Ishiguchi Mizuha

旅行が大好きです。23年秋に、4年ぶりの海外旅行に行ってきました。その際、いろいろな方…

Ishiguchi Mizuha

旅行が大好きです。23年秋に、4年ぶりの海外旅行に行ってきました。その際、いろいろな方々のブログや動画が大変参考になりましたので、私も旅の記録を残しておこうとnoteを始めました。「誰得?」な情報も多いと思いますが、よろしくお願いいたします。

最近の記事

100万円の旅 【ポルトガル旅行 総括】

今回の旅費のトータルは、物価高や円安の影響から、 以前ヨーロッパを旅行していた時を大幅に上回ったが、 もちろん100万円もはかかっていない。 以前「お金について」の回で、 「仮にトータルの費用が100万円だとしたら、 100万円分の経験と体験をしてくればいいだけのことだ」 というようなことを書いた。 今回4年ぶりの海外旅行は、終わってみれば 私にとっては100万円分の価値ある旅行だった。 現地で何か特別な体験をしたわけではない。 代表的な観光地を回り、現地の代表的な料理を

    • お土産の効能 【ポルトガル旅行 振り返り編11】

      私の旅に割と欠かせないものの一つが、自分や周りへのお土産。 旅行先では雑貨屋さんや文房具屋さん スーパーマーケットに寄って、 こまごまとした生活雑貨やちょっとした置物、 おいしいかどうかは分からないけど クッキーやチョコレートなどの 食品を大量に買い物をする。 今回もそうした買い物を楽しむ気満々で、 70リットルのスーツケースを用意し、電子秤も持って行った。 けれど最終日パッキングを終えてみると、見事に半分スカスカだった。 ポルトガルが2度目だったからか、 円安で反射的に

      • 破れたお札は使えるか 【ポルトガル旅行 振り返り編10】

        今回2度目のポルトガル旅行だったが、ポルトは初めて訪れた。 この街もまた、リスボンの旧市街並みにくねくねと入り組んでいて、 方向感覚には多少自信があった私でも、 スマホの地図アプリなしには歩けなかった。 たっぷり歩いたポルト滞在1日目、 夜ご飯を食べようと、ホテルの近くにある 大通りに面した小さなカフェに入った。 テラス席には私のような観光客もいたが、 店内では地元の人(多分)も食事をしていた。 私は4人掛けのテラス席に座った。 注文を終えてぼんやり周囲を見ていると、 エ

        • カフェ・レストランでの作法あれこれ 【ポルトガル旅行 振り返り編9】

          一人旅では、自由さと気楽さを 思いっきり享受することができるのだが、 誰かと一緒の旅だともっといいのに、と思う瞬間がある。 例えば、空港などで大きなスーツケースを持って 列に並んでいる時(トイレに行きたくなったら荷物を見ていてもらえる)、ちょっといいホテルに泊まる時(宿泊代の割り勘ができる)、 食事の時(複数品注文ができる)。 ということで、今回は食事に関連した話。 その土地にしかない食べ物を楽しむのは旅の醍醐味の一つだが、 実は私にとって食事は二の次、三の次。 お腹がす

        100万円の旅 【ポルトガル旅行 総括】

          鉄道で都市を移動する 【ポルトガル旅行 振り返り編8】

          基本的に飛行機が好きな私は、鉄道を使った旅が極端に少ない。 何の自慢にもならないけれど、 新幹線の乗車経験は両手で足りるほどで、 駅の自動券売機であれオンラインであれ 切符購入は未だに要領を得ない。 そんな私が今回、ポルトガルで鉄道に乗ろうというのだから、 旅は間違いなく自分を少し成長させてくれる。 今回のルートは首都リスボンを出発し、ポルトガル第3の都市コインブラ、そして第2の都市ポルトへと、南から北に縦断した。例えるなら 東京から名古屋、大阪を移動するイメージだ(こちら

          鉄道で都市を移動する 【ポルトガル旅行 振り返り編8】

          リスボン郊外の穴場観光地、マフラ宮殿 【ポルトガル旅行 振り返り編7】

          ポルトガルのリスボンからコインブラを経由して、ポルトへ至る今回の旅。 到着早々、リスボン郊外に位置する Mafra(マフラ)という町に行ってみた。 マフラには2019年に世界遺産登録された「マフラの王家の建物」がある。 同じリスボン郊外にある世界遺産「シントラの文化的景観」に比べると、 マイナー感は否めず、旅行記を残しているサイトも多くはない。 それでも先人たちの情報を総動員すれば、 英語もコミュ力もない私でも、 なんとか自力で行けそうな気がした。 ルートは比較的シンプル

          リスボン郊外の穴場観光地、マフラ宮殿 【ポルトガル旅行 振り返り編7】

          セーターと半袖が混在する町 気候について【ポルトガル旅行 振り返り編6】

          午前10時過ぎ、リスボンの空港に無事着陸。 モニターに映し出された気温は19度。 真っ青な空に出迎えられることを期待していたけれど、 到着時の空はたった今雨が止んだような灰色の雲が占領していた。 空港のアスファルトにはまだ、ところどころ濡れた跡があった。 もちろん雨に出迎えられるよりは断然いい。 到着時こそ、暑くもなく寒くもなくちょうどいい気候だったが、 雲の合間から太陽が見えてくると気温はどんどん上がり、 肌がじりじりとしてくる。 9月下旬のポルトガルは思った以上に夏だ

          セーターと半袖が混在する町 気候について【ポルトガル旅行 振り返り編6】

          カメラのバッテリー問題、後日談【ポルトガル旅行 振り返り編5】

          自分の失態でバッテリーを劣化させ、 旅行中に上手く作動するか不安だった私のミラーレス一眼。 使ううちにカメラも勘を取り戻してくれたのか、 旅の最後まで問題なく使うことができた。 勘を取り戻していないのはむしろ自分の方で、 ホワイトバランスやピントの調整など 操作方法の大部分を忘れてしまっていた。 せっかく撮った写真も 肝心のところでブレブレだったり、構図が最悪だったり。 スマホで何も考えずに撮ったほうが きれいに映っていたケースも少なくなかった。 下手な鉄砲なんとやらで、

          カメラのバッテリー問題、後日談【ポルトガル旅行 振り返り編5】

          リスボンの地下鉄はビザタッチで 【ポルトガル旅行 振り返り編4】

          リスボン空港で無事SIMカードの購入・設定に成功すると、 次のハードルは市内に向かうために乗る地下鉄切符の購入だ。 旅慣れた人からすると「何がハードルだ」と笑われそうだが、 久しぶりの海外旅行というのはそういうものなのだ。 一事が万事、大事件なのだ。 約10年前のポルトガル旅行でも地下鉄には乗ったが、 購入やチャージの方法はきれいさっぱり忘れている。 しかも前回は、海外渡航の経験が豊富な友達と一緒だったため、 地下鉄の券売機の前で二人して、こうかな、ああかなと 「わちゃわち

          リスボンの地下鉄はビザタッチで 【ポルトガル旅行 振り返り編4】

          ボーダフォンで現地SIMを購入 【ポルトガル旅行 振り返り編3】

          旅行中のインターネット環境は、モバイルWi-Fiのレンタルではなく 現地SIM購入にチャレンジした。しかし初めての経験だったので、 無事設定(アクティベート)できるかどうか、めちゃくちゃ不安だった。 例によって、先人たちが残してくれたブログやYouTubeから 体験談を仕入れると「OSの言語を英語に設定しておくことを前提に お店の人にアクティベートしてもらった」という情報もちらほら。 それは確実でとてもいい方法だとは思ったが、 ITリテラシーが極端に低い私は 情けないことに

          ボーダフォンで現地SIMを購入 【ポルトガル旅行 振り返り編3】

          ターキッシュ&イスタンブール空港の評価はいかに? 【ポルトガル旅行 振り返り編2】

          今回、4年ぶりの海外旅行ということで、 旅前に漠然と抱えていた不安要素はたくさんあった。 最初に乗り越えるハードル(?)は イスタンブール空港での乗り換えだった。 今思えば「全然余裕! 何を不安に思うことがあるの?」と 当時の私の背中を叩いて励ましてあげたいが、 まだ見ぬ未来に不安を抱きがちなのは、私の悪い癖。 加えて、過去に乗り継ぎに失敗しそうになった経験が 心のどこかに引っかかっていて、 以来、何事もぎりぎりの行動は避けるようにしている。 目的地まで乗り継ぎを必要とする

          ターキッシュ&イスタンブール空港の評価はいかに? 【ポルトガル旅行 振り返り編2】

          チェックインは事前オンラインが鉄則【ポルトガル旅行 振り返り編1】

          2023年9月末、 1週間のポルトガル旅行(厳密には5泊8日)から無事戻って来た。 21時過ぎにはアパートに着き、 荷ほどきとお風呂と洗濯を済ませて、就寝。 翌日からは在宅ワークと日課のスポーツジム通いを再開し、 いつもと変わらない日常を過ごしている。 今から思えば、出発前は些細なことにあれほど大騒ぎしていたのに、 終わってしまうとあっけなく、本当に旅行に行ってきたのか すぐには実感がわかなかった。 ということでここからは後日談。 旅の余韻的な意味で、個人的な記録を残してお

          チェックインは事前オンラインが鉄則【ポルトガル旅行 振り返り編1】

          ターキッシュ座席指定の顛末

          長距離フライトで少しでも快適な空間を確保するため、 出発(9月下旬)の2カ月以上も前にエアチケットを購入した私。 ところがチケットは即発券といかず、 代理店購入の「落とし穴」(?)にはまり、 悔しいやら残念やら、若干自己嫌悪に陥っていた。 そしてお盆休みに突入。 今年はコロナ関連の行動制限が完全撤廃され、 日本中が帰省だ旅行だ台風だと大騒ぎ。 お盆休みに入ってしまうと、ますますEチケットの発券が 遠のくことを覚悟していた。 けれど、知らせは突然舞い込んできた。 お盆真っ最

          ターキッシュ座席指定の顛末

          レンタルか購入か、それが問題だ カメラについて 【ポルトガル旅行 準備編6】

          旅行中の記録はスマホで十分と考える人もいる。 確かにスマホに搭載されているカメラの性能は飛躍的に伸びていて、 iPhoneで撮影した写真を見せてもらうと、間違いなく美しい。 しかし私はアンドロイドユーザー。 アンドロイドが悪いわけでは決してないのだが、 私が使っているスマホでは、いまいち自分が理想とする写真が撮れない。 カメラは今も昔も素人だが、昔仕事の関係でミラーレス一眼を購入した。 以来、撮影の楽しさを知り、旅行にも携帯するようになった。 今回の旅行にも、このミラーレ

          レンタルか購入か、それが問題だ カメラについて 【ポルトガル旅行 準備編6】

          掛ける? 掛けない? 海外旅行保険【ポルトガル旅行 準備編5】

          もしここまでの記録を、連続してお読みいただいている貴重な読者の方は 既にお気づきかと思うが、私は相当な慎重派で倹約家。 今回も、そんなビビりでケチな私の独り言にお付き合いいただきたい。 用心深い私は、「香港2泊3日」のようなショートトリップを除いては、 基本的に毎回、海外旅行保険を掛けてから出国している。 幸い旅行中に保険のお世話になったことはないのだが、 海外の治療費が日本とは比べ物にならないほど高額なのは厳然たる事実、 数千円の掛け金でそれがカバーできるなら安いものだと

          掛ける? 掛けない? 海外旅行保険【ポルトガル旅行 準備編5】

          旅のお守り、ガイドブックが手に入らない? 【ポルトガル旅行 準備編4】

          今回の旅は、初めて現地SIMを利用することにした。 もし設定が上手くいかなかったり 何らかのトラブルで使えなかったりした場合は、 これまで通りガイドブックを頼りに街歩きすればいいと思っていたが、 そのガイドブックが手に入らない、というプチトラブルが発生したのだ。 ガイドブックは写真メインのもの、情報量重視のものなどいろいろあるが、ツアーではなく個人手配で旅行をする時には、 やはり「地球の歩き方」シリーズが秀逸だと感じている。 しかし同シリーズ唯一の欠点は、豊富な情報量に比例

          旅のお守り、ガイドブックが手に入らない? 【ポルトガル旅行 準備編4】