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ぼくたちの、ミライバ。 周南のまちの未来を描く。

この記事は、周南市の魅力をPRする周南市市民ライターの活動として発信しています。

秋日和の11月23日。
周南市の中心市街地であるJR徳山駅周辺・商店街が、地域の人気店あつまるマルシェや子どもたちの希望あふれるイベントでにぎわっていました。

駅周辺では「周南市小学生最強決定戦ぷよぷよeスポーツ」「しゅうなん地域マーケット」。
商店街を舞台にしたおしごと体験「こどもっちゃ商店街」。

商店街の中にある一番街(銀座2丁目地内)では「一番街の未来を考えるワークショップ」が行われました。


一番街とは

徳山駅前商店街の銀座通りと銀南街をつなぐ「一番街」。
アーケードや床、照明には懐かしい雰囲気があり、人々がにぎわい行き交ってきた長い年月を感じさせます。

最適な道路空間の実現にむけて

今回のワークショップは、未来の居場所「ミライバ」を想像し、一番街の最適な道路空間の実現にむけて道路利用可視化社会実験をする目的で行われました。

簡単に説明をすると!
老朽化しているアーケードを将来改修するとして、新しくどういう道路にするか、市民の皆さんがどういうところにベンチがあれば使いたくなるか、通行を遮ることになるか、実物を置いて体感し、意見をいただこうという取り組みだそうです。

《 一番街の未来を考えるワークショップ 》

①11月1日  一番街のビジョンを語ろう
②11月23日  ストリートファニチャーをつくろう
社会実験は、12月2日 から12月17日
③2024年1月17日  結果について考察しよう

この取り組みは、周南市  中心市街地活性化推進課が主催しています。

① ビジョンを語ろう

11月1日、第1回目のワークショップが開催されました。
一番街の「これまで」と「これから」について考え、安らぎの広場をコンセプトに議論。
進行は、街づくりに関しての調査や企画を行う建設コンサルタント会社。
市民公募で集まった方、街づくりに関心があり取り組む方、市の職員が参加しました。

チームごとに発表

3チームに分かれてイスや植物などの模型を用い「どういう空間づくりができるか」「こういうことができれば」と話し合いながら、並べ方などを工夫しました。

未来の姿がつまった模型

②ストリートファニチャーをつくろう

11月23日、第2回目のワークショップを開催。
1回目の議論を基に、一番街の社会実験のためにストリートファニチャー(設置する物:ベンチ、プランター、ツリーに飾るオーナメント)を作成しました。

議論をもとに完成した模型 (左) を眺め、形にしていく人々
プランターを作る参加者

1回目から参加する都市デザインを研究中の山口大学の学生は、
「通りをどう人のために活用していくかを研究しており、街づくりを精力的に行う地域である周南市を研究対象にしています。他市でも社会実験に関わっており、今回周南市での社会実験を知って参加しました。街づくりの実験で使用する物を、皆で作るのは素晴らしいです。自分で形にしていくことが楽しいです」
と活き活きとした姿勢で話してくれました。

ツリーのオーナメントを作る子どもたち
作ることが好き。目をキラキラさせていました

子どもたちの個性ゆたかな色合いが、まるで未来を描いているようでした。

街づくりに携わる参加者は、
「街づくりのイベントや会議など行政しか関わらない街もあるが、周南市はちがいます。市民が積極的に来て、取り組み、フランクさがあり街が温かい」
と話してくださいました。

社会実験・ワークショップを担当する建築コンサルタント会社の担当者は、
「周南市はワークショップ参加を呼びかける期間も短かったですが、沢山来ていただきました。行政や市民の温度が高く、同日開催されていた他イベント(こどもっちゃ商店街など)の集客力も非常に高い」と感心されてました。
お聞きして、周南市民でよかったと誇りに思った瞬間でもありました。

社会実験🌿安らぎの空間に行ってみよう

ワークショップの参加者一人一人の手で作ったストリートファニチャー。
ベンチやプランター置かれた安らぎの空間は、12月2日から17日に一番街で味わっていただけます。
緑の添えられた一番街にぜひお立ち寄りください。

③社会実験の結果を考察しよう

あなたの声が、これからの一番街、周南市の未来をつくります。
社会実験後の2024年1月17日は、徳山駅前図書館 交流室2にて結果の考察が行われます。

周南の未来を一緒に考えませんか?

周南市  中心市街地活性化推進課HP

ミライバしゅうなん

※本記事の内容は、執筆時点(2023年12月)のものです。


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