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コミュニケーションは、試合が始まる前に決まっている事もある No.588

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2022年8月12日 「DAYONE日記」No.588
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。プロフィールは以下の通りです。
https://editor.note.com/notes/nbb31358271e4/edit/
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おはようございます。

すでにお盆休みに入っているので
電車がかなり空いています。

私は、出勤ですが…(笑)

やっぱり、人にとって
コミュニケーションはとても大事だと
思っています。

その中でも、コミュニケーション自体も
大事ですが、正しくコミュニケーションできる
状態・環境にあるかも大事になるのです。

自分が話をする場合、相手が自分の話を
きちんと聞いてくれるかどうかと言うことです。

逆に自分の立場でいえば、
他人の話を聞く場合、こんなことがあるはず。

「この人の話は聞こう、しっかり聞かないと
 もったいない。」

というパターンと

「この人の話をどうでもいいし聞き流そう。
 そもそも、聞く気もない…」

つまり、
どれだけ凄い実績がある人で
役に立つ話をされても、
聞く側がそもそも先程の後者のように、
聞く姿勢になければ
どれだけ良い話をしても響かないのです。

それは、耳を塞いでうわの空と同じ状態。

だから、相手に対して
何か伝え、どのように伝えるかということも
大事ですが、それより以前に
目の前の相手が自分の話を聞いてもらえるように
準備しておくことが大事です。

もしくは、
自分の話を聞いてもらえるように
環境を整えておくことが大事だということです。

なぜ、そう思ったのか?

先日、ある現場を見たからです。
会社の中で、とにかく自分に凄い自信を
持っているAさんが、
上司Bさんに対して説明をしていました。

「俺がいたから、こんなすごいことを出来ました」
「皆んな、俺みたいになるべきです」

というような説明を
Bさんに説明していたのです。

一応聞いている素振りは
見せているBさんですが、側からみれば
明らかに聞き流しているのです。

頷きだけして、目はパソコンを見ているのです。

その光景を見ていると、
根本的にどんな人でも自分の話を
きちんと聞いてもらえる関係性・環境を
整える事がコミュニケーションの第一歩だと
思えるのです。

本当に、
どれだけためになる話であっても

「この人から話はいいわ」

と思われたら、全く相手に
届けることが出来ないのです。

だから、「この人は嫌だなぁ」と思われたら
最初から心シャッターを下されてしまうのです。

この状態になると、
「試合が始まる前に負けている」という状態です。

上司やコミュニケーションする相手も人間。

だから、やはり相手のことを考えることが
大事なのです。

今回の件も、Aさんが上司Bさんのことを考え
必要な報告を短時間だけしたなら
こんなことになっていないのかも知れません。

でも、日常からAさんは、今と同じような
報告スタイルをしているのでしょう。
自分の自慢話を含めて話してしまう…。

だから、Aさんとのコミュニケーションは
前提条件の中で、聞いてもあまり意味がないと
いう意思決定がなされた上で
BさんはAさんとコミュニケーションしている
ように思えます。

だから、聞き流してしまうのでしょう。

改めて、コミュニケーションというのは
まずは話を聞いてもらえることからスタート。

だから、上手に伝える事は
その次のステップだということです。

最初から聞いてもらえる姿勢を
とってもらえるかどうか、これが大事なのです。

新規営業でも大変なのは
まず話を聞いてもらうまで…。
そこまで、とにかく頑張るしかないのです。

そのためにも、環境作りは大事です。

そして、適時コミュニケーションを
図っていく中でも、「相手は聞いているか?」
ということを自ら意識する必要があります。

コミュニケーションというのは、
上手に話せたら良いというイメージがありますが
そもそも考えるべきことは、
相手が自分の話を聞いてもらえるかどうか
ということです。

その観点が向けていると
どれだけいい話をしても…。

だから、正しく人に話を聞いてもらえるような
人間性や実績、雰囲気を意識することが
大事だと改めて感じたのです。

では、皆さま。
今日も良い一日をお過ごしください。

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