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GOGOANIMEヘビーユーザーの私が考える、アニメ炊き出しの意義と勇者が辺境から生まれる理由。

 GOGOANIMEというサイトがある。
 アニメが英語字幕付きで無料で見れるサイトだ。

 よく、漫画村が違法摘発されて問題視される傾向があるが、このようなアニメサイトではそのような動きがあまり見受けられないのはなぜだろう。

 それは、漫画とアニメの利益回収の仕組みの違いによるところが大きい。

 漫画は売れないと利益を回収できない。

 しかし、アニメはまず予算を付けてから制作するのが一般だとおもうので、むしろ見られてなんぼ。

 ユーザーの視聴時間が長ければ長いほど、原作やグッズなどのコンテンツアクセス期待値が増え、広告効果が得られるので放置されているということなのだろう。

 そしてGOGOANIMEを利用して痛感するアニメコンテンツの市場の広さ!

 最新のアニメでも半日で英字幕が付きアップロードされるのだ。

 ここに世界市場におけるアニメのポテンシャルが伺える。

 そして、世界にはまだまだ紛争地域も多い。

 そんな場所で、ネット回線がやっとつながるレベルの環境があったとして、そんな人たちに有料のサブスク型アニメサイトへの加入を強要する道理があるだろうか?

 GOGOANIMEはアニメ炊き出しとでもいうべき慈善事業なのだ!

 現実は醜くても、束の間アニメ世界の輝きに触れることで、そのような世界の辺縁、日本では想像もつかない過酷な世界から、今の世界のゆがみを正す勇者とでもいうべき存在が頭角を現すのかもしれない。

 勇者とは、そういう場所からしか生まれえないのかもしれない。

 いわば文明社会を享受する立場の我々は、ラスボス前の町の住人とかのレベルだと思うので、そういう勇者が訪ねてきたら、まあ魔王倒せるような装備とか、格安の宿とか、あるいは家の中の壷やタンスにエリクサーとかを入れておくのも有りかもしれない。


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