見出し画像

シニア横田の人生初「還暦でのテレワーク体験記」🏠

こんにちは。株式会社インソース、メディア事業部です。

今回のnoteは、今年還暦を迎えられた弊社のシニアメンバー「横田さん」による、ご自宅でのテレワークに関する内容です🏠

新型コロナウイルスの影響により、否応なく始まった新しい生活様式に苦労されているエピソードと、それらに対するリアルな工夫が綴られています。

大ベテランでも初めての “テレワーク体験コラム” 。数分でご覧いただけるボリュームですので、ぜひお気軽にお楽しみください。


(1)初めての本格的なテレワーク

昨年、2020年の4月と12月に、それぞれ本格的なテレワークに取り組んだ。

還暦を迎え、基礎疾患も抱えているためにリスク軽減の配慮と認識しているが、業務をそのまま自宅で実施するのは人生初めての経験であった。


(2)自宅でのテレワーク環境

出勤時と同様の事務処理が可能な状態に設定された “ノートパソコン1台” を会社から貸与され、同じく常時在宅勤務中の長女と、リビングで同時作業の形となった。

私のテレワークでの主たる業務は、研修会場の管理や研修お申込み状況の分析などで、社内の3システムを同時並行的に処理する必要がある内容。一方で、研修会場における受付・設営などの日常事務は、自分が在宅時には、出勤している方々のみで回さざるを得ない体制となっていた。


(3)テレワークの苦労

高齢者でITリテラシーが高くない私にとっては、パソコン周りの環境設定やZoomのオペレーションに苦労することがあった。特に最初のパソコン立ち上げ時には、システム部などに確認し、手間取りながら何とか設定。

また、PCは画面が小さい1台しかなく、昨年4月時点ではモニタの購入も難しかったので、画面の数字・文字読み込みに難渋し、作業効率も低まってしまった。

長女とリモート会議の時間が重なることもしばしば。2人が同じリビングで同時に作業をしているため、片方の打ち合せが、片方のペーパーワークにおける集中を削ぐこともあった(私にZoomがかかってきて、会話を始めると、時に長女の「チェッ」という舌打ちが聞こえた)。

さらに職場の特性として、弊社における人気研修の状況や集客のトレンド、今後の施策の方針などは、座席での周囲との日常会話で得られる点が多い。テレワークではこうしたコミュニケーションがとれないので苦労した。


(4)テレワーク環境と業務外での環境改善

作業環境については、長女がモニタ1台をプレゼントしてくれたので、12月からの作業効率は相当改善した。

また、通勤時間がないことから時間の余裕が生まれ、分析・資料作成などの「考える仕事」には注力可能なメリットがあった。その余裕を活用し、出勤メンバーに寄っている皺を少しでも緩和すべく、雑用的な仕事は率先垂範で引き受けた。

さて、テレワークは運動不足になりがちため、人手が少ない朝・晩にウォーキングや公園でのストレッチなどを意識的に行い、それ以外の外食、不要不急の外出は控えた。私の主治医によれば、「コロナによるテレワーク者の血糖値などの数値悪化や肥満、腰痛者が増加傾向にあり、憂慮される」とのことだった。

加えて、家庭内でのストレスを溜めないために、北海道・九州などの地方名産品をネットで購入し、家族で会食。さらに、スチームオーブンレンジなど家電の購入や、大型テレビを通じた話題の動画鑑賞により、外出意欲を大幅に減衰させることができた。


(5)テレワークを通しての気付き

テレワークで成果を挙げるためには、メールやZoomなどを活用したコミュニケーションと、そこから得られる情報を取ることが極めて重要であるだけでなく、「家庭内の緊密なコミュニケーション」も無視できない。

同時に、スピーディなデータ入力処理・PC処理などには、弛まぬ向上心を持って取り組むことが大切。

テレワークでもできる限り職場と同じ作業環境を整え、向上心をもって積極的に仕事を取りに行き、また、高齢者としては健康管理面もインフラと捉え、自己管理することが重要と感じた。

以上 2021年2月(横田)

----------------------------------------------------------------------------------


大ベテランの横田さんでも人生初の、 “テレワーク体験コラム” 。いかがでしたでしょうか?

これまでの経験が通用しないこと。だからこそ、これまでの経験を活かして対面と遜色のない仕事を行う工夫と気付き。ぜひ、若手の皆さんからベテランの皆さんまで参考にしていただければ幸いです。

さて、本日のnoteに加え、メディア事業部の在宅勤務ベテラン社員「イシハラさん」によるお役立ちコラムも併せてお読みいただけると、よりテレワークの時間を楽しく効率的に過ごすお手伝いができると思っています。

現在もテレワークを継続していらっしゃる方がいましたら、ぜひ以下のnoteもお気軽にご一読くださいませ~☕