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多様な発想支援士養成講座step3【ゆうき】2023年12月期『ワーキングメモリと読み障害・書き障害・算数障害』

こんにちは。NPO法人日本インクルーシブ教育研究所の中谷美佐子です。『多様な発想支援士養成講座』の step3【ゆうき】から「ワーキングメモリと読み障害・書き障害・算数障害」を2023年12月~2024年2月に視聴された方々の感想をご紹介します。お話いただいたのはLD児のワーキングメモリについて研究をしている河村暁さんです。河村さんのプロフィールはホームぺージをご覧ください

それでは、受講生の感想をご紹介します。

  • 板書ができない、指示理解が難しい子どもたちがいます。通常級の先生方に理解いただけるよう、この講座で学んだことを活かしていきます。私自身も直接指導することがありますので、どこで躓きがあるのかを知り、その対応を検討実践します。【教員】

  • 読み書き障害について知識としては知っていましたが、なぜ起こるのかが今回の動画でよく理解できました。漢字の書き学習のところでは、視空間領域との関わりがどのようにあるのかが分かり、以前担当していた子どもに同じような様子があったことを思い出しました。(その子どもは漢字を歌にのせて覚えていました)読み学習の前に語彙学習という言葉が印象に残っています。語彙を増やすために経験を増やすことも大切だと改めて思いました。子どもたちの困った様子に気付いた時、どこに困っているのか正しくアセスメントするためにも、教員が正しい知識をもつことが大切だと思うので、紹介していただいた本を読むことから始めます。ありがとうございました。【小学校教諭】

  • 教職大学院には興味が無かったのですが、先生がいらっしゃるのなら行ってみようかなと思えるほど「そういうことか!」「そうだったんだ!」に溢れた講座でした。特に、視空間領域の体験は、確かにそうだ!と。「1234」を「いろはに」に置き換えた時の指を数える自分は、正しくあの子を体験しました。漢字の覚え方も、是非クラスで実践します。また、校内の研修に先生に来ていただきたいと思いましたので、学校で研究部に提案します。子どもの気持ちを理解する教師にまた、一歩近づけました。【公立小学校教諭】

  • 読み障害、書き障害、算数障害といっても、さまざまな要因が絡んでいることがあり、どの子にどのような支援をしていけばいいか、かなり専門的で、あまり具体的な方法が思いつきにくかったです。私が担任をしている学級にも、そのような生徒が在籍しているので、河村先生の著書などを拝読しながら、いろいろ支援の手立てをしていきたいと思います。【公立中学校特別支援学級担任】

2023年9月~11月に視聴された方々の感想を紹介した記事もありますので、ぜひ参考になさってください。

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NPO法人日本インクルーシブ教育研究所ではインクルーシブ教育について学ぶ『多様な発想支援士養成講座』を主催しています。共に学び、共に生きることについて考えながら、人々がゆるやかに繋がっていき、社会全体で子ども達を支えていける社会をめざしています。すべての子どもと大人が幸せに暮らしていけるヒントをつめこんだ動画視聴講座を通して、誰一人取り残されない社会を目指していきたいと思っています。多様な視点をもつ手だてを知ると自分自身がハッピーになって、私たちの周りにいる子ども達も大人達もハッピーになります!

『多様な発想支援士養成講座』は、毎月25日までにお申し込みいただき、翌月1日から3ヶ月ご視聴いただけます。3か月間の視聴で、多様な視点や発想を学ぶことで自分と周りとの違いが見えてきて、この社会がどう変化していけば良いかが見えてきます。そして、受講された方や受講中の方は多様な発想支援士養成講座で学ぶ仲間とつながれる「多様なゆうべ」にご参加いただけます。毎月1回、オンラインで集まり、それぞれが学んだことをシェアしたり、一緒に生きることを考えたり、それぞれの違いに気づいたりしながら、受講者がゆるやかに繋がっていきます。多様なゆうべの日程はドアキーパーから連絡します。多様な発想支援士養成講座の詳細はホームページからご覧ください。

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