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憎さからかわいさへ《zaccanto》
くそー、あいつめ。
と、ときどき思ってしまうような人がぼくにもいる。その人に対して常は冷静なつもりだが、あるきっかけでその穏やかそうな水面がふっと怒りの沸点に達しそうなことがある。あるいは自分の中に燠のようなものを抱えていて、それが炎をあげそうになる手前でいつも抑えている。ぼくはなんとも煮えきらない生焼けの男である。
「若い頃は瞬間湯沸かし器と呼ばれた」ことを武勲のように話す老人を何人か見たこ
モチベーショナルスピーカー《zaccanto》
noteやInstagramを地味にやっていると、ときどきこの人はなんで自分の投稿に「いいね」してくれたんだろうと思うことがある。
先日、noteでまあまあ字数のある記事を投稿したら1秒くらいで「いいね」してくれた人がいて。そういうことがあるとぼくの場合、読んでないのに「いいね」したよね、と思ってしまう。好意的に、手が滑って「いいね」したんだね、と思う人もいるかもしれない。
それでも、やはり
着信したような感じ《zaccanto》
毎日、ズボンのお尻側の左のポケットにスマホを入れている。それはスマホ以前の携帯電話時代から変わらない。なぜ左かといえば、携帯電話をはじめて持った大学2年の頃には既にお尻側右ポケットには財布が入っていたからである。右側ポケットに財布が入っていたのは、自分が右利きだからにちがいない。
ズボンの前側ポケットには、部屋の鍵や小銭やレシートは入れても携帯電話を入れたことはない。前側ポケットは腰掛けるとき