くから、お弁当を作ったり、買ったりもしたが、体育館の場所取りのために早く行ったりして、役員関係もやってきた。
ほぼ、土日も子どものために動いていた。

長男は、バドミントンの強豪校で、キャプテンを務め、県内でも有名な強豪校だった為、監督は特に小学生だった息子たちは、ビビるほど怖く、私たち保護者もかなり、ビビっていた。

中学校でもキャプテンを任されていた長男に、特待で話が来た時、悩みに悩んで、その高校に決めた。
その時私は確かに言ったのである。

その監督は本当に厳しいから、絶対に学校も部活も休めないし、1日も、休んだらダメだから!
コーチの顔に泥を塗ることは許されないからね。

それだけ覚悟も決めないとい行けない強豪校だった。

長男は、親の言うことをちゃんと受け容れ、学校も、3年間1度も休むことなく、皆勤賞をいただいた。
その年に1人しかいない学園賞もいただいた。

今つくづく思うけど、その当時、私もまだ若くて、ただ一生懸命だった。
その時の長男の頑張りは相当のものだったと今も振り返ると思う。
もう過去のことであるが、この経験はとても大きかった。

次男は反抗期も長く、長男とは違う高校に行ったが、ウエイトリフティングで3年間頑張り、ヒョロヒョロだった体が嘘のように大きくなり、九州大会で3位というところまでいった。
今ではムキムキである。
そのムキムキは、仕事に大いに活躍している。

長男の方で部活の会長をしていたので、親の私は次男の、来なくて良い!という言葉を受け止めて、最後の大会2度ほどしか行かなかった。
そこには少しの後悔はあった。

バドミントンほど親は関わらなくても良かったのもある。

もちろん、小さかった娘をどこにでも連れて行った。
小さい頃は、そんなバドミントンの試合会場で、色んなお母さん方に、良くだっこされたり、お店に連れて行ってもらったりした。
何だかその頃が懐かしい。

吃音で、音読の一言目が出てこないとか、英語で自己紹介をしないといけないというとき、学校を休むようになっていた。

そうこうしているうちに、なんだかんだ理由をつけて休むようになった。

「学校を休む」それは親の私は別に良い。

しかし親である以上は、学校に行ったり行かなかったりすることが、気になって仕方ない。

初めは吃音があるからと思っていたが、どうやら、それだけではなくて、もっともっと心に深く何かがあるように思って仕方ない。

昨日、いつものように、晩酌をしていた夫が、「俺のせいやんね、俺に似てる 俺が欲を出したから」

俺が悪いとばかりを繰り返し言っていた。

「そんなことないよ、なんで?」と言いながら、私は、娘は私に似たんだと思っているから、どこが?と思ってしまった。

夫には似てないと思う。
どこか似ているところはあるだろうけど。

まあ、どっちに似ても良いけど、学校に行かないといけないのに行けない、らしいのだけど、わからない。

学校に行かないなら行かないなりの、別な道がある。
私はその道で良いと言ってはいるが、それは違うらしい。

本当に思春期の娘の気持ちは本人しかわからないかもしれないが、親の気持ちはこうだって少しわかってほしい。
まあ、無理だろうけど。

学校に行くはずの中学生が家にいる、手伝いや家のことをと言ってもイマイチの反応。
今はそっと見守るしかないのかもしれない。

人は言う。
思春期の頃、親は自分の気持ちなんてわかってくれなかった。
私もそうだったな。
とにかくこの時期、思春期たるもの、早く過ぎてほしいと願う親の気持ち。

休む度に学校に電話、私も申し訳ないのですが…と話をすると、お大事に!とか、わざわざご連絡ありがとうございます、と気の毒そうに言ってくださる。

恐らく、私も気の毒そうに、学校に行けないということを、伝えるので、その気持ちは察して下さっていると思う。
3日も続くと流石に気持ちは折れる。

とひとり、1人の時間を作るために、義母がお昼寝すると言うので、私も自分の部屋で1人の時間を作っている。

なんだろな、とここ数日頭をかしげている。

ある人が言った。
〇〇ちゃん、見る度に、すごく成長してる、もしかしたら、急に成長して、色々なホルモンのバランスがうまくいかないくらい急に成長してるのかもしれないね。

その考えが、私は今のところしっくりくる。
果たして、この学校へ行けない、このトンネルを明るい方向に抜けれる時が来るのかどうかは誰にもわからないが、抜けれることを願っている。



今日も最後までお読みいただき、心よりありがとうございます^ ^




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