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レンタルか購入か、それが問題だ カメラについて 【ポルトガル旅行 準備編6】

旅行中の記録はスマホで十分と考える人もいる。
確かにスマホに搭載されているカメラの性能は飛躍的に伸びていて、
iPhoneで撮影した写真を見せてもらうと、間違いなく美しい。

しかし私はアンドロイドユーザー。
アンドロイドが悪いわけでは決してないのだが、
私が使っているスマホでは、いまいち自分が理想とする写真が撮れない。

朝のポルト、適当に歩いていたら少し道に迷ってしまった

カメラは今も昔も素人だが、昔仕事の関係でミラーレス一眼を購入した。
以来、撮影の楽しさを知り、旅行にも携帯するようになった。
今回の旅行にも、このミラーレスを持って行こうと決めていた。

私のミラーレスの購入がいつだったのかは正確に覚えてはいないが、
もう10年近く前になると思う。
この間、新調することも考えたが、
積極的な買い替え理由やきっかけがなかった。
そして時は過ぎ、コロナ禍に突入し、
ミラーレスを使って撮影する機会はめっきり減ってしまい、
というか「全く」なくなってしまい、数年ほったらかしにしていた。

果たしてそのツケはしっかりと回ってきた。

出発も近づき、長年使ってこなかったカメラを取り出した。
動作確認をするためにバッテリーを充電し本体にセット、
電源を入れてみるも反応がない。
電源のオン・オフやバッテリーの抜き差しを繰り返して、
なんとか電源が入った。

全くの素人で恥ずかしいのだが、
バッテリーを本体に入れっぱなしにしていると
「過放電」という状態になってしまうらしい。
たまにしかカメラを使わない場合、
バッテリーの入れっぱなしは、絶対に避けるべきことの一つだった。

その後も、日を置いて電源を入れてみた。
すんなりと電源が入る時もあれば、入らない時もあり、
状態はやや不安定だった。

今回の旅行には既に航空券やホテル、現地の移動など、
すでに痛いほどに出費を重ねているので、
ここにきて新しくカメラを購入する余裕はない。

新しいバッテリーを買うという考えも頭をよぎったが、
のちのちカメラ本体を買い替える可能性も考えると
もったいない出費に思えた。

レンタルも見積もってみた。思いのほか手ごろな値段で、
気軽に借りられそうな業者を見つけ、予約の一歩手前までいったが、
最終的には使い慣れた愛着のあるカメラを持って行くことにした。

朝のポルト。中心部は大開発中

劣化した、もとい、劣化させてしまったバッテリーで
どのくらいの時間、撮影に耐えられるかは分からない。
使っている途中で、突然止まってしまうかもしれない。
その時は、もう素直にスマホのカメラを使うしかない。

実は私が今使っているスマホには
割といいカメラが搭載されているのだが、
いまいち使いこなせていないのだ。
これを機に、もっとスマホのカメラを信じてもいいのかもしれない。


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