悔しいときに、あなたは笑えるか。
僕は、「作家」という仕事をしています。
結構、本気でやっています。
だからこそ、仕事における失敗や、うまくいかなかったときは、心臓の芯から震えあがるほど、悔しがってしまいます。
僕における「失敗」や「うまくいかなかったこと」とは、その作品がウケなかった時のことです。
その瞬間に立ち会うと、すぐに逃げだしたくなってしまいます。
虚しい気持ちや恥ずかしい気持ち、寂しい気持ち、情けない気持ちが複雑に混ざり合って、大きな悔しさが襲ってきます。
しかしながら、批評されないことには進歩がないので、僕は誰かに批評を求めます。その批評がどんなものなのか、じっくりと味わいながら、うまくいかなかったことを実感します。
ちなみに、今日も僕は、うまくいきませんでした。
僕の創り出したものに対して、厳しい意見がたくさんあったり、自分じゃなくて他の人が選ばれていたり、興味を示してくれなかったりと、全然結果を残せない一日でした。
ただ、その時に僕は、笑っています。
別に、頭がおかしくなったわけではありません(笑)。
「くっそー。そうか・・・(笑)。じゃあ、どうしようかな?笑」
そんな言葉を口ずさんでいます。
何がダメだったのか、どう変えればいいのか。
原因を分析したうえで、次に何するのかをその場で企んでいます。
そしてまた、試すことを何度も繰り返します。全く懲りずに、しつこく連打しつづけていきます。
別に、僕は格段ポジティブなわけではありません。常にネガティブアンテナバリバリです。誰も信頼できないほどに人間不信ですし、沖縄出身なのになんくるないさ(沖縄の方言で、「なんとかなるさ」という意味)の精神で生きたことはありません。
ただ、ネガティブ人間でも、悔しさを楽しむことはできると思います。
今度は、どうやったら笑ってくれるんだろう?
今度は、どんな手を打って黙らせてやろうか?
今度は、どうにかして振り向いてもらえないだろうか?
そんなことを考える時間に全神経を注げば、もう悔しさを楽しんでます。
みんながみんな、そうではないかもしれませんが、悔しさを楽しむように心がけていけば、きっと結果に苦しまないでも済むと思います。
僕は、毎日noteで発信していて、閲覧数やスキ数に応じて悔しい思いをしているので、ほぼ毎日悔しい思いをしています(笑)。
ただ、毎日更新できている理由は、悔しさを楽しんでいるからです。
この考え方が、僕の頭の中にあって本当に良かったなと、心の中から強く思うので、自信をもっておすすめします。
これを読んでいるあなたも、是非、悔しさを笑って迎えてください。
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