記憶
キラリ、君には星の声が聞こえている?
長い年月を越えて、僕ら君にも届くようなひかりになったよ。
星降る夜に、耳を澄まして。
たしかに聞こえる音階はカラフルを極めている。
知りたいことがあるなら声に出して (誰に、ではなく本当の君に届くように)
優しい光が明日を包むよ (君が安心して歩いていけるように。何も、心配はいらないから)
愛していた事を覚えている? (誰に届かなくても、本当の君には届くよ)
報われなかった昨日の思い出も、柔らかく抱きしめてあげて欲しい (彼らが安らかに天に還れるように)
冷たい水をひと口飲んで、心の奥底とつながる。
大好きな明日と笑って出会えるように。
瞬きは明日の私と手を繋ぐ合図。
ひとりでに鳴った懐かしいチャイム、
昨日の私が瞳を閉じるよ。
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