【真実探求研究家】石垣博史

中東や欧州を渡り歩くこと30年以上。5か国話せるPentalingul。日本のメディア…

【真実探求研究家】石垣博史

中東や欧州を渡り歩くこと30年以上。5か国話せるPentalingul。日本のメディアが伝えない真実のニュースをお伝えします。

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ウクライナのネオナチズムの実態とその歴史的経緯

ネオナチズムの実態 前回ウクライナにおけるネオナチのことについて触れましたが、ナチズムって第2次大戦時ヒトラー率いるドイツ軍がユダヤ人虐殺(ホロコースト)の名目に振りかざしていた主義主張でしょう。 でも、米国率いる連合軍でドイツ敗北、ヒトラー自殺とナチスの思想なんてこの地上から消え去ったのでは、と考えている方が殆どでしょう。 現在ドイツではこのナチスの思想や、ヒトラー礼賛などの言動には法律上の罰則が課されることになっていることもご存じの方は多いと思います。 ロシアのプ

    • NATO自衛隊合同演習

      日本は残念ながら欧州・中近東での戦乱を導火線とする世界大戦に巻き込まれつつあるようです。 ヨーロッパではNATOとロシアが直接対決する危険性が高まっています。きっかけはアメリカが長距離レンジの米国製武器でロシア領土内を攻撃する許可を出したことですが、これを機に一挙にNATO対ロシアの緊張状態が高まっています。 中近東ではイスラエルがレバノンを攻撃する意図を示したことにこれまで大人の対応で自制を保っていたイランがヘズボラと共に中東全域の反イスラエル武装組織がイスラエル

      • 地球温暖化の嘘

        CO2排出問題提起の発端地球温暖化と騒がれて久しく近年これに関連したSDG(持続可能な開発目標)などというキャッチフレーズが現れ様々な企業が「私達はこれをやっています」などとしきりに宣伝しています。 この中でもCO2(二酸化炭素)の削減が大きく取り上げられておりCO2、特に人間の産業活動や車や化石燃料を使う発電所などが排出するCO2が地球の温暖化を加速させているとされています。 この二酸化炭素削減ヒステリーの世界的な動きはアメリカのクリントン政権時代に副大統領だったア

        • NATOロシア対決:情報戦

          今週日曜日にロシア領土内で一見するとお互いに関連がなさそうに見える2つの事件が起きました。 一つはセバストポリで起きたNATOによる市民への無差別攻撃で乳幼児含む一般市民が殺害された事件。もう一つは南ロシアで起きた宗教関係者を狙ったとされるテロ事件でこれも複数の死傷者が出ています。 セバストポリ攻撃はNATOが、ダゲスタン事件ではCIAと英情報機関MI6が背後で暗躍し両者は共謀して同時に2つの事件を演出していることは明らかです。 ダゲスタンのテロ事件の方はともかく

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        ウクライナのネオナチズムの実態とその歴史的経緯

          NATOとロシアの全面対決

          ウクライナ全面敗北 ウクライナの現実は主流メディアがどんなに頑張って真実を捻じ曲げて報道 していようが既にウクライナ側の完全な敗北状態となっています。 その報道ですらウクライナ軍がロシア軍に対して優勢といった大本営発表 ニュースはめっきり減り西側の支援がなければ負けるかも、といった弱気な トーンに変わっています。 ロシア側はウクライナに対しいわば最後通告をスイスで開かれたウクライナ平和サミットの前日6月14日にしています。このサミットでは中国が出席を拒否、サウジア

          NATOとロシアの全面対決

          東京都知事選魔物同士の対決

          7月7日の都知事選挙には立候補者数が過去最多の56名、ポスターを張るボードのスペースが足りないとか、300万円払って安い広告費だとしてエロいポスターを貼る立候補者が選管や警察に注意されるなど笑ってしまう事件も起きています。 立候補者数は多いものの、今一番注目を集めているのは現職都知事の小池氏と元野党の国会議員の蓮舫氏の2人でしょう。この二人街頭演説なども派手にやっていますが彼女達がこれまで何をやってきたか、及び今後の予定などのマニフェストを有権者は見ていると思います。

          東京都知事選魔物同士の対決

          イスラエル核戦争の危機

          まずは以下の動画で国家安全保障大臣のイタマル・ベン・グヴィルがレバノン南部で早く戦争を始めなければならない、と激高した口調でまくし立てているのをご覧ください。 彼はネタニヤフ政権で極右の非常に危険な存在の3人の閣僚の一人でありシオニスト党出身で連立内閣に入っている人ですが、テレビの司会者は「なんなの、この戦争屋は!」という顔をして呆れかえっています。 ベン・グヴィル:早く戦争はじめないと! イスラエル政府はガザでの戦闘(一般民衆虐殺のことでしょ)が終了に近づいて

          イスラエル核戦争の危機

          NATOロシア領内攻撃

          6月23日の日曜日にロシアクリミア領内のセバストポリでウクライナ軍による民間人に対するミサイル攻撃があり、5人死亡、うち2人は2歳の幼児を含む子供。124人が負傷していますが、これもかなりの数が子供となっています。 死亡者は今後さらに増えそうですが、場所は海水浴でごった返すビーチで周辺一帯には軍関連の施設は一切なし。ミサイルは今年4月に米軍がウクライナ軍に提供したATACMS長距離レンジミサイルで弾頭に非人道的と言われるクラスター爆弾を搭載していた。 ウクライナ軍が攻

          フーシ派大暴れの背景

          フーシ派とはテレビで時折イエメンのフーシ派のことが取り上げられどのメディアも彼らをテロリスト扱いしていますが、彼らは一体何者であり、何故紅海上などで貨物船などを攻撃しているかについてはほとんど説明されたことがないようです。 北イエメンではじまった宗教運動が発展し、イスラム宗教指導者フーシ師を軸とする運動・団体・組織が母体となってその教えを信じる人達のことをフーシ派と呼んでいます。 2000年初頭に内戦が勃発しサウジ支援のスンニ派とイランが支援するフーシ派に分かれ同時にA

          ベンガジ襲撃事件の闇

          ベンガジ襲撃事件とはベンガジ襲撃事件とは2012年9月11日リビア内戦でカダフィの死去後リビア東部にあるベンガジという都市でアメリカ領事館がテロリストグループにより襲撃され、当時首都トリポリから出張で来ていたアメリカのスチーブンス大使を含む4人が殺害されたという事件です。 この襲撃事件は主流メディアの報道ではイスラム教の預言者モハメットを冒涜する映画に怒ったイスラム教徒の抗議行動が発端となって起きたことになっていますが、真相は全くそんなことではなく、アメリカの、つまりオ

          カダフィ暗殺の闇

          リビア動乱リビアはもともとオスマントルコの領土でしたが、イタリアが20世紀初頭トルコとの戦争で同国に併合。1951年に王国として独立するもカダフィ大佐を指導者とする青年将校団による1969年のクーデターで共和制となっています。 彼は「人民による直接民主主義」と言う理念でリビアを統治していましたが、2011年にアラブの春動乱でチュニジア、エジプトとなどでの騒乱が相次ぐ中リビアでも政府に対する反乱が起き、反乱軍の要請でNATOが参戦。 NATOは首都トリポリを空爆して破壊し

          ヨーロッパに搾取され続けるアフリカ

          貧しいアフリカアフリカと聞くと「貧困」『飢餓』「内戦多発」「疫病蔓延」「独裁者の国家元首」など、あまり良いイメージは思い浮かんできません。 特に「貧困」というイメージは日本に限らず全世界でも同様かと思います。 欧州の列強がアフリカの国を植民地化して、ただ同然の賃金で現地労働者をプランテーションや鉱山などで強制労働させ、おまけに奴隷輸出などして搾取してきた結果極端に貧しい国が多くなったのは事実でしょう。 以下の地図はヨーロッパのたった7か国でエチオピアを除くアフリカ全

          ヨーロッパに搾取され続けるアフリカ

          イスラエルガザ侵攻の背景の真相

          イスラエルのガザ侵攻の現状10月7日のハマスによるイスラエルに対するテロ攻撃後イスラエルによる反撃が始まりハマス戦闘員に対する攻撃に止まらず空爆などで一般の民間人が多数犠牲になっています。 民間人や民間の組織(学校、病院など)の中にハマス戦闘員が紛れ込んでいるからという口実でなんの罪もない一般人を無差別に殺害しているのですが、このような口実は真っ赤な嘘で、最近ではガザ最南端に避難した人々の難民キャンプ及び国際支援団体などにも攻撃をしていることからもこのことは明らかです。

          イスラエルガザ侵攻の背景の真相

          ハマスとISISは誰が作ったのか

          テロリスト集団のスポンサー中東各地でイスラム過激派と称される集団がメディアで取り上げられ、狂信的な宗教的信念から各種のテロ活動を行っているといった報道がされましたが、こういった集団の生い立ちや背後にいるスポンサーなどについてはほとんど触れられていません。 ハマスを支援しているのはイランである、という事ぐらいは報道されるのですが、ISISに至っては彼らの活動が全世界を騒がせていた2014年当時ですら全く何の情報もありませんでした。 突然イスラム国なるテロリスト集団がどこから

          ハマスとISISは誰が作ったのか

          グローバリストの正体

          流行語としてのグローバル化最近というよりも少し以前からグローバル化、グローバライゼーション、人材のグローバル化など、いい響きの言葉のように聞こえるキャッチフレーズが目に付くのですが、果たして実態はどうなのでしょうか。 例えば人材のグローバル化ですが、日本に進出している待遇の良い外資系会社に就職する上で有利だから、と勘違いしている人も結構いるようです。ところが現実は大部分の外資系企業では英語が出来る人はほとんどいません。必要ないからです。 外資系の会社が日本に進出して探し

          奇々怪々ハワイの山火事

          ハワイの山火事は人為的なもの?2023年8月8日にハワイのマウイ島で起きた山火事は日本でも大々的に報じられテレビでこの出来事を知った方はかなり多いと思います。特に南西部のラハイナ地区が全壊し悲惨な姿になりました。 この山火事が単なる山火事に留まらず海岸沿いの街まで延焼し100人以上の死者と行方不明者も1,000人以上と相当な数にのぼり、未だに行方不明者は行方不明のままとなっています。 この山火事自然発火によるものとしてはあまりにも不自然で何者かが意図的に起こしたものとしか

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