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ファクトリエ代表の山田敏夫さんに一新塾オンライン講義!

昨日は、ファクトリエ代表の山田敏夫さんに一新塾オンライン講義を担っていただきました。テーマは『日本のものづくりを次の時代に~工場直結ブランド・ファクトリエ』。

アパレル製品の製造がコストの安い海外にシフトした結果、日本国内のアパレル品国産比率は1990年の50.1%から2023年に1.5%まで減少しています。世界から絶賛されるメイドインジャパンが失われようとしている状況を変えようと山田さんは、日本初の工場直結ジャパンブランド「ファクトリエ」を立ち上げました。

世界で戦える技術や誇りを持っている一流の工場のみと提携。

「工場直販」で、“工場に適正な利益を。お客様には従来の「2分の1」の価格で最高の商品を実現しています。さらに、地方のアパレル工場が抱える後継者不足の課題解決にも取り組まれています。

山田さんは、日々、全国の工場に直接訪問する現場主義者。
地方の駅に降り立った山田さんは、公衆電話に置かれた電話帳のページをめくって「縫製加工業」の欄を調べて、片っ端から電話していきます。

「じつは、いま駅にいるんですけど、御社の工場を見学したいと思っていまして……」この方法で年に100社程度をまわり、訪れた工場は700社にのぼります。

どのように現場に飛び込むのか?
どのように対象者にアクセスするのか?
自分たちのプロジェクト実践に役立つヒントが満載でした。

時代の潮流にのみ込まれずに、全力で体当たりし、試練を乗り越え続け、道なき道を切り拓かれてこられた志を貫く歩み。

冒頭の人生の歩みにお話の中で、斜陽化するアパレル業界で起業を決断した際の「自分の人生をかけるに値するチャレンジ」とのお言葉も刺さりました。

ブランドとは、「約束」と「信頼」。
工場との深い関わり、顧客との深い関りを見せていただきましたが、山田さんが、工場と顧客をしっかりつないでいるからこそ、ブランドが生まれていること腹落ちしました。

コロナ禍のピンチもチャンスに成長のパワーに変えて、躍進し続ける姿勢。敏感肌、乾燥肌の方のための商品開発に込められた山田さんの思いもとっても響きました。

参加した塾生の感想と胸に響いたお言葉の一部を共有させてください。

●好きなことをやっているということは辛くてもやり続けられる
●ターゲットを絞り、差別化していくことが日本のモノ作りの将来像
●地方創生の一手段として、技術力のある工場を守り育てていくこと
●生産者と消費者とをシンプルに結びつけ、ブランド化たらしめる
●辛い場面でも、ポジティブに、諦めずに継続するメンタリティ
●日本独自の価値に、スポットを当てる
●良い周波数が流れるチーム
●1000日間で1000通の手紙
●かけた手間は必ず伝わる
●人生を賭けて取り組む
●まず行動。失敗しても次の一歩
●失敗の先に成功がある
●夢はかなっても筋トレは続く
●一度断られても足を運ぶ!
●相手に対するリスペクトを忘れない
●関わる全ての人が豊かであって欲しいと願う
●結果はコントロール不能だけど行動だけはコントロールできる
●顧客ファーストで、生産者ファースト、こんなに人想いの素敵な企業、私は他に知りません。

山田さんの日々の奮闘から紡ぎだした数々のお知恵が胸の深くに響きました!

★志を生きるロールモデルから学ぶ一新塾


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