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君は…その人にずっと憧れていたんだよ|漫画『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』2巻
社畜で45歳、独身男性の佐々木さんと、スーパーの従業員である24歳の山田さん(佐々木さんの前では、就業時とのギャップから田山と名乗ってる)が、スーパー裏の喫煙所で距離を縮めていく、甘酸っぱい系のラブストーリー。
1巻の感想はコチラ↓
先日、2巻が発売しまして。
1巻に引き続き、2巻も面白かったです。
このお話の醍醐味は佐々木さんが、レジにいる清楚な山田さん(※就業時)と喫煙所で会うパンクな田山さん(※就業後)を同一人物だと気づかず、話が進んでいくところ。
山田さんも、佐々木さんをからかいながらも、その優しい人柄に徐々に惹かれてはいるんだけど、正体を明かせずに、もどかしくも喫煙所でのひとときを楽しんでいる。
今回の見どころは、佐々木さんが閉店後のスーパーで雨宿りをしていて、田山さんと二人で喫煙所にいるシーン。
お互いに、どうしてタバコを吸い始めたのか、という話で、田山さんがきっかけを話すところで
「あたしが仕事でメーワクばっかかけて辞めようと思ってた時
辞めたいより仕事が好きって気持ちのが勝つんじゃないかって
…気づかせてくれた おとこのひと
そのひとが吸ってる姿がハタチになるまで頭にあって
――なんとなくね」
「…田山さんそれは
なんとなくなんかじゃなくて
君は…その人にずっと憧れていたんだよ
や…ごめん勝手なこと言って
的外れだったり嫌だったら 忘――」
「……そうなの?」
この「……そうなの?」の時の、少女のような田山さんの表情がたまらない。
また、今回の巻では佐々木さんの過去の恋愛も出てきますが。
元カノも実は結構、田山さん系。
これから2人はどうなるのか。
いつ、佐々木さんは真実に気がつくのか。
続きがとてもたのしみです。
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