飲食店開業準備 メニュー
こんにちは。まさしです。
今回は飲食店を開業する上で、「こんな料理作りたいなぁ」「これはおいしい」「こんなメニューは面白い」などウキウキしながら考えることができる
「メニュー」についてです。
僕もオープン前のメニューを考えているときは「こんなの他のお店にない」「これは間違いなくうまい」「こんな珍しい食材使いたい」とよく考えていました。
でも、ここでまずは注意してほしいことがあります!
【コンセプトに合っているか】です
メニューを考える前に、お店のコンセプトを再確認してください。
どういうコンセプトでしていくお店なのか、ターゲットは誰なのかがはっきりしていなければ、適切なメニュー作りをすることはできません。
コンセプトに合った、ターゲット層にとって魅力的だと思ってもらうメニューを考えることが大切です。
看板メニューと定番メニュー
飲食店のオープンを予定している場合、「看板メニュー」は、すでに決まっていることも多いです。
それと同時に、ターゲット層のニーズに合った定番のメニューも揃えてください。
いくら日本酒がウリのお店であっても、居酒屋であればビールを置かないわけにはいかないですよね。 看板メニューやお店のコンセプトを大切にするのはよいことですが、固執しすぎて定番メニューにも気をつけましょう。
メニュー数を絞り込む
メニュー数については、たくさんのバリエーションがあればお客さんが満足すると考える人も多いですが、実際は満足度の向上や経営の安定には直結しません。
メニューを増やすだけではなく、絞り込むことが大切です。
お客さんのニーズの幅は広く、全てのお客さんのニーズに合うようにメニューを検討していると、メニュー数が多くなってしまいます。
メニューのバリエーションが多ければお客様が自分の好みに合わせて選べるといったメリットもありますが、メニュー数が多くなることによってデメリットもあるので注意が必要です
デメリットとしては、2つ挙げられます。
1 コンセプトが明確にならない
2 食材の廃棄が発生する
例えば、蕎麦屋に行っておしゃれなカフェプレートや、ワインがあると違和感を覚えたりします
来店する人のなかには、魅力を感じる人もいるかもしれませんが、店舗そのもののコンセプトとは異なるメニューを増やすことによって、何を売りにしているお店なのかわからないという状態になるでしょう。
このようなことからも、「コンセプト」は非常に大切なポイントです
また、メニューの数が多くなることによって、仕入れなければならない食材のミスも多くなります。食材の在庫も全てのメニューを確実に提供するためには、その量も増やす必要があるため、仕入れの費用が増え、資金繰りが悪化します。
さらに、傷んだり腐ったりすることによって処分しなければならない食材も多くなり、廃棄量も増えてしまいます
この様にメニュー数を増やすことによって、原価率が悪化することにもつながります。
そのため、メニューを増やすことだけではなく、検討したメニューの中から絞り込むことがポイントです。
注文をするのに時間を掛けてたくさんのメニューを注文してもらえれば利益につながりますが、お客さんが注文するのに悩んでいると、注文する数は減ってしまうことが特徴です。
さらに、メニューを見ている時間が長くなると、店舗にいる時間も長くなるので回転数が減ってしまいます。
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