季節ごとに変わるディナーコースが夏仕様になりました
本格的な夏が来るのを前に、INTERSECTのディナーコースメニューが新しくなりました。季節ごとに内容が変わるため、このメニューをお楽しみいただけるのはいまだけ。旬の味わいが詰まっています。
まずはアミューズ「グリーンピース ウニ、グジェール キャヴィア」からどうぞ。まるで春巻きの皮のようなパリッとした食感が特徴的なタルトレットに、グリーンピースのエスプーマ仕立てと北海道産のウニをのせました。キャヴィアとサワークリームをのせたミニサイズのグジェールとあわせてご提供いたします。どちらも奥深い味わいながら、軽やかな後口。夏の訪れを予感させるコースのスタートです。
前菜1品目は「真タコ グレープフルーツ ティムールペッパー」。北海道産の真タコを軽くボイルしたあと、グリルで炙り旨みをギュッと凝縮し、ピンクグレープフルーツとレモンのドレッシング、コリアンダーとティムールペッパーをあわせて爽やかな味わいの一皿に仕上げました。
もう1つの前菜はまるでスープ!? 奥久慈卵のスクランブルエッグと、毛蟹をコンソメで軽く味をなじませたものに、カプチーノ仕立てにした静岡・長谷川農産のマッシュルームを重ねた「毛ガニ 奥久慈卵 マッシュルーム」。海の幸ときのこの濃厚なエキスが口いっぱいに広がります。
鮮やかな緑が映える一皿は、魚料理の「真鯛 海藻 ソーテルヌ」です。蒸し焼きにした真鯛にワカメ、海藻バター、貴腐ワインをベースにしたソースを合わせました。仕上げに、セルフィーユ、ディル、エストラゴンなどのハーブとネギオイル、パウダー状にしたあおさをかけて。ぜひ香りもお楽しみください。
メインディッシュは、滋賀県産近江鴨をローストし、自家製ヘーゼルナッツサルサとレフォールを合わせた「近江鴨 ヘーゼルナッツ レフォール」。岐阜の豊かな自然で育まれた彩り鮮やかな野菜を添えて。仕上げに生のレフォールをかけてご提供いたします。野菜はそのときの旬にあわせて変わるため、この一皿だけでも刻々と変わる季節を感じていただけるかもしれません。
デザートは「いちご 焼きたてのフィナンシェ」と「ピーチパイン エルダーフラワー バジル」の2種類ご用意。メインデザート前のお口直しの一皿目は、いちごのピューレを加えたフィナンシェを温かく焼きたての状態で提供します。マリネしたダイス状のいちごを合わせて、いちごのおいしさを一口の中に表現しました。
メインデザートのピーチパインは召し上がられる直前にキャラメリゼした果実と、コンポートして冷やしたものを合わせ、さらにシャーベットとバニラシャンティ、エルダーフラワージェラートを重ねました。温冷の違いで生まれる口当たり、仕上げの香りづけに使用したライムのゼストとミニバジルの上品なアクセントが楽しい一皿です。
新しい季節の訪れを告げるINTERSECTのディナーコース。今季も選りすぐりの食材が日本の各所から届きご紹介しています。ぜひ食材の背景や調理法へのこだわりにもご注目いただきながら、ここにしかない食の旅を味わってみてください。