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自分らしく生きたい人がコーチングを受けるワケ/実測データからみるコーチングの効果セミナー資料公開

先日開催しました「自分らしく生きたい人がコーチングを受けるワケ」セミナーの内容を公開します。

コーチングって実際どんな効果があるの?
そもそもコーチングとは何?
コーチングを受けようと思ったけど、イマイチ良く分からない

と思っていた方はご参考にしていただけると幸いです。

セミナー資料は以下のSpekerDeckからご覧いただけます。


セミナー内容

セミナーの流れは以下の通りです。

1.コーチング普及の背景

2.コーチングとは何か

3.コーチング内容

4.事例、コーチングの効果

コーチング普及の背景

現在、日本でのコーチングの市場規模は、約300億円(2019年)と言われています。

2015年から2019年の間に市場規模は約6倍になっています。

なぜこんなにコーチング市場が伸びているのでしょうか?
主な理由は2つあると思います。

このセミナーではパーソナルコーチングが普及している理由をご紹介します。※ビジネスコーチング(法人向け)の普及理由はまた別にありますが、今回は触れません。

①物質的な豊かさから精神的な豊かさを求める時代

コーチング普及していきている理由の一つは、価値観の変化です。
少し詳しく解説していきます。

NHK放送文化研究所の調査によると、日本人の80%が個人生活の物資面で満足していると回答しています。

1973年と比べると22.6%も上昇しています。

つまり、多くの人が物質的に豊かになったということですね。

多くの人が生活面では満足している。

皆、車を持っており、テレビもあり、スマホもあり、何でも持っています。

もちろん、上を見ればきりがないですが、沢山お金を稼いで、モノを沢山買って所有するだけでは、満足感や幸福感はあまり得られない、もちろん満足感は得られますが、モノがあふれたこの時代においてはなおさら一時的でしかありません。

地位財と非地位財という概念があります。

地位財(お金、モノ、地位)は他人と比べられるもので、地位財を手に入れても幸せは長続きしないそうです。

逆に非地位財(幸せ、意義、検討)は幸せが長続きするという研究結果があります。

今、地位財から非地位財に価値観がシフトしているのです。

つまり、多くの人が物質的な豊かさよりも精神的な豊かさ(幸せ、人生の意義・目的、健康)を求めるようになってきています。

こんなデータもあります。

電通が行った調査では、1万人中約6千人が精神的な満足感や幸福感を保つための生活を大事にしたいと回答しています。

30代女性については、約7割の方が精神的な幸福感を大事にしたいそうです。

自分にとって幸せってなんだろう?
どんな人生を送りたいのか?

皆さんも悩んだりすることはないですか?

その悩みの先には、自己実現や自分らしい人生を歩みたいという願いがあるのではないでしょうか。

そして、その答えはあなたの中にしかありません。
他人の意見や世間の常識など外部に答えはないのです。

なぜこのことがコーチングの普及と関係があるのかというと、
ポイントは内省です。

コーチングはあなたの中にしかない答えを見つけるために、コーチからの質問により自分自身を深く内省し、自らが新しい気づきを発見するプロセスなのです。

だから、コーチは基本的にアドバイスはしません。

あなたはどんな人生を生きていきたいのか?
どんな自分で在りたいのか?
など色んな視点から自分を深めていけるようにコーチは関わります。

そしてコーチは、その問いからあなたの本当の在り方を知りたいのです。
それを共に見つけてあなたが本当に実現したい人生や実現したい目標を見つけていきます。

コーチングで良くあるテーマとしては、
「これからの人生の方向性を考えたい」
「自分が本当にやりたい事を見つけたい」
「これからどのようなキャリアを描けばいいのか考えたい」等

コーチングは「自分にしか答えがないテーマ」を主に扱います。
そして、コーチと共にとことん自分の人生や自分自身について向き合います。

つまり、コーチングは自分の知るための時間ともいえます。

コーチングを導入している目的は違いますが、yahooさんの導入事例からもコーチングがいかに内省に効果があるかお分かりいただけるかと思います。

内省が深まると自分自身がどんな人生を送りたいのか?という人生の目的や何を大切に生きて生きたのか?などの気づきが得られるのです。

②キャリアの多様化

そして、コーチングが普及してきている理由の二つ目は、
働き方・キャリアの多様化です。

コーチングを受けたいと思うクライアントの悩みの多くは今後のキャリアについてです。

現在では、フルリモートワーク、フルフレックス、副業、複業、時短勤務等
様々な働き方の選択肢があり、キャリアについても転職が当たり前になりつつある時代です。

また会社においても、これまでのように、ずっと同じ会社で終身雇用され、年功序列で上がっていける時代ではありません。

会社・組織では、自らキャリアを描き、自ら行動していくキャリア自律が求められています。

つまり、キャリアにおいても、あなたがどう在りたいのか?という
個人の在り方が問われているのです。

でも迷いますよね。
選択肢が沢山あり、色んな情報で溢れている社会で、どんな仕事が自分にあっているのか?
本当は何がしたいのか?

ここでもポイントは内省です。

コーチング研究所の調査では、コーチングを受けた108名の内93%の人が自分の方向性やビジョンが明確になったと回答しています。

このような調査からも、コーチングによる内省が今後の在り方やビジョンを明確にすることを助けてくれます。

一度立ち止まって、客観的に自分を見つめ直したい、そして自分が大切にしたいこと、より良い人生に向かって進んでいきたい、そんな願いを持った方がコーチングを知り、コーチングを受ける人が増えているのではないかと思います。

コーチングとは何か?

ここまで、少しコーチングの概要に触れながら、コーチングが普及している時代背景などに触れてきました。

そしてコーチングを理解する上で、「内省」ともう一つ大事なポイントがあります。
それは、「クライアントの行動変化を促すこと」です。

コーチングの最終的な目的は、クライアントの自己実現です。
クライアントが在りたい人生を実現する、在りたい自分になるためにコーチは関わります。

しかし、自己実現するためには、ただ内省して気づいて、今後の方向性が明確になりました!で終わった意味ないです。

そう、実際に行動することがとても大切です。
結局行動しなければ、何も変わりません。

だから、コーチはクライアント一緒に目標を立て、どうすればその目標を達成できるのか行動計画を作り実際に行動していきます。

そして、行動→経験→振り返り→学び・気づきのサイクルを繰り返して、目標達成に向かっていきます。

目標に向かって行動する過程にこそ本当の気づきや学びがあるのです。

米国の研究所によれば、大人の学びの70%は直接経験することだそうです。
皆さんも経験があると思いますが、やはり直接体験する、経験する方が学びや発見がありますよね。

コーチングではコーチとの対話から気づきを得ることもしますが、行動した経験からも気づきや学びを深めていきます。

コーチングでは必ずセッションの最後に次回セッションまでに行うアクションを決めます。

そして、次回セッションで振り返りを行うのです。

「行動をしてみて何を学びましたか?どんな気づきがありましたか?」
「学びを踏まえて次はどんな行動をしてみたいですか?」等

口では簡単に言えますが、新しい行動をするって大変ですよね。
新しいことをすることは不安・恐怖もあります。
いわゆるコンフォートゾーンを出ることになります。

そして、行動できたとしても、新しいことをするので、失敗するかもしれません。壁にぶつかって悩むかもしれません。

一人だと、「やっぱり私は駄目だった」と途中で諦めてしまうこともあるでしょう。

だからコーチがいるのです。
あなたの行動を共にコミットします。
壁にぶつかっても前にす住めるように勇気づけします、
コーチは人は必ず自己実現できると信じています。
人の可能性を本気で信じているからです。

さらに、自分の軸をしっかり持つことが行動を促すことにつながるのです。
何のためにやるのか?何を実現したいのか?といった目的や在り方が腑に落ちていると苦しくても前に進もうと思いますよね。

コーチングでは、在り方と行動を紐づけて、クライアント自ら行動しようという意思を作っていくのです。

まとめますが、コーチングとは、コーチからの質問により深く内省し、在り方を明確にする。そのうえで、本当に願っている目標を設定をして、そこに向かって行動を促す。そして、クライアントが自走化していくことを支援します。

実際にコーチングで行う事

では、実際何するの?ということですが、
一例ですが、実際のクライアント事例を基に少し紹介します。

※クライアントに掲載許可を頂いています。

30代女性会社員の事例です。
コーチングを受けた理由は、転職したいけど、年齢も年齢なので、いまさら挑戦なんてできないと思い、行動ができていない。でもより良い人生にしたいというお悩みでした。

実際のコーチングではこんなことをしました。

あくまで一例なので、内容はクライアントによって異なります。
そして以下がコーチング終了後の感想です。

最終的には、クライアントの方が本当に実現したいことができる会社に転職することができ、これからのチャレンジが楽しみです!と意気込んでおられました。

詳細はこちらの記事をご確認ください。

コーチングの効果

最後に、実際の研究で証明されたコーチングの効果をご紹介します。

コーチングを受けたグループ25名とコーチングを受けていないグループ25名の10週間後のスコアの推移を示したのが、上図です。

コーチングを受けたグループは、生きがい、自律性、自己成長ポイントが大幅に上昇しています。

その理由は、コーチングにより、自分自身の在り方を明確にして、自己実現に向かって行動をしていく。
だから、生きがいや自律性が高まります。
そして、その過程において、行動→振り返りを繰り返して、体験から学び自己成長をしていくのです。


より詳しい解説は以下のnote記事をご参照ください。

まとめ

ここまで色々ご紹介してきましたが、自分らしく生きたい人がコーチングを受ける理由は以下の3点です。

①自分の在り方を知りたい、価値観を明確にしたい。
②大切にしたい価値観に沿って生きていく人生を実現したい。
➂より良い人生に向かって自分自身を変えたい、行動したい。

繰り返しになりますが、自分の人生を生きていくためには、まずは自分を知ることが大事です。
まずは、自分と向き合っていく時間を一日10分で取って、これからやりたい事、今感じている感情、などセルフリフレクションしてみてください。

一人で考えてもなかなか内省が深まらない、もっと効果的に内省して、自分のビジョンを明確化したいと思った人は、ぜひコーチングを受けてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

もし何かご質問などございましたら、お気軽にコメントもしくはHPよりメールを頂けますと幸いです。

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