2024年に読んだ本 14
⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)
皆さんこんばんは
フリックフラックのいっぽです。
いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。
さて今日はね、
2024年に入ってから
僕が読んだ本について
ただただ書く記事の
第14弾です。
去年からの記事を
全てマガジンにまとめてますので
こちらもお時間ある時に是非
お読みください
去年と同じように今年も、
読んだ順番に書いていこうと
思います。
めちゃくちゃ話題になった本とか
そんなもん紹介されんでも
知ってるわ
みたいなやつは
僕みたいなもんが
どうこう書いても
しょうがないんで
タイトルだけ載せて
ある程度省きつつ
進めたいと思います。
あらすじとかは
ネットで検索すれば
すぐに出てくるので
なるべく内容の核心には触れずに
それ以外の部分、
僕が感じたことや
その本のテーマと深く関わった時の
出来事なんかを中心に
掘り下げていければなと
思います。
それではスタートです。
(一部、敬称略でいきます)
『逆転正義』 下村敦史
1冊目です。
これは去年の夏に刊行された
小説ですね。
タイトルの通り
どんでん返し系のミステリが
6つ入ってます。
僕は、帯の説明などで
どんでん返し
とか書いてるの
あまり好きでは無いんですけど
これに関しては
さほど気にならなかったですね。
概念を覆されたり
騙されるんだろうなと
頭に置きながら読んで
問題無いと思います。
それでもやっぱり
どうしてもそういう情報を
排除したかったという方は
すみません
装丁が非常に独特で
本の帯って普通は
本の下についていると思うんですけども
この本は上についているんですよね。
あなたは思い込みをしているのでは無いか
あなたは本当に正しいのか
みたいな
仰々しい煽り文句がついているんですけど
別にこの本を読んで
価値観が変わるとか
そういうのでは無くて
純粋に
隙間時間で楽しめる
エンターテインメント作品として
読んで欲しいですね。
僕は個人的に
1本目と6本目が好きでした。
『ばにらさま』 山本文緒
2冊目です。
これも小説ですね。
短編集です。
3年前に亡くなられた山本文緒さんの
最後の小説集ということで
僕はね、
山本文緒さんの小説を読むのは
2回目で
『自転しながら公転する』しか
読んだことが無いんですけど
素朴な恋愛の描写が
すごく生々しくて
魅力的なんですよね
何か大きな変化があるわけでもなく
周りからは
ただ普通に上手くいっている様に
見えるのに
本人たちは
説明するのが難しい違和感を
抱えているみたいな
そういう表現が
すごく繊細で
経験した事が無い状況でも
リアリティを
感じられるんですよね。
読み手の
環境によっては
ちょっとしんどい場面も
あるかもしれませんが
全体的に読みやすくて
オススメですね。
『成瀬は天下を取りにいく』 宮島未奈
3冊目です。
これは再読ですね。
去年読んだんですけど
本屋大賞を獲られて
続編も出たので
もう一度読みました。
まあこれはもう
内容とかは言わずもがなですね
今本屋さん行ったら
この本と続編で
1つの本棚を独占したり
してますし
もう既に読んだという方も
多いでしょう。
Xを見ていたら
今回の本屋大賞はこの本が
獲ったというより
成瀬本人が獲ったという感じ
みたいなポストが
流れてきたんですけど
すごく共感できましたね。
もちろん著者の方もすごいと思うんですけど
やっぱりこの本の魅力ってね
読んだ後に
元気が出るような
内容だという事だと思うんですよ。
本を普段読まない人が
この本を読んで
久しぶりに本読んだけど
しばらく良いかな
ではなく
次に何を読もうかな
というメンタルに
なれる本だと思うんですよ。
そういう意味で
本屋大賞に相応しいと思いますし
高確率で
映像化されると思うんですが
成瀬役を誰がやるのか
非常に気になりますね。
個人的に1回目と2回目で
島崎の印象が結構変わりましたね。
2回目の方が感情移入できました。
続編もはやく読もうと思います。
はい、今日はここまでです。
今回はすべてオススメでしたね。
ここまで読んでくださった皆様
ありがとうございました。
ではまた明日