#184 教育を通じた国際交流の意義
日本の幼児教育を学ぶために来日しているエジプトの教員たちが、福井市の幼稚園を視察し、子どもたちに自発的な取り組みを促す教育方法を学んでいるそうです。
現代においても
教育の存在意義は国ごとに違います。
一人ひとりの幸せを願う教育のありかた
と
一人ひとりの思想統制としての教育
ではその行き着く先は大きく異なるでしょう。
国の教育制度は、その過去と現在に深く関わっています。
政治、経済、他国との関係性、地理的、歴史、思想、宗教など様々な要素が絡み合い、その国独自の教育体系を築きあげていると言えるでしょう。
日本では
フィンランド教育が注目をされていますが
それもまた国民性、税制、人口、地理的問題など違いもあります。
様々な教育の在り方を学びつつ、国や地域の特性に合うように、アレンジしていくことが大切でしょう。
全ての国家が
「国家のための教育」ではなく「一人ひとりのための教育」という理念を共有できれば、
世界はより良い場所になるなと感じています。
何よりも
「教育」という媒体を通じて、世界の多くの人々が繋がっていることに嬉しさを感じながらこのコラムを書いています。
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