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夫と2人暮らし。 知り合いのいない西の方の土地に住んでいます。 短歌を100つ書いてみ…

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夫と2人暮らし。 知り合いのいない西の方の土地に住んでいます。 短歌を100つ書いてみます。 詩、物語、その入り口をたくさん見つめて書いています。

記事一覧

ここはどこって考えてこわい 高速道路のまんなかでわらう

irodmi
6か月前
1

透明な気持ち

「透明な気持ちのままで生きれたらたぶんわたしはここに居ないね」

irodmi
6か月前
1

乙女

亜麻色の髪の乙女を歌う 禿げた男のために注がれた麦酒

irodmi
11か月前

これまでの灯りを一つずつ数えて 一杯の珈琲では足りないね

irodmi
11か月前

花びら

紫陽花の花びらじゃない方をつまみ 梅雨明け宣言するおかん

irodmi
11か月前

こころの中で腕を組み この先は誰の為にも生きません。 もう

irodmi
11か月前

応募資格:貴方様に心が無い事 株式会社ニンゲン

irodmi
1年前

シャンプー

わたくしの一皮の下側を知るシャンプーは昼寝をしている

irodmi
1年前
1

昨日の続きはいりません 眠るための生きるための鍵を探す

irodmi
1年前

上海

カラカラの喉をポーチにしまいこみ 上海色の口紅をひく

irodmi
1年前
1

一度目の愛の何かがたった今届いた 心に寂しさが沁む

irodmi
1年前

政治

傷ついている気づいている政治家といじめられっ子が交差する

irodmi
1年前

若草を食んでいける者同士 静かな星の下で乾杯

irodmi
1年前

今朝干した布団の上で大嘘が夕陽を吸って膨らんでいた

irodmi
1年前

精神が垂れていくのを止める薬をください 31歳

irodmi
1年前

とんぼ

人間は空を飛べないから良いね 秋の顛末を知るとんぼが言う

irodmi
1年前

ここはどこって考えてこわい
高速道路のまんなかでわらう

透明な気持ち

「透明な気持ちのままで生きれたらたぶんわたしはここに居ないね」

乙女

亜麻色の髪の乙女を歌う
禿げた男のために注がれた麦酒

これまでの灯りを一つずつ数えて
一杯の珈琲では足りないね

花びら

紫陽花の花びらじゃない方をつまみ
梅雨明け宣言するおかん

こころの中で腕を組み
この先は誰の為にも生きません。
もう

応募資格:貴方様に心が無い事
株式会社ニンゲン

シャンプー

わたくしの一皮の下側を知るシャンプーは昼寝をしている

昨日の続きはいりません
眠るための生きるための鍵を探す

上海

カラカラの喉をポーチにしまいこみ
上海色の口紅をひく

一度目の愛の何かがたった今届いた
心に寂しさが沁む

政治

傷ついている気づいている政治家といじめられっ子が交差する

若草を食んでいける者同士 静かな星の下で乾杯

今朝干した布団の上で大嘘が夕陽を吸って膨らんでいた

精神が垂れていくのを止める薬をください
31歳

とんぼ

人間は空を飛べないから良いね
秋の顛末を知るとんぼが言う