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自分が変わるために行動するという選択をする

大きく変わるの記事で「コロナ終息後にむけて」の記事を書きました。

今回はそれに通じるようなテーマ

どのように物事を見て、どのように物事を捉えるか、どのように行動するか

この見方、捉え方行動の仕方について、講師経験の最初の3年間の部活動わわ取り上げて書きます。
その前に僕が赴任した時に感じたことで3校に共通することを前提に入れていただきたいです。

・学力が低く県内の底辺校と呼ばれる学校。
・辛いこと苦手なことがあると逃げちゃう。
・大人を信じれない生徒が多い。

①能力が高かった1.2校目

この2校の生徒たちは能力が高かった。
2校目は関東大会も狙えるレベルの選手でした。
しかし本当に頑張るのが苦手でした。

「なんで頑張らないんだよ」
「だらしない。お前らの意識が低い。」
「勝つ気ないならやめてしまえ」
「何やってるんだふざけるな」

こんな言葉ばっかり使ってた。
完璧上から目線の教員
生徒は言うことを聞かない。
誰だかわからない奴にこんな態度されたのですから。
結果チームは勝てない。
2年目に関しては1度崩壊まで行きました。

自業自得ですが多分あれは今思うと鬱症状。
(食欲不振、睡眠障害が続く日々)
この2年間を本気で失敗したと反省。
教師を辞めたくなりました。

完全に人のせいにしかしていない指導者でした


②能力の低かった3年目

過去5年間地区大会で1回も、勝ち経験なし部員7人。
頑張るのは過去2年よりも、もっと苦手

正直どうしようって思いました。
2年の失敗もあり、この時自身なんてものはもう何もありませんでした。
しかし過去の反省を生かし絶対に変わる。とにかくもうやるしかないそんな気持ちでした。

「あと少し頑張ろう」
「どうやったら上手くいくか考えよう」
「失敗するなら思いっきり失敗しろ!手は抜くなよ」

言葉の使い方を変えました。
とにかく毎日応援しました。
絶対に1回勝たせたいその思いでした。

公式戦昨年度60点差で負けたところに勝ち。
代が変わって4人になり助っ人借りて試合に出た。
この状況でも誰も辞めなかった。
最初チョコチョコ練習サボってた部員も、最後は手を抜く人も、練習に休む人もいなくなってた。目つきと態度が自らの意思で勝ちたいというものだった。
転勤の際私号泣(笑)
自信がついて成長できました。

とにかく応援する。自分のできることを探して続けた


③出来るのは自分が変わる努力と相手の  見方、捉え方を知ること。

⑴悪い物事の見方捉え方をしない

・例えば頑張れない子にたいして

→×ダメなやつだな、根性がないな
→○出来るようになったね、
  ○ここ頑張れば強くなれるぞ!
  ○信じて待つ 
  
 ➖ではなく+のエネルギーを与えること。

・頑張るのが苦手な子たちなど、人には何か思いがあ  
 るのを忘れない   
 →過去に出来なくて馬鹿にされたトラウマ
 →家庭環境の影響でやはり一歩踏み出すのが怖い
 →成功体験がないから自信がない

自分本意でなく相手の真意を知るための努力をしてそのために何が出来るかを考えること。

④まとめ

⑴相手のために何が必要かを感じ考えること。
⑵自分を変えるために行動に移すこと。

結局ひとを変えることは難しい。
私たちに自分の手で人を直接変える力はない。
変えることができるのは自分のみ
自分が変わる努力をし、それを感じてもらえるような行動を取らないといけない。
それが人を変えるための手段だと思う

物事の見方・捉え方
→自分本意でなく、相手も考え幅広く思考すること。
物事の行動の仕方
→自分が変わる努力。人のせいでは何も生まれない。


⑤あとがき

 振り返ると、当時の生徒には申し訳ないことをしたと思います。あの頃に、今のようなことができていれば、きっと今と違う結果になっていて、もっと勝たせることもできたと思います。後悔はあります。

 ありがたいのは、当時の生徒が

「先生、経験ない中で頑張ってくれてたのに、自分たちもガキだったから、ワガママばっかり言って、先生に迷惑をかけてごめんね。」

とわざわざ言ってくれたことです。
彼らが謝ることなんて何一つないのに。
何年目であり教員は教員だから言い訳はできない。

むしろ人のせいにしたらいけないとか、自分が必死こいてやるとか大事なことを教えてもらって感謝しかないですし、あのおかげで今いろんなことができるようになっています。あんな自分を頑張ってくれたと言ってくれて、ありがとうと心から思います。

正直こんなネタをかいていいのか?
周りに伝達できるほどの価値のある内容なのかなと、自信がなくて、書くの怖いなと思うこともありますが、本音を書くことをテーマに始めたので、下手な文章かもしれませんが、少しでも何が伝えられるように継続したいと思います!






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