バイリンガルとバイカルチュラル
カタカナで書くと読みにくい気がしますね。bilingualと bicultural とした方がしっくり来るかも知れません。例えば日本語と英語の両言語に堪能ではあるけれども、日本とイギリスの両文化に精通しているとは限らない、というような場合に、この言葉の使い分けが生きてきます。もともと2言語を使用する国として、例えばアフリカ諸国があげられます。彼・彼女らは、公用語として英語を使用し、母国語として、○○語(スワヒリ語など)を話しますね。しかしながら、彼らは二つの異なる文化圏で生活している訳ではありません。彼らはあくまで「アフリカ文化」に属しながら、2言語を使用しているに過ぎません。
ここで、イギリスで暮らす日本人の子どもたち、というくくりで見てみましょうか。彼・彼女らは、イギリスの現地校に行っている間、日中はイギリス文化どっぷりで生活をします。そして、帰宅後は、日本人のお友達と遊んだり、日系の塾に行ったり、日本食を食べたりして、日本の文化・社会で過ごすことになります。つまり、イギリスで暮らす日本人の子ども達は、バイリンガルであると同時に、バイカルチュラル、と言うことができます。
海外で生活していて感じるのですが、超えにくいのは、言葉の壁より文化の壁のような気がします。大人は特に、英語が堪能になっても、例えば「イギリス人に寄せた暮らし」をするのに抵抗があったり、仕草までもイギリス人風にしたりするのは難しいのではないでしょうか。
その点、子どもというのはすごいです。色んな壁を取っ払って受け入れて、ごく自然にその国の生活に順応しています。もちろん大変なことも多い海外生活ですが、そんな自分を誇りに思って前に進んでいってくださいね🎵日本に帰ってもね、自信を持って過ごしてください☺
別れの多い春ですが、皆様に幸あれ!
白間
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