「教員として、ちょっと悔しいなって」
今の学校は本当に小さいことを相談で拾うことが多い。小さいこととは言いながらも、当事者にとっては一大事なわけで、中には人生を左右するような超重大なアクシデントだと認識して相談室に来る生徒が大半を占める。内容は勉強に集中できない、友達に無視されているような気がする、友達のことが許せない、無気力で嫌になる等々、今すぐ世界が終ってしまうような話は少ないのだが、うちの生徒がすごいなと思うのは、こういうことにも「ちょっと聴いてくれ」と手を挙げられる生徒の多いところだ。普通、抱えて抱えて抱