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それぞれの日常を精一杯に生きている

先週、しばらく鹿児島の実家に帰っていた。急な話だった。新幹線と高速バスを乗り継いで、2時間半ぐらいのちょっとした旅だ。

ご時世的な理由もあって、地元に帰るのは数年ぶり。それでも、見た目にはどこも変わりはなく、いつも通りの見慣れた、穏やかな景色だった。

久しぶりに家族や親せきとも話ができた。近況や仕事のこと、先々のことを話した。どのような形であれ、みんな、それぞれの日常を精一杯に生きている。こうやって集まれる家族、親せきがいることは良いことだなと、しみじみと思う。

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福岡の自宅に戻ると、長女の誕生日だった。リクエストによってパイナップルの乗ったトロピカルなピザを注文した。ピザも値上がりしたせいか、受け取りに行った店には客がおらず、以前よりも手早く受け取れた。

プレゼントは、本人の希望のラジコンカー。軽快な音楽が流れたり、自動で操縦するモードがあったり、いまどきな作りで、私が子どもの頃とはちがうのだな。

ケーキを囲んで、みんなでハッピーバースデーを歌った。ささやかだが、平穏に誕生日を祝えることは、何よりありがたいことだ。7歳、おめでとう。

これは色ちがい版のイラスト

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