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「私にとっての探究と地域活動」 - BEAU LABO 第11期 ディレクター紹介 vol.04 森 駿介 - Inside BEAU Op.156

今回は、BEAU LABO 第11期 でラボディレクターを務めている学生パートナーの大学生にスポットライトを当てた特集です。様々な思いを持って活動をするディレクター達の思いをご覧ください。


こんにちは!はじめまして!
今期から京都観光まちづくりラボのラボディレクターをしております、森駿介と申します。出身地は福井県坂井市で、現在の所属としては福知山公立大学地域経営学部地域経営学科1回生です。今、締め切りに追われて原稿を書いている、ちょうどこの日の19年前に生まれました(笑)。

自分の今までをお話すると、地域に大きく接するようになったのは高校生からです。高校の部活動で、地元の地域に出て色々な人と出会い、地域課題を探究していく機会が多くあり、それら3年間の経験が大学や現在の活動に繋がっています。


教育やBEAUに取り組んでいくうえの姿勢

「教育」に関して自分が持っているノウハウは限りなく少ないとは思いますが、自ら高校や大学で培ってきた地域活動体験から、少しでもラボ生に還元できるものがあるのではないかと日々模索しています。

例えば、私は高校生の地域活動(それに伴う探究活動)で最も大切なのは、「自分がなぜ地域に出て活動を行っているのか?」その目的を強く持つことだと考えています。その目的は、決して社会を俯瞰的に見たメリットに基づいたものではなく、また、周りの地位が上(大人など)の人に言われたものが基づいていてもいけないと私は思います。

大事なのは(ある意味で)自分勝手になること、自分がなりたい、やりたい、見たいと思い、そのために目標を掲げることだと考えます。本当の意味で「自分事」を解釈する機会を与えられることこそ、地域活動(それに伴う探究活動)が教育に値する理由だと思います。これが僕のラボに対する姿勢に関係していることは間違いないです。


今後検証していきたい仮説

BEAU LABOで行っている観光まちづくりに沿っているかは微妙なところですが、私の思い描く未来は「日本人全員がふるさとを2個以上持つこと」です。
具体的に言うなら「自分が生まれた土地+(いくつかの)自分が好きな町=ふるさと」という認識を日本中のみんなが持てると素晴らしいなと思います。というか個人的に見てみたいです。

僕は高校生の時から現在まで、「百口城主プロジェクト」という福井県坂井市のふるさと納税を活用した継続寄付の事業に関わらせてもらっているのですが、その事業の中で毎年寄付をしてくださった方を城主という形で地域に呼んで、もてなすということを行っています。その方たちは、福井県坂井市のことを「第2のふるさと」のように感じてくれていないかな?と自分の妄想を含みながらも考えています。彼らが地方に来ようとする時にバスや新幹線の中で感じる、安心感やワクワク感が混じった穏やかな気持ちこそ、まさに僕が福知山から福井にサンダーバードで帰るときの気持ちと似ており、この感覚を世界から無くしたくないというふうに思います。

そのために、「日本人全員がふるさとを2個以上持ってもらう」というのが僕のみたい景色であり、今後検証していきたい仮説でもあります。



森 駿介(もり・しゅんすけ)
BEAU LABO 第11期 京都観光まちづくりラボ ディレクター
福知山公立大学地域経営学部地域経営学科1年


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