![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126197763/rectangle_large_type_2_7e288fca6c0b58f73b3651389737dd77.jpeg?width=1200)
神社レポ:京都の隠れた名所!瀧尾神社の龍に会いに行く
【写真10枚】
龍を観ることができる、という噂を聞いた。
近所の人からは、
「夜な夜な川へ水を飲みに行っている。恐ろしくて眠れない」と、苦情まで出たらしい。
![](https://assets.st-note.com/img/1703817457150-kLGqBc3USj.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1703817490977-GTL5pjwhPk.jpg?width=1200)
■information
瀧尾神社 (たきおじんじゃ)
アクセス:JR「東福寺駅」から徒歩約2分(紅葉で有名な東福寺の近く)
駐車場:あり
境内散策:無料(社務所9:00~16:00)※社務所不在の場合あり
アドレス:京都市東山区本町11丁目718
Tel:075-531-2551
天井をうねるのは、全長8mもの木彫りの巨大な龍。立体感はもちろん、躍動感がスゴい。
冒頭の苦情は、江戸時代に本当にあった話なんだとか。
![](https://assets.st-note.com/img/1703817581174-33eajXRgXa.jpg?width=1200)
神社の創建は「不詳」
神社の由緒板に「創建年代は不詳¹」と書いてしまうんだから潔い。
わかっているのは、応仁の乱で場所を移した。さらに豊臣秀吉の大仏殿建立の際、現在地へ移転したんだとか。
瀧尾神社と名乗るのは、江戸幕府の命令だったという。
![](https://assets.st-note.com/img/1703818927114-dHnCezhAEQ.jpg?width=1200)
仕事運向上?!
大丸百貨店の創業者である下村彦右衛門正啓。彼の通勤経路にこの神社があったらしい。当時は寂れていたのだろう。自分の境遇と重ねたのか、毎日のように商売繁盛を願ったとされる。
で、大成功! お礼に寄付をした、と。
![](https://assets.st-note.com/img/1703817675361-HYCXzUPoT9.jpg?width=1200)
その寄付の額は半端ではない。
まず、社殿を修復してあげる(今の社殿)。現在のお金で約5億円かかったという。
細部に宿る神業
正直、敷地は狭い。一見どこにでもありそうな街の神社である。
だが、よくみると装飾が異常だ。
![](https://assets.st-note.com/img/1703817704356-QNEiyAteIb.jpg?width=1200)
木目まで考えて彫ったのだろうか。素晴らしい。
![](https://assets.st-note.com/img/1703818107975-hLBsbOsR9N.jpg?width=1200)
って、境内空いてるなあー
![](https://assets.st-note.com/img/1703817730992-xT6rwfOrRh.jpg?width=1200)
グッズ購入
ショップ(社務所)で、自在置物なんてないかな…。
![](https://assets.st-note.com/img/1703817798344-K7gZtbEMiK.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1703818048684-mHGJGbigMl.jpg?width=1200)
開運干支の置物としてもよさそうだ。玄関にでも飾ろうか。
それでは、来年もよろしくお願いいたします。
ソース
¹:瀧尾神社境内にある由緒板
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
スキ・コメント・フォローなどいただけますと、お礼の品をもって参上したいくらい喜びます。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?