見出し画像

言語と行為の勉強会: Cross-sectional scientific exploration of language and action

「言語と行為の勉強会」ってなに?

神経心理学を専攻する若手(と思っている人たち)の会です。特に,臨床現場にいながら研究をどのようにしていくか,というところに焦点を置き,心理学的研究法を取り入れたディスカッションをしています。2020年の冬から開催しています。Noteに参入したのは2021年の7月からです。

主宰の一人である私(板口=心理学を専攻)的には特に,職種(PT/ST/OTなど)の壁を取っ払ったスーパーなコミュニティを目指しています。臨床と研究を,より楽しく,より健全に!ということで,症例検討などの他に,心理学研究法のレクチャーなども開催しています。

どんな人たちが参加しているの?

現状の運営+コアメンバー(Noteサークル始まる前からのメンバー)は,こんな感じです。これに加えて,Noteサークルの会員メンバーが多数おります!学生さんも参加しています。

運営メンバー
 花田恵介(OT),細川大瑛(OT),中田佳佑(OT),大門正太郎(ST),板口典弘(心理学)
その他コアメンバー
 古木忍(ST),高倉祐樹(ST),高橋良輔(PT),奥山航平(PT),吉原将大(心理学),山田千晴(心理学)などなど

どんなことをやってるの?

Zoomでの月2回の活動がメインです。オンライン勉強会では参加者がそれぞれの立場からたくさん刺激的な質問・議論をします。

1. コアメンバーによる症例検討・文献抄読のオンライン配信(月1回)
2. コアメンバーによる研究法等に関する検討会のオンライン配信(隔月)
3. 外部講師による研究講演のオンライン配信(隔月)
4. 1および2のアーカイブ配信
5. SNSでの文献や関連知識の共有

...というと難しそうですが,とてもフランク(グダグダではないよ!)に,いい大人が楽しそうに喋る会です。一年目の療法士さんもいます。

画像1

Facebookページ

https://www.facebook.com/groups/bodymovementbraincognitionlab

スケジュール,文献や関連知識の共有に使用しています。このグループの参加は無料です。是非登録してください。

Noteサークル

https://note.com/itaguchi/circle

↑のリンク先がNoteサークルのページです。ここから参加できます。ただし,オンライン勉強会への参加は有料です。ここまで紹介しておいて有料とはなにごとか,先に書いておけよ,って怒らないでください。有料です。

なぜお金を取るかというと,発表していただく方への講師謝礼など(スライドづくりは大変!),運営にかかわる経費(準備や動画編集も大変!)に充てさせてもらうためです。営利目的ではないです。すみません。

Noteのサークル機能の会員になることで参加できます。プランは以下の3タイプです。

1. スタンダード会員 月額 1,000円
 ・オンライン配信視聴,アーカイブ配信視聴,文献抄読リクエスト
2. 今を生きる会員 月額 800円
 ・オンライン配信視聴可
3. 学生会員 月額 100円(※学生期間中に限る,有職者でもOK)
 ・スタンダード会員と同等!

H田さんの話なんかは,他で聞こうとすると1回5000円とか取られるの普通なので,めっちゃ安いです。学生さんはなんと月額100円です。無料でもいいのですが,システム的に100円が下限なので許してください。

特に私のような心理学分野の方は,普段は患者さんの映像や検討などを見る機会は稀かと思います。また,現場の療法士さんたちも,研究や統計の話,あるいは心理学・神経科学のトピックなどに触れる機会は通常は多くはないと思います。

そのような点で,この勉強会は本当に貴重な場だと思っています。

画像2

無料サンプルあります

【1】Apraxia特集 抄読会

前半・後半あります。長いので1.5倍速くらいで見てください。後半の後の方の議論が楽しいです。ちなみに抄読会はまだこの回だけで,通常は症例検討をしています。いつかまた抄読会も開催するかもしれません。

【2】リハビリに活かす研究デザイン法

1. 統計とは?

2. 統計的仮説検定

3. 質問タイム(たぶんこれが一番楽しい)

ワクチンによる熱を出しながら結局1時間半くらい,統計の話(研究の話?)をしました。誰か褒めてください。

【3】話題提供:座標系で考える構音運動

#話題提供のサンプルがなかったので追加しました!

少しいつもの症例報告とは異なったアプローチなので話題提供のサンプルとしてはどうかって感じもしなくはないですが,「言語と行為の勉強会」っぽいユルさとアカデミック感は伝わるかと思います。


言語と行為の勉強会: Cross-sectional scientific exploration of language and action

ということで,「言語と行為の勉強会」の紹介でした。しつこいですが,Cross-sectional scientific exploration of language and actionとあるように,分野を超えた科学的な探検ということで,神経心理学(に限らないんですが)の臨床と研究を楽しくアップデートしていきたいなと我々みんな考えています。みなさまにも是非参加していただけると幸いです。


板口個人のサイトはこちら

https://sites.google.com/site/yoshihiroitaguchi/
大学院進学・共同研究・講演希望の方など,お気軽にお声掛けください。


講演依頼も受付中です。