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140字小説【対処を間違えた】

僕は古アパートに住んでいる。隣に住むドSのAさんには困っていた。壁が薄いのに溜めこんだストレスを拳に込め壁にぶつけるのだ。注意しても繰り返された。僕は考えた末ある結論に達した。壁の気持ちを伝えよう。「痛い!」「ぐわっ!」隣の部屋からAさんの声がした。「こ、これは…殴りがいがある」

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