緊張がもたらすもの
誰しも、緊張と向きあいながら生活をしています。
緊張することによって…
じわっと嫌な汗が出る
手足に声まで震える
心臓のドキドキがおさまらない
頭が真っ白になる
など…誰しも1度は経験したことが、あるのではないでしょうか。
私も経験したことがない撮影や絶対に失敗の許されないプレッシャーの高い仕事をしていると、緊張して先にあげたような状況になることが、よくありました。
しかし、今は緊張を生む状況に遭遇しても
「緊張している。これはラッキー!」(ドМか)と思えることが多くなりました。
今日は緊張と向きあう方法をご紹介させていただきます。
緊張はワルモノではない
緊張で、ガチガチになっている人に対して
「緊張しないで!リラックスして!いつも通りが大切だよ。」
と言ったりしているのを聞いたことがありませんか。
この言葉が、示すように緊張することは、「集中の妨げになるワルモノ」とされがちです。
「緊張は慣れだよ。場数を踏むと、緊張しなくなるよ。」と言う人もたくさんいます。
しかし、それは経験を得た慣れであるだけで、緊張感がなくなってしまうとどうなるのでしょうか。
例えば、人生経験の浅い5歳の娘ちゃんは、日常生活において、私たち大人よりも緊張の連続を生きています。
補助輪なしの自転車に初めて乗る…、病院で注射を打つ…、など娘ちゃんにとっては、どんなものなのか想像もつかない未体験ゾーンです。
小さい時は、私たちもこのような緊張を重ね、それを一つずつ乗り越え、成長してきたのです。
大人になって、緊張する対象や度合いこそ違えど、成長に繋がることに変わりはないはずです。
緊張することから目を背けないようにしたいものです。
いい緊張・わるい緊張
このように緊張することは悪いことではない。と考えることが出来たら次は、緊張とどう向き合っていくかです。
以前、オリラジの中田敦彦さんが、「緊張」と向き合っていく方法について、とてもわかりやすく、ご紹介されていました。
緊張には2種類ある。
いい緊張
しっかり準備が出来ている状態。
ここまでしっかり準備したのに失敗したらどうしよう?と自分への期待値が上がってしまい、そのプレッシャーで緊張を感じます。
しかし、その多くは、本番直前に緊張のピークを迎え、本番を迎えると徐々に落ち着き、すっと水面が凪のようになった精神状態になる。つまりスポーツでいうゾーンに入っている状態です。
いい緊張を知ることで、集中力を高めることができます。
わるい緊張
準備がしっかりできていない状態。
緊張と言うよりは、不安や焦りの感情が強い。準備ができていないので、失敗の想定もできておらず、緊張感も高まってきません。
直前まであまり緊張せず、本番中に「やっぱり上手くいかない…」「何をしていいかわからない…」「失敗している…」と猛烈な緊張状態を迎えます。
しかし、このような失敗体験もいい緊張を知るためのきっかけ作りになればよいと思います。
泳げない人は、溺れないようにバタバタ身体を動かして余計に沈んでしまいます。しかし、溺れない方法を知っている人は、リラックスしていれば身体は自然に浮くことを知っています。
このように2つの緊張を知っておくことで、不安や緊張を感じた時にも前向きに考えることができるようになるのではないでしょうか。
緊張がもたらすもの
このように緊張は、心を大きく動かし、行動をも変えるきっかけになるものです。
緊張状態を乗り越えることで、自分の殻を破り潜在能力を引きだすことができます。緊張という存在を認め、なくすのではなく活かすことが大切です。
例え、自分の力が、引き出せなかったとしても緊張しているからこそ、伝えることができたり、学べることがたくさんあります。
プロポーズを想像してみてください。「伝えたい想い」が強いほど緊張は激しくなります。相手に想いを伝える時に、緊張しているからこそ伝わることがたくさんあると思います。
このように緊張は、自分の能力を引き出すだけではなく、想いを伝えることもできるものです。
さいごに
緊張していたことを誰かに伝えたり、その瞬間の録画を見返してみると、自分が感じているほど、緊張しているようには見えなかったりするものです。
緊張すると五感が研ぎ澄まされる為、自身の感覚には敏感になってしまうものです。「声が震えているかも…」と思うと、余計にひどくなってきておさまらなくなったりしますよね。
でも、緊張しているのは自分自身だけで、周りの人は対して気にしていないものです。
ある種、開き直りに近いマインドセットを持っておくことも大切ではないでしょうか。
いつまでもチャレンジすることを忘れずに、緊張と向き合い、自身や子どもたちの成長に繋げていきたいものです。
📚 今回学ばせていただいた書籍 📚
具体的に緊張と向き合う方法がたくさん書かれていて勉強になります。
📷 📷 感謝 📷 📷
前回、投稿した「家族で楽しむフォトミュニケーション」がnote編集部のおすすめ記事に選ばれました。半分フザけた内容ですが、お読みいただけると嬉しいです。日頃より温かい目で、優しく見守ってくださるnoterみなさまに心よりお礼申し上げます。
この記事を書くきっかけを与えてくださった髙岸 亮介さんにも改めて感謝!
サークル活動もスタートされました。
この記事が参加している募集
最後までお読みいただきありがとうございました。 いただいたサポートは他のクリエイターさんのサポートと奥さん子どもにあずきバーを買ってあげたいです。