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薄明薄暮。

ご存知でしょうか、
この薄明薄暮はくめいはくぼという言葉。

薄明薄暮性、読んで字の如く
薄明るい時間と薄暗い時間、
つまり明け方や夕暮れ時などに活発になる性質
ということを意味する言葉なんですが、
いわゆる、夜行性や昼行性に対比する言葉です。

わたしはこの言葉を
うちの猫を引き取るまで知りませんでした。

何で猫?
と思われるかもしれません。

猫は夜行性だと思われていることが多く
わたしも昔はそう思っていたのです…

が、

実は猫はこの薄明薄暮性という
性質を持つ生き物なのです。

猫を飼っている方や飼っていたことのある方なら
思い当たる節があるのではないかな…と思います。

というのも、猫が起こしに来る時間帯は
夜中の2時などいわゆる丑三つ時ではなく
明け方、4時〜5時前後ということが
多いはずなのです。

ちょうど薄明くなり始める時間帯ですね。

ちょっと早めにお腹が空いて、
朝ごはんをねだってるのもありますが
実はこの薄明薄暮性という性質も
影響してのことだと思われます。

言葉自体をあまり聞き馴れないということは
この性質を持つ動物は少ないのかな?
と思うかもしれませんが、
調べてみると意外に多いんですよ。

実は犬もそうです。

それ以外にも、ウサギや鹿、
レッサーパンダ、フェレットやモルモット、
ハムスター、ネズミ、スカンク、
カピバラなども同じ薄明薄暮性の
動物なんだそうです。

鳥や虫などにも薄明薄暮性を持つ生き物はいて、
初夏の風物詩と言えば…な、あの美しい蛍も、
夜行性ではなく薄明薄暮性なんだそうです。

とはいえ、犬や猫の場合、
飼い主の生活リズムに慣れてしまうため、
その性質が薄れてしまう子も
多いかもしれませんね。

というのも、
うちの猫もお腹が空いていれば
明け方5時などに起こしに来ることは
しばしばあります…が、
わたしよりお寝坊さんなこともあるんです笑。

わたしが起きてからもベッドで爆睡、
しばらくしてから寝ぼけ眼で起きてきて
朝ごはんをねだるなんてことも。
前日夜更かしでもしたんでしょうかね笑。

というわけで今日は、
猫は夜行性ではなく薄明薄暮性だ!
というお話でした。

暗い部屋で映画を見ている時にわたしの後ろでくつろいで
一緒に映画を観ていたうちの猫をふと見たら
画面の色に影響されてカラフルになるのが面白くて。


それでは今日はこの辺で。


最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。


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