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「同床異夢」が自分と他人の違いを教えてくれる No.554

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2022年7月9日 「DAYONE日記」No.554
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。プロフィールは以下の通りです。
https://editor.note.com/notes/nbb31358271e4/edit/
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おはようございます。

早速ですが、「同床異夢」という言葉があります。

これは、辞書を引くと…

同じ床に寝ながら異なる夢を見ること。
転じて、同じ立場、同じ仕事でありながら
考え方や目的が異なっていること

と記載されています。

この言葉を聞くと、いつも会社で部下を持つように
なった頃、少し若い頃の自分をよく思い出すのです。

それは、私が勝手な思い込みと固定概念として…

「仕事をしているのに、
 仕事を一生懸命しない人はいない」

「皆、仕事をしてるのだから、
 仕事で成功したいと思っているはず」

などと思っていたのです。
つまり、他人も自分と同じ考えを持っていると
思い込んでいたのです。

だから、そんな考えでいるから
自分と同じことができないと、特に、
部下に対しては厳しく指導していたように思います。

そして、自分の内面には、

「部下も仕事できるようになりたいと思っているはず。
 だから、多少厳しいことをいっても耐えてくれる」

という謎の思い込みもあったように思えます。
今、考えると、ヤバいすぎる…。
むしろ、アウトですね(笑)

当時は、「成果を出す」ということが
自分の中での最重要項目であり、部下も含めて
皆が同じようなテンションだと思っていたからです。

本当に、大いなる勘違いなのです。
そんな当たり前のことにも気づけずにいた
自分がいるのです。

人によって、それぞれのモチベーション、
それぞれのライフスタイル、それぞれの価値観
があるということに気づけなかったのです。

私がその勘違い・間違いに気づけたのは
部下に女性がたまたま来たことです。

それまで部下は男性しかいなかったのですが
男性だからこそ自分と同じ価値観だと
勝手に思いこんでいた節はあるのです。

でも、初めて女性の部下を持つことで
女性は女性なりの価値観があることに気づけたのです。

それを考えるようになって、
別に男性や女性という区別があるのではなく
男性にも、それぞれ自分自身の価値観や考え方が
あるということに初めて気づかされたのです。

もっと早く気づいておけば良かったのですが、
でもそこで気づけて良かったです。

もしかしたら、その女性の部下を持たなければ
今も同じままかも知れないからです…。

でも、その時の気づきというは
本当に真の学び、つまり、自分の体の中に落ちた
感覚なのです。

学びでも何でも、自分の腹に落ちたという感覚。
自分の体に身体化されたというような感覚でした。

そこで学んだことは、今も教訓になっているのです。
大事な事は、人それぞれの考え方や価値観があり
それぞれ違うという事、
そして、それを受け入れることです。

でも、実は意外とそこに気づけていない人が
多いような気がします。

自分の考えが正しいと相手に押し付けて
しまっているシーンをよく見るからです。

だから、そういうことを
きちんと理解できるようになれば
他人への接し方も変わってくはずです。

そもそも、「同床異夢」という言葉が
私にその時のことを思い出させてくれるのです。

だから、ある意味で私にとって
「同床異夢」はパワーワードになっているのです。

でも、他人の価値観を受け入れる。
これは、当たり前のことのようで本当に難しいです。

私も理解してそうしようと思っても
できたり、できなかったりするのです。

でも、まず意識に残らないと、そうしようとすら
しないのです。

だから、まずは自分の意識に残るように
何度の繰り返す。これが大事になるのです。

やはり、何を身につけようとすれば、繰り返し
反復するしかないのです。

でも、それが自分を高めてくれることになると
信じて今日もまた頑張っていきましょう!!

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