ケース会議の文化

福祉の業界にいる方なら普通に出たりすることがあるケース会議ですが、学校の中でとなると必ずしも一般的ではないものです。

とある学校の校長先生にケース会議やりましょうとお願いしたら、校長、教頭、教務主任、学年主任、担任、栄養士、事務員まで呼ばれそうになったことがあります。これだとほぼ職員会議ですね。その時は教頭と担任にお願いしましたが、確か校長も同席したと思います。校長はそこでいろいろ情報を共有し、役割分担がされていくのを見て、うわーすごい!と感嘆してました。

生徒の学外、家庭での様子とか顔って先生たちはよく知らないことがあります。たとえば子ども食堂での様子とかは、学校の先生ではあまり知らないでしょう。実際に見に来た先生がいましたが、「学校の顔とは全然違う」と驚いていました。

生徒はその地域の中にある学校に通ってますから、当然地域の中での顔が存在します。その顔を知る手段としても、ケース会議って結構意味があるものです。
学校の中では、福祉の当たり前が通らないことがいくつがありますが、ケース会議もまさにそれです。どんどんやりゃあいいんです。

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