相手の「自己重要感」を上げる方法
自己重要感とは
人から認められたい
価値のある存在でありたい
という欲求のことを言います。
「自己重要感」は誰しも強く持っている欲求なのですが、一般的な生活をしているとなかなか満たされる機会がありません。
自己重要感が満たされる出来事としては
誕生日(祝ってもらう)
子供のいる方→母の日や父の日に子供から感謝の言葉をもらう
個人で大きな成果を出した
くらいだと思います。
つまり、よっぽど影響力のある人間でない限り
自己重要感が満たされることは滅多にないと言えます。
なのでもしも「自分の自己重要感を上げてくれる人」が現れると、すぐにその人に好感を抱きます。
自分に自信をつけさせてくれる人のことを大好きになります。
それだけ人は「自分の存在を認めてもらい、なおかつ感謝される」ことに飢えているのですね。
ではここから本題に入ります。
今日は「相手の自己重要感を満たす簡単な方法」についてお話します。
この方法は相手から好かれるというメリットもあるのでぜひ試してみてください。
非常にシンプルで誰でもできる内容になっていますので、ぜひサラッと最後まで目を通してみてくださいね!
(無意識にできている人もいると思います)
話をよく聞いてあげる
性格に関係なく、人は誰しも
自分の話を聞いてほしい!という強い欲求を持っています。
特に「自分のことを話しているとき」というのは、美味しいものを食べた時や大金をもらった時のように脳が興奮することが分かっています。
もしも
「あなたの話を聞きたい!」
「最後まで真剣に聞かせてもらいます」
という人が現れれば、かなりストレス発散になりますよね。
私も人の話を聞くより、自分の話をする方が好きです…笑。
そう、人は誰だって
自分の話がしたくてしたくて、たまらないんです。
生きていて何にいちばん興味があるかって、そりゃぁ「自分のこと」です。
なので人は、自分の話をしているときが最高に気持ちがいいんです。
これをしっかり理解した上で、他者の話にしっかり耳を傾けることが大切です。
肯定し、褒める
相手の話をしっかり聞いてあげたら、必ず肯定もしてあげてください。
(※仲良くなりたい相手限定で)
自分の価値観とはちょっと違うな、と思っても「そういう考え方もあるんだね、面白いね」といった感じで認めてあげましょう。
そうすることで相手は
「自分のことを分かってくれる人がいた!嬉しい」と感じ安心します。
さらに
「その考えは思いつきもしなかった。参考にするよ」などと言って相手を褒めることで、相手は自己重要感が満たされます。
自分の話に耳を傾けてくれただけでなく、褒めてまでくれた。
これで喜ばない人はいません。
感謝する
感謝されるとき、というのは「人の役に立った」ときですよね?
なので人は感謝されると
自分はいいことをした
人助けをした
という感覚になります。
そして前半でお話したとおり、人は誰しも
「人に必要とされる、価値のある存在」に憧れを抱いています。
この願望にも近い欲求を満たしてくれるのが、ありがとうの言葉です。
人から感謝されることで自分の存在価値を高めることができます。
逆に、誰からも感謝されない人、というのは自己重要感が満たされず自己嫌悪に陥りやすくなります。
なので、相手の自己重要感を上げるには「定期的に感謝を伝える」ことも大事です。
大切にしたい人には意識的に感謝の言葉をかけるといいです。
いつも一緒にいるパートナーや、仕事仲間には特にです。
「いつも頼れる存在でいてくれて、ありがとう」
「○○のおかげで今日も調子がいいよ、ありがとう」
「やっぱり○○じゃなきゃダメだ、ありがとうこれからもよろしくね」
照れクサイかもしれませんが、このようにストレートに感謝を伝えることも時には大切です。
逆も𠮟りです。
自分も人から必要とされる存在になりたいなら、常日頃から「人から感謝される行動を心がける」必要があります。
自分本位な生き方ばかりをしていては、人が離れていくので自己重要感を上げることも難しくなってきます。
まとめ(ちなみに…)
今日は「相手の自己重要感を上げる方法」についてお話してみました。
方法は非常にシンプルで
①話をしっかり聞いてあげる
②肯定し、褒めてあげる
③感謝の気持ちを伝える
この3つです。
これを徹底してやっていけば、相手は自己重要感が上がっていきますし、あなたのことが好きになります。
これは余談ですが
男性が仕事終わりに直接家に向かわず、飲み屋に足を運んでしまうのは「自分の話を聞いて欲しい」「肯定されたい、褒められたい」という欲求からだという話を聞いたことがあります。
会社や家で、自分の話に耳を傾けてくれる人がいない。
この虚しい気持ちを発散するために、男性はスナックやキャバに足を運ぶことがあるようです。
(もちろん付き合いであったり出会いを求めるパターンもあります)
スナックのママやキャバ嬢というのは
「お客さんの話を聞いて肯定してあげる」のが仕事です。
(一応、私もキャバ経験者です)
お客さんの話を遮ったり、否定するようなことは絶対にしないはずです。
笑顔でお客さんの話に耳を傾け、褒めたり励ましたりします。
これが男性にとって「大きな癒し」となり、何回も通ってしまうことがあるようです。
そしてこれはあくまで私の経験則なんですが
妻子持ちだけど飲み屋に通ってしまう男性の心理は「家での癒しが足りない、つらい」これに尽きると思います。
妻と対等に話せない、だったり
妻が日によって態度が違う
という話をお客さんから聞いたことがあります。
こういった方は、外に癒しを求める傾向にあるようです。
本当に家族のことが大好きだったら、仕事後は急いで家に帰るはずです。
寄り道なんてしたくないはずです。
(あくまで主観なのでこれはあまり参考にしないでください)
(趣味に走る人もいると思います)
話が大幅に逸れてしまいましたね、すいません。
とりあえず今日はこれくらいにしようと思います!
最後まで読んでくれてありがとうございました。
また近々更新します、ではでは。
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