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ふりかえりの会

こんにちは。NPO法人日本インクルーシブ教育研究所の中谷美佐子です。先週日曜日、オンラインで学習・発達支援員養成講座のふりかえりの会を開きました。それには理由があって、学習・発達支援員養成講座は全9回あるのですが、7月と8月は動画視聴にしているため、画面でお会いして対話する機会がないのです。

夏休みで先生達は研修三昧で、保護者はお子さん達の世話に追われるなど忙しい時期。だから7~8月は動画視聴にしてみたのです。そうすると、繋がりが希薄になってしまうということで、希望者だけでもオンラインで集まって話してみようということになりました。

テーマは「自分の感覚」と「いじめについて」。これらをブレイクアウトで対話したそうです。「~したそうです」と書いているのは、この日は私の息子がイギリスから帰国して6日間のホテル隔離が終わった日で、公共交通機関を使わないで広島の自宅へ直行しなければならなかったのです。それで私は息子を関西国際空港まで迎えに行っていたのです。ここで心が折れる事件があったのですが詳細は私のフェイスブックをご覧ください^^; それで、スタッフの井上、中田、石井が中心となってふりかえりの会を開いてくれました。常に精神性を高める努力を続けている日本インクルーシブ教育研究所のスタッフは本当に有能で幸せのエッセンス発信基地と言っても過言ではないでしょう^^/

さて、ふりかえりの会終了後、メールで沢山の感想をいただいたとスタッフが知らせてくれました。久しぶりに仲間に会えて嬉しかった。自宅にいてみんなと繋がれてオンラインならではの良さを感じた。リラックスした中で話せたことがとても嬉しかった。話してみると多様な受け止め方があり人それぞれの考えを知ることができて本当に良かった。など、スタッフもとても心温まる機会をいただいたと私に連絡してくれました。

対話にはポイントがあって、安心した中でなければ対話は成立しないということ。そして、他者の話に対して良いとか悪いとかの評価をせず、肯定も否定もせず、傾聴するということが大切です。自分も相手も意見が違ってもOKなんだというスタンスが大事なのです。日本人は意見が違うと対立と思ってしまう傾向がありますが、欧米では学校で小さい頃から対話の練習をしますから、自分の意見をはっきり言います。その点、日本人は対立を避けるために同調するということが多いのですが、これでは本当の対話にはなりませんし互いの違いを知ることもできません。この辺りをスタッフは心得ていますから、きっと愛にあふれたふりかえりの会になったのではないかと私(中谷)は想像しています。

今回のふりかえりの会では対話の中で人々は多様であるということを理解し、共に成長していくという共通認識ができたのではないかと思います。

本当はこのブログはスタッフが書いた方が良かったと思うのですが、まだブログを書くことに慣れていないスタッフにとってブログを書くというのは実に気が重いのだそうです。それで代わって私(中谷)が書きました。

続いて、学習支援の公開講座があるので紹介します。皆さんは読み書き、計算に困難さをもっている子ども達がいるってご存じですか?LD(学習障害)のある子ども達です。怠けている、やる気がない、努力不足などと誤解を受けているのです。この子達の学び方で学べば学べるのに、他の人のやり方で学ばそうとしている大人達がたくさんいて、子ども達は本当に苦しんでいるのです。そんな子どものつまづきから考える学習支援についてお伝えします。いつでもどこでも視聴できる動画ですのでこの機会に学習支援方法を学んでみませんか?詳細はこちらからご覧ください→ 子どものつまずきから考える学習支援[国語・算数]

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