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2024年に読んだ本 13

⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

皆さんこんばんは
フリックフラックいっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。

さて今日はね、
2024年に入ってから
僕が読んだ本について
ただただ書く記事の
第13弾です。

去年からの記事を
全てマガジンにまとめてますので
こちらもお時間ある時に是非
お読みください

去年と同じように今年も、
読んだ順番に書いていこうと
思います。

めちゃくちゃ話題になった本とか

そんなもん紹介されんでも
知ってるわ
みたいなやつは

僕みたいなもんが
どうこう書いても
しょうがないんで

タイトルだけ載せて
ある程度省きつつ
進めたいと思います。

あらすじとかは
ネットで検索すれば
すぐに出てくるので

なるべく内容の核心には触れずに
それ以外の部分、

僕が感じたことや
その本のテーマと深く関わった時の
出来事なんかを中心に
掘り下げていければなと
思います。

それではスタートです。
(一部、敬称略でいきます)








『可燃物』 米澤穂信


1冊目です。

これは去年の夏に刊行された小説ですね。

移動時間で読めるくらいのボリュームの
短いミステリが
5本入っています。

全てのお話が
すごくシンプルなのに斬新な設定で
受け入れ難い部分が全く無いのに
ちゃんと毎回予想を裏切られるのが
心地良かったですね。

5本入っているので
5回事件が起きるんですけど

それぞれね、
1冊にできるくらい
設定が練られているんですよ。

僕は3つ目のバラバラになった
遺体の事件と
5つ目のファミレスの事件が
印象に残ってますね。

とにかくエンターテインメント性の
高いお話を読みたい方にオススメです。




『存在のすべてを』 塩田武士 


2冊目です。

これも小説ですね。

先月、結果が発表された
本屋大賞のノミネート作品を
最近、順番に読んでいて
これもそのうちの1つですね。

30年ほど前に発生した
誘拐事件の真相を
警察担当だった
新聞記者の男が追っていく
という物語なんですけども

とにかくね、
読み応えが凄かったですね。

まず、誘拐事件のシーンから
はじまるんですけども

その数ページの
臨場感と迫力が
他の作品には無いものなんですよね。

小説って
読者側の読むスピードは
みんなバラバラで
そこをコントロールするのは
不可能なはずなのに
なんでこんなに疾走感があって
ドキドキさせられるんだろう
って不思議な感覚を
味わうことができると思います。

そこから、ずっと
重厚なストーリーが
続くんですけども

とにかくね、
すごく長いんですけど

もっと長く書けそうですし

なんやったらもっと長く書いてもらって
ずっと読んでいたいような
そういう心地良さがあるんですよね。

この作品のレビューを読んだ時に
『八日目の蟬』と似ている
みたいな感想を書いている方が
いたんですけども

確かに共通点は多いなと思いました。

この作品をね、今
はやめに読んで欲しい
理由がありまして

僕はね、個人的に
この作品って映像化されるんじゃ無いかな
と思うんですよね。

もう既にそういう話があるのに
僕が知らないだけだったら
すみません
めっちゃ恥ずかしいですね
それやったら

そういう事実があったとしても
僕は知らないんですけど

かなりの確率で
映像化されるような気がするんですよ。

そうなるとね、
主役はこの俳優さんで
この役はこの人でっていう風に
振り分けられると思うんですね。

その情報を知った後に
本を読むと

どうしても
その人物が喋って
その人物が動いているように
脳内で変換されてしまうと思うんですね。

それがよく作用する場合もあれば
逆もあると思っていて

なるべくそういう影響が無いうちに
読んでおくべき作品だと
思うんですよ。

パッと聞くと
タイトルが大袈裟だと
思うかもしれませんが

それはどうなんでしょうか

是非読んで確かめてみて下さい




『日本語の大疑問2』 国立国語研究所編


3冊目です。
これは新書ですね。

シリーズの第1弾を
今年の初めに読んで面白かったので
第2弾も読みました。

色んな日本語に関する疑問を
日本語のスペシャリストの方々が
解決してくれる
という形式になっているんですけども

今回も面白かったですね。

僕は特に
船はなぜ
〇〇丸という名前が多いか

みたいな章と
ムショ帰りのムショは
刑務所の略では無い

の章が面白かったですね。

僕がね、この本の良いなと
思う部分が1つありまして

こういう本って
得てしてただの知識の羅列に
なりがちだと思うんですよ。

雑学の本とか
そういうのが多いですけど

みんなの疑問解決します!
みたいな事を謳っているのに

誰もそんな事気になってへんわ!
という内容を
取り上げていたり

SNSを見ていれば
知ることが出来るような
情報を載せていたり

肩透かしを食らうことも
多々あるんですけど

この本は
確かにそれは疑問だな
と思うような題材を扱って
その上でね

例えば、
日本語のこのような部分が
外国人にとって難しい
というような章であれば

外国の方と
お話しする時は
これに気をつけましょう
とか

解決法や
僕たちがこれから
どのように日本語と関わっていくべきか
という道標のようなものを
示してくれるんですよね。

そういう意味で
学びになると思います。

本を読んでいると
賢くなったり
賢い人が本を読むようなイメージって
ありますけど

僕はそうは思わなくて
媒体に差はそこまで
無いように思うんですよ

映画を観ても
アニメやドラマを観ても

知識を得られることに
違いは無いと思うんですが

そんな僕でもこの本は
読むことで
実際に少しは自分が
賢くなったのだろうな
って思うような内容でしたね。




はい、今日はここまでです。

今回はすべてオススメでしたね。

ここまで読んでくださった皆様
ありがとうございました。

ではまた明日

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