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wakimizu
2018年7月18日 23:08
青嵐草叢の足元どこまでも遠くの青に 近付けなくて睡蓮の葉の上を歩いてみたくて子供になっても歩けなくって入道雲遠く私は海の底怖いものなど何もない今浴衣姿「私が夏になる」と言う何もない 夕凪だけを 纏って行くそう言って電話は切れた 暮れかかる川辺の日青鷺飛んで入り赤とんぼまだ飛ばない日暮に伸びてくる影を夕立が攫って途方も無い夏の夜の始まり誘蛾灯の音
2018年7月8日 23:43
何時迄も踊っている訪れた夜は遠い南の風を纏いダチュラの花が異様に芳しい貴方の居る方へ歩みだしても闇は足を何処かへ攫ってしまう何時迄も踊っている散乱したバッグの中身散々観たDVDが再生機器は無いはずなのに寂れた小屋の壁に映る踊る陽炎 日傘 鬼灯踊る陽炎 日傘 鬼灯踊る陽炎 日傘 鬼灯踊る陽炎 日傘 鬼灯アルカイックスマイルどんでん返しを期待している明日はきっ