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役に立たない読書生活。

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楽天ROOMにて 書店(役に立たない読書生活) をやっています。 https://room.rakuten.co.jp/fantasia.triumph/items こちらでは… もっと読む
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2023年1月の記事一覧

君は…その人にずっと憧れていたんだよ|漫画『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』2巻

君は…その人にずっと憧れていたんだよ|漫画『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』2巻

社畜で45歳、独身男性の佐々木さんと、スーパーの従業員である24歳の山田さん(佐々木さんの前では、就業時とのギャップから田山と名乗ってる)が、スーパー裏の喫煙所で距離を縮めていく、甘酸っぱい系のラブストーリー。

1巻の感想はコチラ↓

先日、2巻が発売しまして。

1巻に引き続き、2巻も面白かったです。

このお話の醍醐味は佐々木さんが、レジにいる清楚な山田さん(※就業時)と喫煙所で会うパンク

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2023年2月の欲しい本

2023年2月の欲しい本

気づけば今年も早速1月が終わり。
早いわねー、こうやって1年過ぎていくのかねー。

年末年始はバタバタして買うのは良いけど、なかなか読む時間のない1ヶ月でした。
読んではいたけど、進まない、が正解かな。

来月はバンバン読みたいです。

アニメも放送中!

アニメはまあ……少し絵や動きが稚拙かしらね。
それが、制作会社によるのか、他のところによるのかは私は詳しくないので分かりませんが。

とはいえ

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元気があれば何でもできる!|漫画『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』

元気があれば何でもできる!|漫画『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』

作画 尾羊英による、『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』中村颯希の同名小説のコミカライズ作品です。

皆に愛される雛女(ひめ)と疎まれる雛女のとりかへばや物語

舞台は詠国後宮内“雛宮(すうぐう)”
雛宮とは、雛女(ひめ)と呼ばれる妃候補を集めた次期妃育成の場所。

主人公である、黄 玲琳(こう れいりん)は現皇后の姪であり、従兄弟である皇太子の寵愛を受け、本人も容姿端麗で優

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最後まで握っている力がなければ、いかに大事なものでも手を開いて落ちるに任せるしかない。|小説『タマリンドの木』

最後まで握っている力がなければ、いかに大事なものでも手を開いて落ちるに任せるしかない。|小説『タマリンドの木』

『タマリンドの木』は池澤夏樹による恋愛小説。

生きていく場所が違う2人のラブストーリー

東京の一流企業で船舶用のエンジンの営業をしている野山は、タイの難民キャンプで働く樫村修子と出会う。

2人が出会ったのは、野山勤める企業の会議室。
企業が新聞社と協賛で、難民キャンプに小型汎用エンジンを寄付する、という企画の為だった。

野山はそのエンジンを選定する役目として。
修子は受け取る側の難民キャン

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2022年12月面白かった本|阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし|バカと無知|頭の回転が速い人の話し方

2022年12月面白かった本|阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし|バカと無知|頭の回転が速い人の話し方

1年を通しての面白かった本も、もう決めてあるのに、今更去年の……

と思いますが、それはそれ。これはこれ。

年単位と一ヶ月単位では違うからね。

というワケで2022年12月面白かった本はこちらです。

久しぶりのエッセイだったのもありますが。

肩肘張らないエピソードが読んでて心地いい本でした。
ドラマもNHKオンデマンドで見れそうなので、見てみたいです。

……良い本、と言って良いかは迷う本

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図らずとも、自分の弱点を知ることになった本|『頭の回転が速い人の話し方』

図らずとも、自分の弱点を知ることになった本|『頭の回転が速い人の話し方』

話すことは嫌いじゃない。

でも、何となく自分の話すことに満足できてはいない。
仕事に直結していて切実に悩んでる……とかではないけど、何か変えてみたくはある。

内容全てに共感できる訳ではないけど、著者である岡田斗司夫は話し方が上手いなぁ、と思うことが多々あった。

そしてこの方はこういうことを徹底的に言語化するので、読んでみたのが『頭の回転が速い人の話し方』だ。

本書は、決して「相手を言い負か

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