見出し画像

【転職物語③(医師)】求職者の権利

こんにちは医療系人材紹介プーさんです。
今回は私が関わった多くの方々の転職物語第3回を書いていきます。内容を語るだけではなく、様々なシーンの対処法などもお伝えします。少しでもお役にに立てば嬉しいです。

面接同行

前回の面談から1週間後、1つの候補先と面接が決定しました。
その際によく「いつ頃面接に行けば良いですか?」と質問を受けます。
答えは「可能な限り早く」です。求人は家探しと似ていると言われることもありますが、タイミングが命です。

同時に多くの転職者が活動をしており、いつ先に面接が行われ、募集終了になるかわかりません。「待てばもっといい仕事が出てくるかもしれないので待ちます」と言われる方もおりますが、確かに待つ事も一つの選択肢です。

しかし、待ったからといって「良い求人」が出るかは誰にもわかりません。

その為少しでも気になる求人があった場合は「実際に面談面接し、具体的な話を聞いて見学をしてみる」ことがとても重要です。よくあるのが「そこまで期待していなかったが、職場の雰囲気もよ良く、条件面も寄り添ってくれた」「期待していたが、実際に見ると違った」など求人情報だけではわからないことが沢山出てきます。実際に見てダメなら納得したうえで見送れると思いますが「やっぱりあの求人が気になるので選考に進みたい」となった時に、募集終了してしまい心にしこりを残したまま、転職先を決定する事にもなりかねません。

さてさて、Aさんは面接が決定し、最短で調整可能な1週間後に決定しました。当日は面談(面接)→職場見学→上司同僚と顔合わせ→質疑応答の流れでスムーズに話が進ました。面接が終わる直前に「ぜひウチにきて欲しい」とその場で内定をいただくことができました。

その場で内定が出た場合は、どう回答すれば良いのかも事前にAさんにお伝えしていたので、動揺せずに対応ができました。良い回答としては「内定のお礼を伝えた後、私も前向きに検討させていただきたいのですが、詳しい条件をご提示いただき家族と相談して、可能な限り早く回答させていただきます」というのがベストです。
その場雰囲気に押されて応諾をしてしまうのは少々リスクがあります。その場で採用条件明示書や雇用契約書などが書面で提示された場合は、内容を確認して回答するもありですが、提示がない場合は後から聞いていた話と違う・・・なんて事にもなりかねませんので、回答は慎重に進めましょう。

それから3日後に採用条件明示書が届き、私も厚生労働省(職業安定法)が定める、必須記載項目が全て掲載されているか、内容に不備が無いか確認後にAさんに提示して、「ぜひお願いします!!」と内定応諾のお返事をいただきました。

Aさんの心身のことを考えると私もほっとして、先方に内定応諾をお伝えししました。

まさかの展開

さぁ入職まで細かい事のサポートが始まるぞ思っていた矢先・・・私の携帯電話が鳴ります。

担当者「申し訳ないが先日のAさんの内定を取り消させてもらいます」
プー「・・・はいっっ??(驚き変な声)」
担当者「あの後、色々と話し合った結果、今回は採用を見送らせていただきたい。申し訳ないがAさんにその様に伝えて欲しい」
プー「・・・」

次回

Aさんに出された突然の内定取消し。法的や本人の生活など様々な問題が発生する可能性がある内定取消し。Aさんの転職活動は一体どうなってしまうのでしょうか・・・

余談

最近ワインにハマっています。特に安価な
チリ産ワインは飲みやすくお気に入りなのですが、この間イスラエル産のワインをいただいたことがあって、白ワインなのですが大変飲みやすかったです。お値段もそこまで高くなくちょっとした話題にもなるので、気になる方はググってみて下さい!!


この記事が参加している募集

転職してよかったこと

転職体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?