すごく久しぶりに人に会うって

家族以外の他人に顔を合わせることがしばらく無かった子と、なんか知らないけど会えるってことが続いている。理由は特に見当たらないが、新年度に入って多少なりとも自分の中に変化が起きてるということなのだろうか。本人にも分からない、でも確実になにかが変わってきている。
目線が合う、会話が噛み合う、受け答えがしっかりする、笑顔が見られる、自分の意志をはっきり言える、そんな芽が小さくても見つけたなら、それを大切に大切に育てながら、やり取りを積み上げていくことになる。育てるのは学校の中ではなく、多くの場合は学校外で起こる。

ではこの芽は自然発芽なのかというと、そういうこともあるし、そうでないこともある。いつだって対応していく中で、どのパターンにも属さないようなケースだと気がつく。マニュアル通りにいかないのは当たり前、どの文献や事例も全く同じものはなく、支援者はそのケースの個別性に振り回されることが多い。

これを、ワガママと言う教員もいる。気持ちは理解できる。対集団を常とする学校現場では、イレギュラーに振り回されてはしんどくなり、全体に影響も出かねない。
だからこそ、その間に立つコーディネーターが必要なのかなと、いつも考える。

SSWは支援につなぐ役割とか言う人もいるが、学校と離れてしまった生徒と学校をつなぐってのが、ここ最近はとても多いなと感じでいる。

なんかまとまんねえな。

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