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お土産の効能 【ポルトガル旅行 振り返り編11】

私の旅に割と欠かせないものの一つが、自分や周りへのお土産。
旅行先では雑貨屋さんや文房具屋さん
スーパーマーケットに寄って、
こまごまとした生活雑貨やちょっとした置物、
おいしいかどうかは分からないけど
クッキーやチョコレートなどの
食品を大量に買い物をする。

今回もそうした買い物を楽しむ気満々で、
70リットルのスーツケースを用意し、電子秤も持って行った。
けれど最終日パッキングを終えてみると、見事に半分スカスカだった。

ポルトガルが2度目だったからか、
円安で反射的に「高い!」と思ったからなのか、
それとも海外に出られただけでもう十分満足してしまったからなのか、
きっと全部が理由だと思うが、
これほどまでにお土産を買わない旅も初めてだった。

世界のどこでも布小物に引かれる

体験にお金を使ったと言えばそうなのだが、やはり何か物足りない。
ポルトガルに行ってきたという証拠を残すために、
定番のマグネットとポルトの名所がプリントされたエコバッグを
購入したが今、私の部屋の中で、いまいち存在感が発揮できていない。

旅を終え、再び日常が戻って来ても
部屋の中に新たに加わったアイテム(=お土産)を眺めたり、
買って来た食料をちびちび消費することで、
「ああ、行ってきたんだ」と旅の余韻を楽しむことができる。

たかがお土産、されどお土産。
私にとってお土産は
旅をしみじみと振り返るのに重要なアイテムだ
ということに改めて気づかされた。
やっぱり次の旅行では、お土産を多めに買って帰ろう。

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