わんちゃん

高校の体育の教員をやっています。専門はバスケットボール。9歳から23歳は選手として、2…

わんちゃん

高校の体育の教員をやっています。専門はバスケットボール。9歳から23歳は選手として、24歳から現在までは指導者としてバスケットボールに関わっています。主に教育、人を育てるとは、指導者としての思いを中心に、投稿したいと思います。

最近の記事

失敗したときに何を言うか

私は教員採用試験に今年で6回落ちました。 そのうち2回は連続で2次試験までいってます。 当たり前だけど失敗したときって1番辛いのって本人なんですよね。 落ちた瞬間に言われて1番嫌だったこと。 「何がダメだったと思うの?」 落ちてすぐにそんなのわかるわけないじゃん。 落ちた原因を探るのはこれからの仕事でしょ? それが分かってたら今うかっとるわ。 そんなことを思っていました。 悪意がないし、自分のことを思ってくれてるのはわかります。 けど、落ちた本人には落ちた本人にし

    • 謙虚とは

      ここ5年考えてること 謙虚ってなんだろ。 謙虚って難しい。謙虚でい続けるのは本当に難しい。 謙虚じゃない自分。これが私のコンプレックス。 不平不満を言わないとか、感謝の心とか、おごり高ぶらないこととか、偉ぶらないとか。 言葉で言われれば当たり前だし、やったらいけないとわかっているはず。 けどこれらを気がつくとやってしまうのが人の性だよな。 うまく行く時って今あげたこれらを絶対やってない。 けどちょっとでもうまくいくと、気がついたら、偉そうにしてたら、謙虚になく

      • 学校再開して

        学校再開して2ヶ月経とうとしています。 制限はあるが、徐々に日常に戻りかけつつあります。 今年は講師5年目新たな環境でスタートしました。 大好きなバスケットを新しいメンバーでやらせてもらえてすごい幸せだな。やっぱりバスケットに関わるのが好きだなって、自粛期間の分痛感します。 そして部活動を1ヶ月行い色々な先生と関わる中で違和感がありました。今日はそのことについて書きます。 現在の学校は、偏差値40。 頑張ることやキツいことが苦手な子が多いと言われています。(あくまで周

        • 最後の夏が失われる

          甲子園中止がニュースで決定した。 1日そのニュースが流れてる。 報道結果を伝えられるのを聞く生徒の姿がニュースに映るのをみると、泣きそうな気持ちになる。 3年間の全てをかけてきたものを発揮する場もない。 勝ちも負けさえも経験できないで終わる。 こんな辛いことはないだろう。 自分だったら耐えられない。 辛いだろうなんて言葉を インターハイ予選を経験した自分が言うことが失礼かもしれない。 自分達が思っているよりも遥かに高校生達は辛いんだろうから。 「もっと頑張

        失敗したときに何を言うか

          本当の勝負とは。

          ①勝負所 22歳までに人間が岐路に立つ場面 ①高校受験 ②大学受験 ③就職試験 この3回だと思う。 これらの試験を経験し、28年生きて思った。 合格や内定という一つのゴールにたどり着く。 しかしこのゴールはゴールではない。 スタート地点についた新たな始まりに過ぎない。 ②目的が変わってる?入学、入社して何を学ぶ < 試験を通過すること この図式になっていないか? 高校受験や大学受験のために高いお金を親に払ってもらうことで予備校に通い、志望校もしくは滑り止めの学校

          本当の勝負とは。

          学ぶ場を奪う大人たち

          こんばんは。 この写真は大学4年の最後の試合で 骨折したときの写真です 今日は体験学習をテーマにして 〜学ぶ場を奪う大人たち〜 について考えを書いていきます。 話が一瞬それますが私の父親は教員をやっています。私が教員を目指したきっかけの1人であり、尊敬する1人です。 本題になります。 そんな父親とよくお酒を飲みます。 今日飲みながらこれからの教育について話をしました。(よく父とは熱いことを話します) 私たちは小学校の頃に飯盒炊飯とキャンプファイアをやったと思います。

          学ぶ場を奪う大人たち

          恩師②〜教員編〜

          プロローグ 今回は恩師について(教員編) 前回の記事で恩師について(学生時代)かきました。 https://note.com/inukai11/n/n2c2815cbca47 以前の記事で4年間の講師経験を書きました。 https://note.com/inukai11/n/nb813f8121090 4年間の講師経験を見ればわかると思いますが 最初の2年間、本当に残念教員でした。 「こんな奴が教員なんてやるなよ。」 昔の自分にそういってやりたい

          恩師②〜教員編〜

          恩師①〜転機となるK高校の受験〜

          (0)自分の人生を変えてくれた人高校受験。 私の人生はここで変わった。 そこで恩師である部活の顧問に会いました。 過去のノートに書いてあること、考え方、全てこの人の指導があるからなのは間違いないです。 恩師との学びやエピソードを書きます。 (1)3つの基準と最後の直感高校選びの際3つの基準がありました。 ①勉強をしっかりやる学校。 ②厳しく指導してくれる良い指導者がいる。 ③選手をリクルートしない。 理由 ①に関して 当時学年で成績トップにいて、高校でも勉強を頑張り

          恩師①〜転機となるK高校の受験〜

          自分が変わるために行動するという選択をする

          大きく変わるの記事で「コロナ終息後にむけて」の記事を書きました。 今回はそれに通じるようなテーマ どのように物事を見て、どのように物事を捉えるか、どのように行動するかこの見方、捉え方行動の仕方について、講師経験の最初の3年間の部活動わわ取り上げて書きます。 その前に僕が赴任した時に感じたことで3校に共通することを前提に入れていただきたいです。 ・学力が低く県内の底辺校と呼ばれる学校。 ・辛いこと苦手なことがあると逃げちゃう。 ・大人を信じれない生徒が多い。 ①能力

          自分が変わるために行動するという選択をする

          スラムダンクから学ぶ〜支えるプレイヤー〜

          指導する上で何を大事にするか。 教員になってから毎日考えています。 最近ふと思い立ったかのようにある漫画をよみました。 バスケット漫画の歴史に残る 「スラムダンク」(21巻をよみました) みなさんの好きな人物は誰ですか? 主人公であり自称天才の桜木花道? イケメンで、我の強い天才流川楓? 熱血ゴリラ赤木剛憲? みんな大好き3Pシューター三井寿? それとも流川のライバル仙道? ぼくはこの人です メガネ君こと小暮副キャプデン(湘北高校3年) ちなみに昔は流川が好き

          スラムダンクから学ぶ〜支えるプレイヤー〜

          健康のありがたみ

          自粛期間考える時間がたくさんあります。 ふと考えたのは健康ってありがたい。 今日教員選考の勉強で精神疾患を勉強してました。 「精神疾患は神経の機能障害であり若年時から発症することも多い」と書いてありました。 わたしは精神疾患も持病も何もありめせん。 しかし以前の記事で母が重度のうつ病と書きました。 波が激しいので、元気な時は本当に元気だけど、ダメな時は本当に何もできない状態。 多分相当辛いのだろうと思います。なって無いから分かりませんけれど。 けど母親を見て、健康っ

          健康のありがたみ

          大きく変わる〜今何ができるか〜

          コロナ期間になって3ヶ月。 4ヶ月前から多くのものが奪われたと思います。 私の場合、生徒に会えない、部活ができない。 世間では遊び、仕事、マスク、大事な人の命、あげたらキリないと思います。 コロナが流行り、日常の生活をできる有り難み感じてる人は多いのではないでしょうか? 今私たちがやることって言う何か考えました。 終息後に良い社会を作るために、この環境の中でも自分ができることを見つけて成長する。ではないだろうか。 このコロナで教育を行う場を奪われました。 けど、コロナ期

          大きく変わる〜今何ができるか〜

          「誰と出会うか」

          毎週金曜日定例の父親との自宅飲み会です。 最初の記事にもでてきたと思いますが私の父親も教員です。だから教育の話をしたひ、働いてて分からないところをよく聞いてもらっています。 今日は父親の教え子と私の教え子について話します。 2人の共通点は中学校から問題のある生徒という情報があったこと。 ずいぶん昔の話、僕が中学3年生の時、父親の生徒に中学校の時に暴力事件を起こし少年院生活を送ってた生徒がいました。その生徒は僕の中学の3個上のバスケ部の先輩でした。(三個下の僕たちには凄

          「誰と出会うか」

          「失敗」 さっそくしました!

          本日教頭先生に願書を見せに行きました。 先日の記事読んで貰えばわかると思いますが、納得のいくものが書けたと「ノートを始めて理由」のきじにおそらく書いてあると思います。 見せに行ったら。 「ダメだね、内容が薄っぺらい。ありきたりな言葉を並べてあるだけで、熱い何かがこれでは伝わらない。」 チーン 一蹴されました。笑 自信が少しあったからそこから2.3時間だけ凹みました。笑 有難いことは、その後カウンセリング兼願書指導をしてもらい。 自分の本音を、引き出してくれ、ど

          「失敗」 さっそくしました!

          失敗とは

          前回書くつもりだったこの記事。 昨日はふと心の病のことが頭から離れないので書きました。今日は失敗について。 教員(講師)をやって5年目になります。僕がこの現場にいて気になること。 「失敗するなよ」 失敗したらだめなの? 失敗しないでどう成功するのか? バスケの神様と呼ばれたマイケルジョーダンですら試合を決定付ける何万本というシチュエーションで失敗したっていってるよ?けどバスケ界じゃ崇拝されるレジェンド。 失敗しない人なんていないやん。旦那すごい人でも失敗はするよ

          心の病について

          今大きな悩みがあります。 私の母親です。 私の母親は醜形恐怖症と重度のうつ病を患っています。 うつ病はわかると思いますが、醜形恐怖症とはこういうものです。 私の母親の場合、目に関してコンプレックスを持っており、目の血管の数が増えた、目の充血が進んだなど普通の人が気にならないようなことに気になってしまう病気です。鏡を手放すことができないような状態。気がつけば鏡を手に持っています。 若い頃、20代の頃発病し一時はなくなったみたいで、その後私が生まれてから22になるまでは

          心の病について